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ミソフォニア症状の『理解されやすい伝え方』+当事者のつらさを疑似体験してもらえそうな1つのアイデア。

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株)美テラシー代表 ミソフォニア専門家。 6歳の時にミソフォニアを発症した、ミソフォニア歴34年の当事者です。 2021年からは、美容情報サイトから刷新して、ミソフォニア問題の認知を広げ、ミソフォニアの苦悩を解消するための情報発信を行っています。
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今回は「自分の症状や状態を説明しても、相手に感覚が伝わらなくて理解されない」というご相談へのアドバイス内容をシェアします。

ミソフォニア当事者ではない人に、ミソフォニア特有の感覚を伝えるのはたしかに難題です。

ありのままの感情や苦痛を伝えるだけでは、相手に全く伝わりません。

ミソフォニア感覚の理解を促すのに必要なのは、誰でも想像できる「たとえ話」です。

「表現の正確さ」にこだわるよりも、相手にとって想像しやすいたとえ話が大事なので、私のアイデアをご紹介します。

ミソフォニアの状態は「痛み」に例えた説明が伝わりやすい

人間は自分の持たない感覚のことを、正確に理解することができません。

自分たちミソフォニアが、耳の聞こえない人の感覚を想像してみようと思っても、難しいのと同じことです。

(むしろ「耳が聞こえなくなりたい」と考えてしまうぐらいですから…)

今まで私自身も試行錯誤を繰り返した中で、一番分かってもらいやすいのは「痛み」に例える方法だと思いました。

音の辛さを「痛み」に例えて伝える3つのメリット

自分にしかわからない感覚を相手に伝えるためには「たとえ話」が確かに効果的ですが、注意したいこともあります。

不適切なウソで例えてしまうと、後でつじつまが合わなくなった時に信用を失ってしまうからです。

それを踏まえて、音の不快感を「痛覚」で例える3つのメリットをお伝えします。

「後々になって困る誤解」を招きにくい

たとえば「ある音を聞くと、いきなりぶん殴られたみたいな気持ちになるんだ」という例え方は、(結構的確ですが)相手を必要以上に怖がらせます。

他にも「黒板を引っかいた時みたいな感じ」はミソフォニアの感覚とかけ離れているので、あなた自身に違和感が残る例え方です。

先々のこともよく考えて、「嘘つき」呼ばわりされないたとえ話で、相手の理解を促す必要があります。

正確さよりも、「どうしようもなさ」を優先的に伝えやすい

「ミソフォニアの不快感」と「痛み」の共通点は、慣れを生じないこと。

相手から「そのうち慣れるよ」「心が狭い」といった無理解を抑止するためにも、「慣れるものじゃないんだ」ということを、最優先で伝えるべきです。

相手を本気で傷つけない方法で、感覚の疑似体験をしてもらえる

私が「痛み」に例えた例文を用意しても構わないのですが、誰でもマネできて、もっと話が早い方法を教えます。

  1. 輪ゴムを用意して、相手に目を閉じてもらう
  2. 何の前触れもなく、相手の腕に輪ゴムをバチンとはじく
  3. 相手が「痛っ!」と反応したら、続けざまに輪ゴムをはじく

「特定の音を聞いた時、これと同じような感覚なの。どう?何度かやってれば慣れそうだと思う?」と聞いてみてください。

相手は本当に怒ってしまうかもしれませんが、それこそが自分の感覚なんだと伝えられます。

「特定の音を聞いた回数と同じ回数だけ、これと同じような感覚が起こるの。だから何度も何度も特定の音を聞くと、すぐに耐えられなくなるの」

「おまけに、悪口でも言われた後みたいな気分の悪さが頭に残って、酷い時だと何時間もその感覚がなくならないの。」

「だから、特定の音を聞くのが怖くて仕方がないの。なんとかしたいと思ってるけど、痛みを感じないことって無理でしょ?だから苦手な音を聞くのが、本当につらいの」

要するに、状態の説明よりも先に「結果」を優先して伝えるということです。

家族や親しい間柄の人、学校の先生など、あなたが真剣に理解を求めたい人に理解してもらいやすくなります。

敢えて痛い思いをする相手も少々気の毒なので、「先に謝っておくね。叱ってもいいから、今だけ許して」と、優しさ全開の前置きはお忘れなく。

ミソフォニアではない人が、感覚を理解できそうなアイデア

オマケ的な内容になりますが、「こんな道具があれば、色んな人にミソフォニアの感覚が分かりやすいんじゃない?」と思い浮かんだ案を1つ出します。

トリガー音に反応して、自動的に小さな電気ショックを与えるマシン

場所は「頭」が一番ミソフォニアの感覚に近くなりますが、被験者の健康に悪そうなので没案にします。

腕に装着するタイプで、トリガー音に反応するセンサーを備えた「パチッ」と電気ショックを与えるアイテムがあれば、ミソフォニアの疑似体験ができると考えました。

クラファンアンケートで意見が出ていたので、「確かに、分かりやすい道具があるといい」と思って発案してみたアイデアです。

実現すると役立ちそうだと思いませんか?

まとめ

相手に「伝わりにくくて詳しい説明」をするよりも、先に「結果」(=痛い)を伝えてから説明した方が納得しやすいと思うので、「痛み」の例え方をご紹介しました。

相手に「痛み」を感じさせるのは少々かわいそうですが、「慣れない辛さ」を最優先で伝えるには、悪くない方法だと思います。

大勢の理解を得るのは大変ですが、限られた相手で良ければ、あなたの感覚を「体験ベースで伝える」のは難しくありません。

あとは「誰に」感覚を分かってもらえれば、あなたの環境に対しての配慮が得やすいか?を考えてみましょう。

 

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株)美テラシー代表 ミソフォニア専門家。 6歳の時にミソフォニアを発症した、ミソフォニア歴34年の当事者です。 2021年からは、美容情報サイトから刷新して、ミソフォニア問題の認知を広げ、ミソフォニアの苦悩を解消するための情報発信を行っています。
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