毛先のパサつきをなんとかしたい!今すぐ変えられる、ヘアケア方法まとめ

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自分なりに、トリートメントを頑張っているはずなのに、髪を洗って時間が経つと、また毛先のパサつきが戻ってしまう…。

では一体、どうしてこうなってしまうのでしょうか?

それは、保湿が足りていないからではなく、髪の毛に保水力を取り戻すケアが、できていないからです。

髪の表面だけをしっとりさせようとしても、化けの皮は数時間ではがれてしまいます。

この記事では、うるおった毛先を1日中キープする本質的な方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

目次

なぜ毛先はすぐにパサつく?3つの本質的な原因

よく「毛先は乾燥しやすい」と言われますが、ではどうして、大切にしたい毛先が乾燥しがちなのでしょうか。

人それぞれの髪質に関係なく言える、本質的な3つの原因をお伝えします。

  • 「年月」が刻まれた毛先
  • 毛束の薄さ
  • 動きやすい場所

毛先には「歴史」が刻まれているから

髪の毛は1ヶ月で平均1cm伸びるので、いま20cmの長さがある髪の毛でしたら、毛先はおよそ20ヶ月前に生えてきています。

毛先には、その20ヶ月間のあいだで、髪の毛に与えたあらゆる「負担」が刻みつけられているわけです。

毛束が薄く、乾燥に弱いから

髪の毛は、本数がまとまればまとまるほど、強度を増す性質があります。

ところが毛先は、伸びるにつれて自然と抜けていく髪の毛もあるため、どうしても薄い毛束になってしまうのです。

本数の減ってしまった毛先は必然的に、根元付近と比べて薄い毛束になり、保湿を頑張っても乾燥しがちになります。

毛先は頻繁に「動く」場所だから

「摩擦で髪の毛が傷む」という理由は、きっとこれまでに聞いたことがあると思います。

具体的に、どのようにして髪の毛に摩擦ダメージが加わるのかというと、髪が動くことによって、髪同士が擦れあうからです。

頭を振って揺らしてみると、髪同士が動く幅が大きいのは、根本よりも、だんぜん毛先ですよね。

たくさん動かされて、たくさん擦れあう分、毛先には摩擦の負担が蓄積されます。

パサつきを抑えるための、効果的な対処方法は?

一般的には、保湿力の高いヘアケア製品を使うのが、毛先のパサパサを予防する、ベストの対処法と思われがち。

ところが、毛先のパサつき抑止のためには、もっと大切で、けれども意識的には抜け落ちてしまいがちな、3つのポイントがあります。

  • 切りそろえる
  • 脱色のマネジメント
  • 完全ドライ

定期的に、毛先を切りそろえる

髪の長さを伸ばし続けている人でも、最低2ヶ月に1回は、毛先にハサミを当てるようにしましょう。

理由は、ほったらかしで髪を伸ばし続けると、毛先から栄養成分が抜けて、先細りになってしまうからです。

1cmも切る必要はありません。毛先にほんの少しハサミを入れてトリミングするだけで、しっかりとした毛先が育てやすくなります。

脱色作用があるヘアカラーの頻度を、管理する

ヘアカラーでよくある誤解が、「暗く染まるカラーに脱色作用はない」というもの。

実際には、暗く染まるカラーで脱色作用のあるものと、ほぼないものに分かれます。

脱色作用のないタイプの染毛剤は、毛先がパサつく原因を作らないので、シビアになる必要はありません。

脱色作用があるタイプの染毛剤は、新しく生えてきた根元の髪の毛だけに塗るのか、毛先まで塗ってしまうのかで、その後のパサつきに大きく影響します。

洗髪した後、中途半端な乾かし方で終わらせない

感覚的に「とりあえず乾いた」と思う髪の毛の状態は、割合で表すと7割ドライの状態です。

このまま終わらせると、髪の毛はとても絡みやすくなり、その「中途半端ドライ」を毎日繰り返すことで、毛先への負担が増します。

美容院でドライしてもらった直後の髪の乾き具合を参考にして、もうひと押しの9割ドライまで乾かすようにしてみましょう。

パサついて、毛先が広がってしまう人の原因は?

考えられる原因は3つあり、なんらかの理由で髪全体を著しく傷めてしまった場合か、元からあるくせ毛の影響か、年齢によって変化した髪質によるものです。

この3つの原因のどれなのかによって、優先すべきヘアケア方法は、まったく違ってきます。

冬になると、髪のパサつきが悪化するのはなぜ?

日本の気候や環境においては、冬場の方が髪の乾燥を助長してしまう要因が、たくさんあるからです。

たとえば下記のような3つのことが、冬場に髪のパサつきを招いてしまいます。

  • 室内・室外を問わず、湿度が低め
  • 厚着をするため、髪の毛と服の摩擦が起こりやすい
  • 乾燥した風や、ほこりが原因で髪同士の摩擦を起こす

毛先がパサつくと、見た目年齢が上がってしまう…どうすれば?

服装の過剰な若作りは、痛々しくなってしまうリスクがありますが、髪のアンチエイジングに「やりすぎ」はありません。

むしろ、きれいな髪になるケアを徹底すればするほど、見た目年齢をナチュラルにダウンさせられます。

年齢を重ねるほど、「美容」という自己投資において「髪」に投資した差が、顕著に現れるようになるので、髪重視の美容を徹底しましょう。

ヘアオイルは、本当にパサつきを良くできるの?

ヘアオイルを付けることが、毛先のパサつく原因とかみ合っていれば、たしかな効果を発揮してくれます。

とはいえ、かなり痛んでしまっている髪は、髪の内側をケアしなければ、パサつきを良くできません。

ヘアオイルが必要なパサつきなのか、そもそもカットの切り方を変えた方が良いのかなど、的確な判断が必要かもしれません。

ぱさつく毛先におすすめの、ヘアケアアイテムは?

枝毛や切れ毛が増えると、どうしても毛先がパサパサに見えてしまいます。

髪の毛にうるおいを与えられるだけではなく、しなやかさも与えられるアイテムをチョイスしましょう。

当サイトおすすめのシャンプー&トリートメントを知りたい方は、「【2023年最新】美容師が認める高品質シャンプーおすすめ10選を、人気の20商品から徹底比較!」をご覧になってみてください。

パサつかない髪をキープする方法は?

適切なケア方法が判明したあとは、ひたすらケアの継続、これにつきます。

また、なにかのきっかけで髪の状態に変化があったときは、改めてケア方法を見直す必要が、あるかもしれません。

まとめ

「とりあえず、しっとりタイプでケアしていれば大丈夫」という考え方は、パサつきのケア方法として、少々荒っぽいです。

毛先のパサつく原因が、歴史によるものなのか、髪質によるものなのか、自分の髪をもっとくわしく知って、見極めつつケアする必要があります。

今回の記事を読んで、やっていなかったこと、やってしまっていることに気づいた人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事を監修した専門家

角谷滉一

  • ヘアケアマイスター1級
  • 健康管理士1級

都内の美容室『Re+(リプラス)』を運営する、管理美容師。美容と健康のスペシャリスト。専門知識のくわしさと洞察の深さに、業界内でも定評がある。

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