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やっぱり美人・イケメンは人生で絶対に得をするのか?「内面が大事」なんて綺麗事?

角谷 滉一
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角谷 滉一
⇑でインスタもやってますので覗いてみてくださいね。 ヘア&頭皮ケアの専門家。都内で独立開業10年の現役美容師◆ヘアケアマイスター、健康管理士1級、色彩検定2級保有。
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美人やイケメンについてのお悩み相談
私は美人ではないと思うので、普段からきれいになりたいと思って、色々と努力はしているつもりです。彼氏はいます。一般的にはイケメンとは言われない彼氏かもしれないけど、私は彼のことが好きです。でもデートをしている時に美人を見かけると、彼氏の視線は自然と美人を追っているのが分かるので、なんだかやるせない気持ちになります…ひがむのは嫌ですが、自分のやっている努力が必要ない美人って、得だなぁと思うことが多いです。やっぱり生まれながらの美人やイケメンが、何でも得をする世の中でしょうか?

確かに美人やイケメンの方が、人生の前半は得をすることが多いかもしれません。

でも、あなたの続けている努力はいずれ「資産」となりますし、人生の後半は美人・イケメン関係なく、「めんどくさがりの人の負け」が確定します。

今回は少しシビアなテーマですが、私は美容師という職業柄、「人の容姿」のことについては深く考えさせられることが多いので、その視点からの考察を述べてみます。

美人・イケメンで得をすること

生まれながらの美人やイケメンは、特に学生時代など、若い時は「見た目で得する恩恵」を圧倒的に受けることが出来ます。

社会人になっても、やはり美人・イケメンが特をする、というのは誰しも感じることではないかと思います。天然美人や天然イケメンは

  • とにかく多数からモテる、注目される
  • 幼い頃から他人に容姿を褒められることが多く、自己肯定感が上がりやすい
  • 元がいいと、どんな服を着てもサマになる
  • イケメンでないと決まらないセリフがある
  • 美人はメイクにお金をかけなくてもきれい
  • 「リア充」を満喫できる
  • 美人やイケメンの方が、他人からチャンスを与えられることが多い

など、多くの場面で外見が良いことで得をします。一方で外見が良いが故に、本人の意思や願望とは無関係に損を被ることもあります

「見た目で判断される」ことで美人・イケメンが勝手に損すること

美人・イケメンが見た目で判断されてしまうがゆえに損を被ることには3つあります。

  1. 周囲からの評価が減点方式になる
  2. 美人・イケメンならではの面倒事がやってくる
  3. 妬みの対象になる

①周囲からの評価が減点方式になる

美人やイケメンは初対面での評価点数が高くなるため、特に異性との恋愛関係では「減点方式になりやすい」と言う点で損をします。

つまり「美人なのに意外と所作ががさつだな…」とか「イケメンなのに食べ方が汚いな…」など容姿が秀でている部分とギャップのある部分でどんどんと「減点」されやすいという傾向があります。

②美人・イケメンならではの面倒事がやってくる

外見の良さで注目を集めてしまいやすいと言う事は、自分にとって都合の良い事ばかりがやってくるわけではありません。

判断力の低い美人やイケメンは、周囲の下心のある人間や大人にうまく利用されてしまったり、異性関係のトラブル等の面倒事にも巻き込まれやすくなります。

つまり自分が望む、望まないに関係なく降りかかってくる「面倒事」を上手に回避できる、「賢い美人・賢いイケメン」でないと、危険を回避できない潜在的なリスクもはらむということです。

