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嫌な出来事が無限リピートされる「トラウマ記憶」の辛さを手放す3つのコツ。過去を過去として終わらせるためには?

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株)美テラシー代表 ミソフォニア専門家。 6歳の時にミソフォニアを発症した、ミソフォニア歴34年の当事者です。 2021年からは、美容情報サイトから刷新して、ミソフォニア問題の認知を広げ、ミソフォニアの苦悩を解消するための情報発信を行っています。
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ミソフォニアの悩みでご相談いただく方には、トラウマ(思い出すだけで辛くなる記憶)を抱えている方が本当に多いなと思います。

不快に感じる音を聞いた時に考えていたことを際限なく思い出してしまって、何度でも嫌な気持ちになってしまうトラウマ。

今回はミソフォニアの人がトラウマ記憶を作ってしまいやすい原因と、トラウマのとらえ方を変えて、楽になる方法をお伝えします。

なぜミソフォニアの人は、トラウマで苦しみやすい?

ミソフォニア当事者が反応するようになってしまった音を回避せずに聞き続けると、否応なしにトラウマ記憶が作られてしまいやすいです。

特に我慢の限界を超えて不快な音を耐え続けるという経験を繰り返した人は、自分の意思でトラウマ記憶を制御しづらくなっています。

不快な体験からくるトラウマとは、どのように向き合えばラクになる?3つのコツ

トラウマは向き合い方を知らないと、とてもしんどい思いをします。私が実践してきた過去の嫌な記憶に苦しまないためのコツは、3つです。

トラウマ記憶の辛さを手放しやすくなる「自覚」「ルール設定」「受け入れ」それぞれのコツをお伝えします。

「いまトラウマ記憶の無限ループに突入している」と自覚する

まず大事なことは、今自分が嫌なことを思い出すループにはまっているんだと自覚することだと思います。

もう考えても仕方がないから、考えるのを今すぐやめよう、と自分の意思で終止符を打つことができれば、それが1番です。

苦しみを抱え込まないためには「視野」を取り戻す

考えるのをやめるのは無理でも、自分の状態を自覚する=客観的な視点を取り戻せるだけでも、視野狭窄して余計につらくなる状態からは抜け出しやすくなります。

「1つのことしか考えない」と自分ルールを決めて、守る

トラウマ記憶というのはとても厄介で、1つの体験だけではなく、他の嫌な出来事も連鎖的に思い出してしまって、ますます辛くなることがよくあります。

でも、過去の嫌なことをどんどん思い出してしまった後は凄く疲れてしまうし、思い出すメリットはなにもありません。

オススメなのは、嫌なことを思い出してしまった時に、2つの自分ルールを設定して、それに従うやり方です。

  1. 嫌な過去を思い出してしまったときは、1つのことしか考えない。
  2. 今の問題のことだけを考える。

過去にあった不運な出来事を嘆いたり、関係していた誰かを恨んでも、憎しみがますますエスカレートしてしまうだけです。

乱れない自分を守って、心穏やかな時間を奪われないためにも、シンプルな2つの自分ルールに従う癖をつけてみましょう。

「トラウマがある」という事実の受け入れ方を、すこしずつ変えていく

「こういうことがあった」という事実を否定しようとする気持ちが働くことで、エネルギーをムダに消耗する葛藤が生まれてしまいます。

 

過去にこういう事実が確かにあった。

そして嫌だった体験は、確かに自分のトラウマになっている。

そういう自分もあって、今の自分がある。

忘れられないくらいのトラウマ記憶があるからこそ、これからの自分はこう生きていく。

 

といった形で、過去と今を明確に区別して、今生きている自分、これから生きていく自分にフォーカスを当てられるようになると、ずいぶん心が楽になります。

この「あったからこそ思考」を習慣づけていると、いずれ自分を苦しめていたトラウマは、トラウマではなくなります。

私の体験と「トラウマ手放し」の実例

そんなの想像できない、と言う方もいると思うので、どれぐらいの出来事が「トラウマじゃない」と思えるようになるのか、私の実例をお伝えします。

私の父は体罰と精神的な追い詰め方が非常にきつい人だったので、子供の頃にお仕置きされたときの内容は今でも鮮明に覚えています。

 

・全身があざだらけになるまで、竹刀で100回叩かれる

・溺れた経験があるのに、水風呂に頭から突っ込まれる

・紐で縛られて天井から逆さに吊るされる

 

思い出すとキリがない位バリエーションがあるのですが、それでも今の私は普通に生きてます。

体の不調は絶えませんが、仕事ができる心と体なので「別にいいかな」と思っていて、トラウマは今の自分に影を落としていません。

父には「自分のやったことを正当化することだけはしないでね」と伝えていて、自分の中ではそれで終わりにしています。

トラウマそのものは10年以上引っ張ってしまいましたが、父のことをもう恨んでいませんし、感謝していることもたくさんあります。

自分のありたい「最後」を想像して、今考えることを選ぶ

自分が思っていることを父へ冷静に伝えられた時点で、私はもうこれでいいと思うことができました。

父も高齢なので、あと10年は生きていないと思いますし、感謝の言葉を伝えて終わった方が後味が良いと思うんですよね。

トラウマとの向き合い方の究極は、自分がどう思いたいか、どう生きたいかに尽きると思います。

そんなふうに思えない、考えられないときめこんでしまう前に、1番自分が楽になれる考え方を探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

理不尽な体験は思い出しやすいし、練りまわしてしまいやすいので、トラウマ記憶を作ってしまいがちです。

人はだれしも自分が何を考えて、どう思うかを自分で選ぶ権利がありますから、貴重な権利を放棄しない方がいいと思います。

「思えない」「考えられない」のではなく、あなた自身が「思わない道を選んでいる」「考えない道を選んでいる」のです。

人生の選択肢は常に2つ以上あり、2択の方が簡単で、3択にするとすべてを叶えられますが、第3の道を見つけ出すのには時間が必要かもしれません。

なるべく自分の今と未来を犠牲にしなくて済む「シンプルな2択」を選ぶようにすると、トラウマの苦しさに振り回されにくくなると思います。

イライラすることをつい何度も思い出してしまう人は、今回お伝えした3つの考え方のコツを、ぜひ実践してみてくださいね。

 

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