KAMIKAカミカ×haruシャンプー徹底比較。どっちを選ぶかもう迷わない。現役美容師が公正ジャッジ

リンスを使わず簡単&手間なしで済むため、近年ネットで大人気の「オールインワンシャンプー」。
その中でも常に人気ランキングのトップを争っているのが「KAMIKA黒髪クリームシャンプー」と「haru kurokamiスカルプシャンプー」です。
どちらも「黒髪」という言葉が並んでおり、白髪が気になり始めた人にとってはどちらを選んだらよいのか分からないですよね。
そこで今回は、カミカとハル両方の口コミレビュー記事を書いた現役美容師の私が、2つの違いを徹底比較していきます。あなたに合うのは、カミカとハルのどっちでしょうか?
もくじ
KAMIKAとharuの最も違うポイント
KAMIKAシャンプーとharuシャンプーはいずれもリンス不要のオールインワンシャンプーで、泡立ちの有無が最も違うポイント。
ハルシャンプーは、普通のシャンプーと同じように「泡立てて洗う」のに対して、KAMIKAシャンプーはまるでトリートメントを地肌に直接揉みこむような洗い方です。
次からは、19の項目別でKAMIKAシャンプーとharuシャンプーを徹底比較していきます。
kamika VS haru 徹底比較表
KAMIKAシャンプー | haruシャンプー | |
商品画像 | ![]() |
![]() |
洗浄力 | LOSE | WIN |
パサつきケア | WIN | LOSE |
ボリュームアップ効果 | LOSE | WIN |
くせ毛のうねりケア | WIN | LOSE |
白髪のケア効果 | ー | ー |
育毛効果 | ー | ー |
ヘアカラーの染まりやすさ | LOSE | WIN |
敏感な頭皮への対応 | LOSE | WIN |
香り持ち | WIN | LOSE |
ヘアカラーの色持ち | WIN | LOSE |
安全性 | LOSE | WIN |
価格 | LOSE | WIN |
返金保証 | LOSE | WIN |
低刺激性 | LOSE | WIN |
髪のツヤ | WIN | LOSE |
クシ通りの良さ | WIN | LOSE |
髪のまとまりケア | WIN | LOSE |
使いやすさ | LOSE | WIN |
時短 | LOSE | WIN |
kamika VS haru 比較 洗浄力
KAMIKAシャンプーとharuシャンプーは、どちらも頭皮を適切に洗える洗浄力です。しかしKAMIKAシャンプーは髪に付いたヘアバームやスプレーなど、重い整髪料の汚れをやや落としにくいという弱点があります。
そのため洗浄力では、髪の汚れも落としやすいharuシャンプーの勝利です。
kamika VS haru 比較 髪のトリートメント効果
haruシャンプーは髪にハリコシが出る反面、傷んだ髪だと髪を乾かしてからパサつきを感じることがあります。
いっぽうKAMIKAシャンプーは傷んだ髪でもサロントリートメント後のようなツルツルの髪に仕上がるので、トリートメント効果はKAMIKAシャンプーの圧勝です。
kamika VS haru 比較 ボリュームアップ効果
どちらも髪をふんわりと洗い上げられるのですが、比較した場合は軽い仕上がりのハルシャンプーの方がもっと髪にボリュームを出せます。
よってボリュームアップ効果ではharuシャンプーの勝ちです。
kamika VS haru 比較 くせ毛のうねりケア
髪の内側と外側にたっぷりのうるおいを与えることで、くせ毛はまとまりやすくなるもの。しっかりとトリートメントをしたような髪にできる、KAMIKAシャンプーに軍配が上がります。
kamika VS haru 比較 白髪のケア効果
KAMIKAーharu
KAMIKAもharuも、どちらも白髪にアプローチする成分が配合されている高機能なシャンプーです。
ただし、成分の配合量はメーカーの「中の人」しか知らないことなので、正しい比較はできません。
なので白髪のケア効果は引き分けとなります。
kamika VS haru 比較 育毛効果
KAMIKAーharu
シャンプーで育毛効果を確かめるのは、状態の個人差と時間が壁になるので、なかなか困難なことです。
どちらも頭皮を適切な状態に洗えるシャンプーなので、引き分けとします。
kamika VS haru 比較 ヘアカラーの染まりやすさ
シリコンはヘアカラー(特に白髪染め)の色を入りにくくするというデメリットがあります。
とは言っても、KAMIKAにヘアカラーの発色を妨げるほどのシリコンが入っているとは考えられません。
(シリコンオイルの配合順は、成分表示の「16番目」なので、ごく少量です)
強いて比較するならノンシリコンのharuシャンプーがウィナーです。
kamika VS haru 比較 敏感な頭皮への対応
KAMIKAとharuは、どちらも「頭皮に優しいシャンプー」だと判断して間違いありません。
強いて比較するなら、「成分が合わない」というトラブルを引き起こす、ナンバーワンの原因成分は合成香料です。
なのでKAMIKAシャンプーの香りは私も好みですが、ここは天然香料のみで作られたharuシャンプーの勝ちになります。
kamika VS haru 比較 香り持ち
haruシャンプーはカドのない爽やかなシトラス系の香り、KAMIKAシャンプーはシャボンのようなオリジナルのマリンノートです。
どちらも文句なしによい香りですが、合成香料も配合しているKAMIKAシャンプーは残り香が楽しめます。
したがって香りの比較では、香り持ちに優れたKAMIKAの勝ちです。
