オールインワンシャンプー5つのメリットとデメリット。自分に合うものを選ぶ2つの明快な基準とは?

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忙しすぎて自分の時間が全然取れない人や、面倒くさがり屋さんでも手軽に時短ヘアケアができるオールインワンシャンプー。

余計な手間と時間が省けて、いつも通り以上のヘアケア効果が得られたら最高ですよね。とはいうものの、どうやって自分にぴったりのオールインワンシャンプーを選べばよいのでしょうか?

髪が傷んでいる人・ツヤや指通りの良さを重視したいなら、泡立たないオールインワンが適しています。髪の傷みで悩んでいない人は泡立つオールインワンがおすすめです。

今回はオールインワンシャンプーのメリットとデメリットそれぞれ5つ、そしてオールインワンシャンプーの分かりやすい選び方について解説します。

目次

オールインワンシャンプー5つのメリット

時短と手間なしを叶えてくれるオールインワンシャンプーですが、得られるメリットは人それぞれで変わります。オールインワンシャンプーならではのメリットは、以下に挙げた5つです。

  1. ヘアケアの時間を大幅に短縮できる
  2. ヘアケアアイテムをシンプルにできる
  3. ヘアケアのトータルコストが下がる
  4. 自分にぴったりのオールインワンに出会えると、デメリットがない
  5. 手間のかかる頭皮ケアが簡単にできる

①ヘアケアの時間を大幅に短縮できる

具体的にはトリートメントを付ける時間と置き時間、1回分のすすぐ時間が短縮されます。大体、髪を濡らしてからすすぎ終わるまでの時間が半分になるイメージです。

②ヘアケアアイテムをシンプルにできる

パーフェクトなヘアケアを行う場合は、以下に挙げた4つのアイテムが必要です。

  1. 質の良いシャンプー
  2. ケア効果の高いトリートメント
  3. アウトバストリートメント
  4. 頭皮ローション(育毛剤)

オールインワンシャンプーで間に合う人は、これらを1アイテムに凝縮できます。

③ヘアケアのトータルコストが下がる

必要アイテム数が減らせる恩恵で、髪のお手入れにかかるコストの削減が見込めます。髪が短い人ほど、コスト削減の恩恵が大きいです。

④自分にぴったりのオールインワンに出会えると、デメリットがない

使い続けて何も問題のないオールインワンシャンプーに巡り合えれば、デメリットが何もありません。お財布が続いて時間もかからないのでしたら、空き時間が増えて良いことづくめです。

⑤手間のかかる頭皮ケアが簡単にできる

ヘアケア以上に面倒なのがスカルプケアです。特に髪の長い人は地肌にローションが塗りにくくなります。

育毛効果はともかく、頭皮の乾燥ケアまでならオールインワンシャンプーだけで済ませられるのです。

オールインワンシャンプー5つのデメリット

本来は洗う役割と潤す役割で別々になっているものを、一つのアイテムにまとめたのがオールインワンシャンプーです。特に髪と頭皮の悩みがある方は、以下に挙げた5つのデメリットも考慮しながら選びましょう。

  1. 指通りの悪い髪にきしむオールインワンを使うと、髪がさらに傷む
  2. 粗悪なオールインワンシャンプーは、髪と頭皮の状態が悪化する
  3. オールインワンシャンプーが向く人と、向かない人で分かれる
  4. オールインワンに慣れてしまうと、リンスがすごく面倒に感じる
  5. 自分に合うものを選ぶ難しさは、変わらない

①指通りの悪い髪に「きしむオールインワン」を使うと、髪がさらに傷む

髪のコンディショニング効果(ゴワつき・パサつきなどのケア効果)については、製品によって大きな差があります。絡んだ髪は物理的に傷みやすくなっているので、クシ通り良く仕上がるシャンプーを選ぶのが大事です。

②粗悪なオールインワンシャンプーは、髪と頭皮の状態が悪化する

何十年も前から、オールインワンシャンプーの原型「リンスインシャンプー」が売っています。これは髪を洗うものとして粗悪な合成シャンプーに、シリコンをたくさん配合したものです。

こういった粗悪なオールインワンシャンプーは、髪のゴワつきや頭皮のベタベタを招いてしまいます。

③オールインワンシャンプーが向く人と、向かない人で分かれる

「質の良いシャンプー&トリートメント」と「質の良いオールインワンシャンプー」で比較をした場合、オールインワンシャンプーはどこかのポイントで必ず負けます

例えばダメージケア効果、例えばボリューム感とまとまり感の総合バランスなどです。あなたが求めるケア効果の内容によっては、シャンプー&トリートメントでの王道ケアの方が向いています。

④オールインワンに慣れてしまうと、リンスがすごく面倒に感じる

ヘアケアに限らず言えることですが、楽に慣れてしまった後で再びひと手間を加えるのは、とても億劫に感じるもの。やって当たり前のケアが面倒に感じてしまうのは、オールインワンシャンプー最大のデメリットかもしれません。

⑤自分に合うものを選ぶ難しさは、変わらない

現在ではオールインワンシャンプーというカテゴリーの中で、たくさんの製品が乱立しています。そのため自分に合うシャンプーを選ぶ難しさは同じです。

自分と相性の良いオールインワンシャンプーに出会えるまでは、幾度かの試行錯誤が必要になります。

オールインワンシャンプーの分かりやすい選び方・2つの基準

では一体、どうやって自分に合うオールインワンシャンプーを選ぶ?という疑問に関しては、2つの明快な基準をお伝えできます。

  1. 髪のダメージケア重視なら、泡立たないオールインワンシャンプー
  2. 「洗っている実感」重視なら、泡立つオールインワンシャンプー

泡立たないオールインワンシャンプーは、分かりやすく言うとトリートメント効果を上げたオールインワンです。

泡立つオールインワンシャンプーは、いつものシャンプーと同じような使い方なので「しっかり洗っている」という実感が得やすくなります。

男性・女性で効果的なオールインワンシャンプーはどう違う?

男性は髪がきしまなくて、比較的さっぱり洗える泡立つオールインワンが向いているかもしれません。(個人の好みも大きいので、一概にはいえませんが)

女性でヘアカラーをしている人は、トリートメント効果を重視した泡立たないオールインワンが適していると思います。

まとめ

オールインワンシャンプーを使うことによって、誰もが得られるメリットは時短です。その代わり、自分に合ったオールインワンシャンプーが選べないと、髪や頭皮の悩みを増やしてしまいます。

泡立つオールインワンシャンプーは、使い勝手が良い代わりに髪のうるおい感は控えめです。いっぽう泡立たないオールインワンシャンプーは、髪のダメージケア効果が高くなります。

この特徴と違いを理解したうえで、あなたにピッタリのオールインワンシャンプーが選べると良いですね。

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この記事を監修した専門家

角谷滉一

  • ヘアケアマイスター1級
  • 健康管理士1級

都内の美容室『Re+(リプラス)』を運営する、管理美容師。美容と健康のスペシャリスト。専門知識のくわしさと洞察の深さに、業界内でも定評がある。

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