新たな肌の老化の原因⁉︎糖化とは?AGEsの生成を抑制できる4つの成分!

糖類がタンパク質や脂質と結合する化学反応を、糖化反応、もしくは単に糖化といいます。糖化によって生成される成分は、最終糖化生成物と呼ばれています。略称として使われる表現では、AGEs(エイジズ)と呼ばれます。
身近にある例では、ドーナツは砂糖と小麦粉を混ぜて油で揚げて調理する過程で糖化反応が発生して茶色くなります。パン作りでも、砂糖を加えると糖化反応が発生して、きれいな焼き色がつきますし、フライドポテトも少量の砂糖を使うと美しい焼き色がついて糖化します。
焦げと糖化は、混同されやすいけれど別の現象
ただ1つ注意点があり、少し紛らわしいのですが、焼き色というと焦げることがイメージされます。
でも、ここで言う糖化とは、「焦げ」とは違います。
焦げるのは、燃えて炭になる「炭化」と呼ばれる別の反応です。
糖化した食品は有害なの?
糖化反応では、何段階にもわたって様々な物質が生成されていきますが、その中には有害だと考えられている物質が生成されることもあります。
そのため、糖化反応を伴う調理によって作られた食品を、有害食品として危険視する意見も見られるようになりました。
しかし人類は、過去何十年、何百年にもわたり糖化反応によっておいしい焼き色がついた食品を食べてきた歴史もあります。
そのため、極端な食生活でなければ気にするほどの事はないというのが現在の一般的な意見になっています。
実は体内でも日常的に起きている糖化と老化の関係性
もしも我々の体内でも糖化反応が起きていると言われたら、ショックなことかもしれません。
ですがこれは本当の話で、体内でエネルギー源として使い切れなかったブドウ糖や果糖と言った糖化物質が、身体の中にあるタンパク質と結合しています。
人は真皮にあるコラーゲンやエラスチンなどの繊維で水分を保持し、潤いのある柔らかい肌を保つ働きをしています。
これらは繊維状のタンパク質ですので、ここで糖化が起こると真皮の繊維が別のものに変えられてしまい、その本来の弾力や潤いを保つ性質を失ってしまいます。
その結果、肌は潤いや弾力を失って、シワやたるみを引き起こしたり、また過度のの糖化性生物によって肌のくすみを生じたりすると言われています。
糖化を予防してくれると言われる4つの有効成分
最新の予防エイジングケアを目的とした化粧品には、この糖化を防ぐ成分が配合されています。
現在は主に次の4つの成分の抗糖化作用に着目し、様々な化粧品成分が使われるようになってきました。
- 糖とタンパク質の結合を阻害する作用に着目した成分
- 結合した糖とタンパク質を切断する作用に着目した成分
- 結合した糖タンパク質がAGEsに変化していくのを阻害する作用に着目した成分
- AGEsを分解する作用に着目した成分
最近注目されている抗糖化成分は、ピックアップすると4つあります。
西洋オオバコ種子エキス
含まれているポリフェノールによる抗酸化・抗糖化作用が注目されています
芍薬根エキス
古来から頭痛や疼痛に聞く成分としてして使われてきました。
糖とタンパク質の結合を切断する抗糖化作用があることがわかっています。
梅果実エキス
糖化反応の様々な段階に作用できる成分として注目されています
スイカ果実エキス
アミノ酸による保湿効果が有名な作用でしたが、糖化物質の産生を抑制する作用にも注目が集まっています。
まとめ
- 糖化によって作られるAGEsは、色々な食品から摂取できるが、取りすぎなければ心配はない
- 実は体内でも糖化は起こっており、肌の老化の一因になっている
- 現在、抗糖化の働きをする成分は4つあり、化粧品類に配合されるようになってきている
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