普段から褒められてばかりいると気持ちがいいので、つい警戒心を緩めてしまい、トラブルに巻き込まれてしまうという人も多いと思います。

自分の容姿そのものが「商品」となる芸能人やモデルさんにも同じようなことが言えると思います。

③妬みの対象になる

特に女性の場合は「同性同士で比べる」傾向があるため、「なんであの子ばっかり…」といった妬みの対象にされやすいです。

根も葉もない悪い噂を流されたりする事は、美人・イケメン本人にとっても、損な気分になる出来事のはずです。

ブスや不細工が「顔面格差」を埋めようとする努力は無意味なのか

近年では「顔面格差」などという、身も蓋もない言葉も存在します。

つまり、平たく言うと顔が良い方が得をすることが多い、ということを揶揄している表現だと思われます。

でも、きれいじゃない人、かっこよくない人が美人やイケメンとの格差を埋めようとする努力は、決して無意味ではないと思います。

努力の方向性が正しいのか間違っているのかは別として、「努力をする」という姿勢は素晴らしいことですし、その努力を「継続できる」ことというのはもっと素晴らしいことです。

「継続力」というものは「人間力」に直結するものの一つなので、必ず人間的な魅力を高めてくれるものへと昇華されます。

容姿淡麗な人にも必ずやってくる「劣化」という残酷

インターネットが普及してからの世界は「人の本音」が可視化できるようになり、大変残酷な世の中になりました。

かつては日本中の女子が憧れた「浜崎あゆみ」も、最近では「劣化がひどい」とよくささやかれます。

本来、「劣化」などという言葉は人間に向かって使う言葉ではないように思います。

年老いて、若い時と同じ魅力は失われていくのが当たり前のことです。

美人やイケメンに老化の兆候が見られれば「劣化」だと噂になりますし、外見の衰えを上手にカバーできない場合、「痛々しい」と言われます。

つまり、若い頃は何をやっても褒めてもらえた人が、何をしてもダメ出しをされるわけです。

きっと美人やイケメンと言われ続けた人にとっては、受け入れがたい屈辱なのではないでしょうか。

逆に若い時に華やかさがなく、ぱっとしない印象の人でも、年齢を重ねてもあまり年齢を感じさせない人、つまり「いい年の取り方をしているように見える人」の場合、外見の評価が上がり、「憧れの存在」となる場合もよくあることです。

私個人の意見としては、他人からの外見の評価など気まぐれで、この上なく身勝手なものだと思います。

本来であれば各々が自分の「納得いく容姿」で在れるように、自分自身と向き合って「美容」という自己投資を継続し続ければいいだけのことだと思います。

狭い世界、狭い価値観の中で比べあって、容姿の優劣を付け合っていても、何もいいことはないのではないかと思います。

何でもそうだと思いますが、他人の良いところは真似すればいい。自分のよくないところは直せばいい。

たとえ何歳であろうと、人間とはそうやって「自己成長」していくものなのではないでしょうか。

「なんで自分ばかりが…」という考え方の行き着く先は「地獄」

70代や 80代になっても、凝り固まった固定観念で他人と自分を比べ続け、ひがんだり、優越感に浸ったりする人も存在します。

このようになってしまった人はもう手の施しようがなく、自分にとって都合の悪い事は何でも「他人のせい」や「置かれている環境、境遇のせい」にし続けます。

愚痴や妬みの塊になり、変化することを拒み、自ら狭めた「狭い視野」と「ちっぽけな自尊心」だけを心の拠り所として、同じような価値観の人間同士で固まって生きる人になります。

美人・イケメンなど無関係に、「なんで自分ばっかり…」という考え方を続けてしまうと、行き着く果てはその道です。

美人・イケメンとそうでない人の「価値観の違い」を生み出す要素

「性格の悪い美人」など、「外見の良さ」と「性格」を結びつけて語られることはとても多いように感じます。

でも、褒められることが多い人は自然と「自己肯定感が高まる」ため、前向きな考え方になりやすいと考えるのが自然です。

逆に他人に褒められることが少なくて、自己評価も低く、自己否定感の強い人は考え方がネガティブになるのが自然な流れです。

つまり、その「自然な流れの考え方」に本人が抗おうとしない場合、外見の良い人の方がポジティブな人になりやすく、褒められることの少ない外見の良くない人の方がネガティブな人になる傾向があります。

