美容師が使うハサミの適正な値段はいくら?
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株)美テラシー代表
活動名:Hazime
〇都内でサロン経営12年
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美容師が仕事で使うハサミは、値段の幅が非常に大きいです。
安いものであれば一万円以下で手に入るものもありますし、高いものになると何十万円という価格のものも存在します。
価格がピンキリの美容師の使うハサミですが、安いハサミと高いハサミでは一体何が違うのでしょうか。
そして実用性を考えた場合、美容師が使うハサミの適正な相場とはどのぐらいなのでしょうか?
美容師の使うハサミの適正相場はおいくら?
私は仕事道具に対する愛着があまりないタイプの人間なので、実用性・機能性重視で仕事の道具を選びます。
複数のハサミ屋さんからハサミを購入していますが、合金製のハサミの適正な価格は50,000円から100,000円の間だと言われます。
美容師が使うハサミの材質には大きく分けて2種類存在し、1つはステンレス製、1つは合金製です。
美容師の使うステンレス製のハサミと合金製のハサミの違い
ステンレス製は価格が安く、高いものでも30,000円から40,000円で購入することができます。
合金製はもう少しお値段の張るものが多く、50,000円から100,000円以上するものもあります。
ステンレス製のハサミは、ハサミを研いだ直後は恐ろしいほどよく切れますが、合金製のハサミに比べると早く切れ味が落ちるという欠点があります。
ハサミを研ぐ回数が増えると、その分刃が薄くなり、硬い髪を切る力が失われてしまいます。
そのため、ステンレス製のハサミを使用する場合は2 〜3年で買い換える必要があります。
私はなるべく研ぐ回数を減らしてメンテナンスを楽にしたいので、合金製のハサミを好んで使います。
私がハサミを研ぐ頻度は半年に1回です。
長く使っているものだともう12年使っていますが、いまだに現役選手です。
もしも落として刃が欠けてしまったり、合わせが狂ってしまったりするとハサミの寿命が著しく短くなってしまいます。
でも、お手入れさえ正しくしていれば何十年と使えるのが合金製のハサミの良い所です。
何十万円というハサミは美容師の自己満足の世界
何十万円というハサミは、オーダーメイドのハサミであったり、刻印などオリジナルの加工を施した場合にかかる金額です。
ハサミをコレクションする美容師の人の中には、そのぐらいハサミにお金をかける人もいます。
個人的には、まだお金がないアシスタントの時期は人間の髪の毛ではなく、合成の髪の毛を切る機会も多いので、ステンレス製のハサミで十分なのではないかと思います。
後は目的に応じて、
- バシッと正確に切れる剣刃のハサミ
- スライドカット(削ぎ)に向いた笹刃のハサミ
- 髪が引っかからず抜けの良いすきバサミ
最低限この3本があれば私は充分かなと思います。
ちなみに美容学校時代に支給されたハサミはステンレス製で4万円のものでしたが、錆がでてしまったため今は文具用鋏に格下げしています。
ですが、それでも普通の文具ばさみとは比べ物にならない切れ味で、紙なんてスパスパ切れます。
もう20年も前のハサミなのにですよ?
髪を切るために使われるハサミの切れ味が、どれだけ精度の高いものが求められるのかが自分自身で一番よくわかる出来事でした。
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