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超絶ブラックの大型チェーン美容室で心身ともにボロボロに

角谷 滉一
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角谷 滉一
⇑でインスタもやってますので覗いてみてくださいね。 ヘア&頭皮ケアの専門家。都内で独立開業10年の現役美容師◆ヘアケアマイスター、健康管理士1級、色彩検定2級保有。
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自分にとっては、個人店から初めての大型店での勤務経験になりました。

シャンプー台が今まで経験のない、後ろから洗う方式(リア式シャンプー台)でしたし、多人数の職場も未体験だったので、かなりの不安がありました。

人材紹介会社を通しての転職でしたが、社長との面接で説教をされるのが慣例になっているとエージェントから聞いていたので、面接は過剰な緊張状態で臨みました。

緊張しすぎていて、当時何を話したかはよく覚えていませんが、なぜか説教をされず、褒められました。

でも、波長の合う社長の職場だから大丈夫だと思ったのが甘すぎました。

 

超忙しくて、回転最重視の大型店で叱られまくる毎日

配属された店舗は駅前の好立地で、非常に繁盛している店舗でした。結構ヒマなことが多かった以前の職場とは、まったく空気が違います。

個人店ではお客さんへの細やかな気配りを求められることが非常に多かったのですが、大型店で求められるものは全く異なりました。

求められたものは、常にスピード、スピード、スピード。「S3」という言葉が「急ぎで」の意味で使われていた、というよりも常時S3モードを要求されました。

スピードを求められる仕事を経験してこなかった自分には決定的に欠落していたスキルだったので、その点が最も苦労しました。

3年目アシスタントなのに、1年目の人と同じぐらいのスピードの仕事しかできません。もちろん叱られてばかりです。

もはや毎日「叱られるのが仕事」という環境でしたが、ただでさえ年上アシスタントでの入社だったので、「使いにくい」と思われないようにしよう、という覚悟は持っていました。

とりあえず何でも謝るようにして、言い訳をしないようにしていました。

それを続けた結果として、面白いことが分かりました。

世渡りのできない自分が、態度の違い一つで見られ方が変化することに気づいた

言いやすいから、細かいことでもなんでも注意されるし、言いたい放題言われる。

その代わり、普段言い返さない分、反発したときに自分の味方をしてくれる人が増える。

つまり、「あの我慢強い角さんが起こるんだから、よっぽどのことだ」という見られ方をするという現象が起きたのです。

正直なところ、揉めた先輩も、自分も同じぐらい非があったので五分五分のトラブルでしたが、自分への同情票が圧倒的になりました。

本来は自分の感情に正直な言葉を発してしまう性格なので、こんな見られ方をしていたんだと気づき、この経験は大きな学びになりました。

華やかさとは無縁。水も飲めない、トイレにも行けない過酷な労働環境

お店のトップの人たちの売上と仕事量は凄まじいものがあり、一つのお店の中で月収70万円稼げている人と、月収15万円以下で毎日がカツカツのアシスタントの格差社会が形成されているようでした。

休憩どころか、忙しい週末になるとトイレに行くことはおろか、水を飲む暇もありませんでした。

喉が渇きすぎて、シャンプー台のシャワーの吐水口に、口をつけて飲みたい衝動に駆られてしまう。どこの砂漠にある美容室なんだと言いたくなります。

正直、30歳を過ぎてこのお店で続けるのは体力的にきついかも、と20代前半の自分が感じました。

実際に30歳以上のスタッフがとても少ない若いお店だったので、その未来は現実的な想像でした。

チェーン店はお客さんの掛け持ちを限界までして、回転重視で売り上げを伸ばすのが常なので、数字を徹底追及するというか、上の人たちが数字のことしか話さない美容室でした。

新卒で入ってきたスタッフは「お金の話ばっかり!」といって愚痴をこぼしていました。一応先輩になる自分も同意見だったので、慰めの言葉も見つかりませんでした。

14連勤、残業代ゼロ、社会保険未加入。某和民も真っ青の超絶ブラック

何より、その会社の仰天だったことは、従業員100人以上規模の会社であるにも関わらず、社会保険に未加入で、シフトによっては14連勤になるのが当たり前、朝は営業時間前からビラ配りと「朝練」、夜は終電まで練習、会議があっても何があっても残業代は1円も出ないという超絶ブラック企業でした。

20時になったら業務中でもタイムカードを切るという謎の慣習がありましたが、まだまだ雇用関連の情報には疎い業界だったので、誰も異を唱える者はいませんでした。

拡大路線の会社の方針だったので、「新しいお店を毎年必ず1店舗は出す。お店の拡大が君たちの新しい活躍の場となるから、一緒に頑張ろう」という、カリスマ性の高い社長の教育によって皆が動いていました。

何よりも衝撃的だったのは、後々知ったことではありましたが、当時26歳の若いやり手の店長の女癖の悪さが異次元だったことです。

1店舗目の7股チャラ美容師を軽々と凌駕してしまう、語り継ぐ価値があると思えるほどの、まさに異次元の伝説を誇ります。

歴代ぶっちぎりナンバーワン!異次元レジェンドのチャラ美容師

次回に続く。

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