動画や音声での発信に「猛烈なメンタルブロック」が常時発動している件について

私はものすごく苦手意識の強いことがあって、それは文章以外での情報発信です。
(正確に言うと、自分から「発信する」こと自体への苦手意識も、いまだに全然なくなっていません)
理由は色々ありますが、一番の理由はHSPの資質も強いミソフォニアだからだと思ってます。
「顔出しの発信してるなら、音声や動画も出せばいいのに」
という意見も周囲からよくもらっているので、今回は私が文章発信以外に強烈な発信ブロックがある経緯についてお伝えします。
もくじ
私はミソフォニアかつ、HSS型HSPの人
ミソフォニアについて調べている方は、もう少し認知度の高いHSPについてもご存じの方が多いのではないでしょうか。
簡単に説明すると、HSP(ハイリ―・センシティブ・パーソン)とは、感受性のアンテナが強すぎて生きづらい資質の人々です。
人口のおよそ5人に1人はHSPの資質を持つと言われますが、そのうちの6%はHSS型HSP(外向型HSP)だと推察されています。
HSS型HSPとは?
HSPは刺激に敏感で怖がりな資質ですが、HSS型HSPの人は新しいことが好きで、傷つきやすいのに自ら刺激を欲するタイプのHSPです。
私はこの「HSS型HSP」の特性も強く出ているので、無理くりカテゴライズするのでしたら
「HSS型HSP型ミソフォニア」という、意味不明の分類に該当します。
HSS型HSP型ミソフォニアの私が、「発信できないブロック」に悩むワケ
HSPは「細かいことが気になって、一人で考えこんでしまって沼にハマる」という自爆のような行動を繰り返す傾向にあります。
私ももれなくその特性があるので、余計なことを色々考えすぎるせいで、動画や音声での発信になっかなか踏み切れないのです。
分かりやすく伝えるためには、もしくは人それぞれのニーズに合った形で情報を届けるには、動画や音声が効果的だと頭で理解はしています。
なのに、考えすぎてしまうんです。録音や収録はやってみるんですが、毎回頓挫します。
- 自分の声が、ミソフォニアの人にとって不快だったらどうしよう
- 一対一ならスラスラ話せるのに、画面やマイクに向かって話すと、途端に脳がフリーズする
- やるべきことをリストアップして、タスク化して優先順位まで決めているのに、いざやろうとすると思考停止
「ここまで進めておきながら、なんで毎回手が止まってしまうんだ」と、いつも自責のストレスに駆られます。
実は今回お伝えしている内容を「出す」こと自体にメンタルブロックがあった
どうやら私の中には、「自己消化できていない悩みを、発信してはいけない」という思い込みがあったようです。
情報発信で、はるかに先を歩く恩人から「そのままの悩みを出しちゃったほうがいいよ」と諭され、脆い決意が揺るがないうちに投稿してしまうことにしました。
例えるのでしたら、私はいつでもアクセルとブレーキを両方踏みながら進んでいる感じです。
こんな表現で、私の抱いている感覚が伝わるでしょうか?
もちろん、こんな些細なことで悩むぐらいの私なので、いま発信しているミソフォニア情報の内容については自信を持っています。
今月こそは(と言い続けてはや2年)、文章発信以外も実行したいです。
文章だけを読んでいる人からは「お堅くて冷静な人」と思われがちですが、多分そんな人ではないと思います。
なぜ私は、自分の「できないこと」をやろうとする?
私ももう今年で40歳になりますが、年を取って「できないこと」が増えるのは、嫌なんです。
生きている限りは、新しく「できること」を増やしていきたいし、成長したいと思うので、(休み休みですが)発信を続けています。
そして、こんなにもゴチャゴチャ余計なことを考えて、また懲りずに発信しようとする理由は、
なんとしてでも、ミソフォニアの問題を抱えている人へ、「人生の角度」を一ミリだけ上げるお手伝いがしたいからにほかなりません。
なるべく早い時期からミソフォニアのとらえ方・考え方・向き合い方を知ってもらうことができれば、10年後の人生には大きな違いが出ると思うからです。
ミソフォニアで発される負の感情に飲み込まれてしまって、イライラや心身の不調で台無しになってしまう10年後は、あまりに悲しいですから。
できれば、私の発信を見てくれているミソフォニアの方には、自分の感情の適切な扱い方を学んでほしいと思っています。
ミソフォニアと負担なく向き合っていくためには、感情への理解を深めることが欠かせません。
感情の理解には、たくさんの「気づき」を得てもらう必要があるので、少々時間はかかると思います。
なにせ私も「発信できないブロック」を解除するのに、かれこれ2年以上かかっているのですから。
ミソフォニア専用メルマガではミソフォニアのストレスを減らす具体的な対処法から、感情についての深い話まで、濃い内容をお届けしていると思います。
私が動画発信や音声発信を実行に移せるまでの間は、メルマガが一番新しい情報をお届けできると思うので、ご興味ある方はぜひ登録して、購読してみてくださいね。
ではでは。