kamika VS haru 比較 ヘアカラーの色持ち
色持ちを良くする成分(主に「ヘマチン」)は、KAMIKAとharuどちらにも配合されています。
他の比較要素で最も「ヘアカラーの色持ち」に影響するのは、洗浄力の差です。
洗浄力がよりマイルドなKAMIKAシャンプーのほうが色持ちはアップするので、ここはKAMIKAの勝利です。
kamika VS haru 比較 安全性
どちらも全く問題のない、高い安全性を備えているシャンプーです。
「天然成分100%で作ること」にこだわり、合成香料を使っていないharuシャンプーが僅差での勝ちとします。
kamika VS haru 比較 価格
単純なコスパで比較した場合は、ハルシャンプーの勝利です。
kamika VS haru 比較 返金保証
KAMIKAには20日間、haruは30日間の返金保証期間が付いています。返金保証期間の長さではharuシャンプーの勝ちです。
kamika VS haru 比較 低刺激性
KAMIKAには清涼感を出すメントールがわずかに配合されています。クリームシャンプーを使い始めた時は、清涼感がゼロだと「洗った」という実感が湧かないからです。
中にはメントールのわずかな刺激に敏感な人もいるので、ここではharuシャンプーの勝ちとします。
kamika VS haru 比較 髪のツヤ
KAMIKAシャンプーで洗ったときにまず実感するのは、天使の輪が出現すること。髪のツヤツヤ感勝負では、KAMIKAシャンプーの圧勝です。
kamika VS haru 比較:クシ通りの良さ
自然なうるおい感のharuシャンプーは、時間が経つと手ぐしが少し引っかかる人もいます。
kamikaは髪を乾かして時間が経ってもサラサラのクシ通りを保てるので、クシ通りの良さはkamikaが上です。
kamika VS haru 比較:髪のまとまりケア
髪のまとまりに影響するのは保湿力の差です。クリームシャンプーのkamikaはharuよりも髪の保湿力が上なので、まとまりケア効果もkamikaが上になります。
kamika VS haru 比較:使いやすさ
多くの人が日ごろから使い慣れているのは、泡立たないクリームシャンプーよりも泡立つシャンプーの方です。
kamikaもすぐに使い慣れますが、今まで使っているシャンプーと同じように使えるharuシャンプーに軍配が上がります。
kamika VS haru 比較:時短
どちらも洗ってから5分ほど時間を置いたほうが、トリートメント効果はアップします。
そして頭皮~髪にクリームシャンプーをまんべんなく行き渡らせるのは、泡立てるだけのharuシャンプーよりも多少の時間が必要です。
そのため時短勝負ではharuの勝ちです。
カミカシャンプーが向いている人と、ハルシャンプーが向く人の違いは?
同じ「オールインワンシャンプー」とはいっても特性が大きく違うので、ここで明記しておきます。
- お値段が少し張っても、髪のサラサラ感やツヤ(髪のケア効果)を重視したい人はカミカシャンプー
- 徹底した安全性の高さ(頭皮への低刺激性)と、お手頃な価格&時短を重視したい人はハルシャンプー
この2つの基準で決めてしまって、まず間違いないと思います。
KAMIKAとharuの価格(コース)はどう違う?
KAMIKAシャンプー | haruシャンプー | |
通常価格(単品税別) | 6,380円 | 4,070円 |
定期コース(毎月1本) | 2,480円(初回68%OFF) | 3,256円(毎回20%OFF) |
定期コース2回目~ | 600g×2パック12,980円(32%OFF) | 400ml×3本9,157円(25%OFF) |
定期2回目以降1本あたりの価格 | 4,327円 | 3,052円 |
全額返金保証期間 | 20日間(初回の1本が対象) | 30日間(初回の1本が対象) |
定期縛り(回数縛り) | なし | なし |
haruシャンプーとカミカシャンプーで、定期コースのシステムに違いがあります。
- haruシャンプーの定期コースは、2つある。毎月1本が自動的に届くコース(20%OFF)と、まとめて3本届くコース(25%OFF)
- カミカシャンプーの定期コースは、翌月から3ヶ月ごとに詰め替えパウチ600g×2(約3ヶ月分)が届く
初回の1本だけが返金保証対象なのは、KAMIKAとharuで同じです。
KAMIKAとharu、価格の差は何の違い?
価格差に一番大きく影響しているのは、トリートメント効果の違いだと思います。
KAMIKAはロングヘアだと2週間でなくなるので、コスパはharuシャンプーの勝ちです。その代わりKAMIKAは、ハルシャンプーではまず出せない髪のツヤ&思わず撫でたくなる触り心地の髪になります。
まとめ
KAMIKAもharuも、「白髪」「安全」「これ一本」と似たようなメリットを打ち出しているので、購入前から両者の違いを判断するのは難しく感じますよね。
なお「白髪を減らす効果」が気になってしまう人も多いと思われますが、どちらも短期間では効果を見極めにくく、効果の個人差も大きいので、比較が不可能です。
なので「白髪への効果」は、購入を検討するときの比較項目から外してしまった方が分かりやすくなると思います。
KAMIKAシャンプーとharuシャンプー、それぞれを口コミレビューした記事はこちらです。興味のある方は、ぜひ両方を読み比べてみてください。
KAMIKAシャンプーとharuシャンプー、それぞれの全成分を完全解析した記事は、こちらからご覧いただけます。