とはいえ、人は自分の置かれている「環境」の影響を強く受けるので、本人の考え方に「軸」がない場合、周囲の人間の考え方の影響も大変強く受けることになります。

そうやってその人の 「当たり前」という前提や、あることに対してこう思うといった考え方、つまり「価値観」が形成されて行きます。

美人・イケメンであることと性格との関連性

これもよく取りざたされる話題の一つです。世の中には色々な人のいろいろな考え方があるので言い切る事はできません。

という前提の上で、美人・イケメンであることが性格に関連するのであれば、「美人・イケメンの方が性格が良い人が多い」のではないかと思います。

私が常々思うことですが、「あの子性格悪い」「あの人性格悪い」といった類の陰口の意味が分かりません。

他人のことを性格が悪いと言う人の方がよほど性格が悪いと思いますし、卑屈な考え方をする人のことを「性格が良い人」とは、常識的に考えても言わないでしょう。

少なくとも「性格がいい人、優しい人」とは自分目線だけではなく「相手の目線」も理解し、相手の気持ちも考えることが出来る人です。

つまり、自分の価値観だけで「他人の性格が悪い」などという一方的なレッテルを貼らないのが「性格のいい人の当たり前」でしょう。

そもそも、自分の価値基準でしか物事を見ることのできない人が、相手の性格を決めつけること自体、大変身勝手な行為です。

たとえ誰かの評価をする場合でも、「あの人のどういう部分が嫌だ」「こういうところが気になる」と具体的に言うのであればまだ理解できます。

思考停止で「性格が悪い」などという無意味な評価を他人に下すのは、幼稚園児で終わりにしたほうがいいものだと思っています。

美人・イケメンであるなしに関係なく、美容を頑張ることで必ず得られるもの

どんな美人・イケメンにも必ず「老化」はやってきます。

自分自身の容姿に対して関心がある人であれば、若い時、特に20歳前後は自分の身だしなみに手をかけることに無限のモチベーションがあります。

特に「髪の毛」のことに関しては、若い時はスタイリングで鏡の前で30分以上格闘することになったとしても、良い仕上がりが得られるならば、特に苦ではないと思います。

しかし男女問わず、ある一定の時期を境に必ず髪のスタイリングに手をかけるのが面倒だと感じるようになります。

そして、こうなってから「ヘアケア、スタイリング、メイクアップ、体型維持」など、美容の自己管理、自己投資に対してどれだけ努力を継続できるかが大きな分かれ道となります。

同窓会がえぐりだす、時間がもたらす価値観のズレ

とても良い例が「同窓会」です。例えば中学校の時の同窓会が、あなたが30歳になったときに開かれたとします。

女性の場合はメイクアップなど、「自分をきれいに見せる方法」を習得して、まだまだ自分のことに手をかけられるモチベーションも残っている年齢のため、女性のほぼ全員が中学生当時よりもきれいになっています。

一方男性はというと、太ってしまったり、薄毛になってしまったりして、かつてのイケメンが見る影もなくなってしまっているというのは頻繁に耳にする話です。

もちろんこの「外見の格差」は年齢が上がるほどドンドンと隔たりが大きくなります。

しかも時間で変わっていく隔たりは外見だけではなく、「考え方」や「価値観」もどんどんと隔たりが出てきます。

今日を振り返り、明日はもっと良く生きようと思う毎日を続けた人と、毎日を省みず、自分のやりたいことだけをやって、必要なことでも面倒な事は一切やらないという生き方を続けた人では、外見にも幸福度にも雲泥の差が出ます。

つまり私があなたに伝えたい事は、自分自身をブラッシュアップし続けようとする行動とは、それが外見を磨くことであっても内面の問題でも、スキルの問題であっても、決して無駄になる事はないということです。

全てにおいて言えることですが、毎日のほんのちょっとした行動や考え方の違いが「時間」によって大きな差を生み出します。

美容は「自己投資」です。「投資」ということは、実践すれば「リターンがあるもの」だということです。

何かに依存するような他力本願の方法は全てにおいて良くないことですが、使えるものは上手に活用し、年齢によってどうしても落ちてしまう「美容へのモチベーション」を補うようにするのも「知恵を使う」という一つの努力です。

特に髪や顔の肌など、「首から上のお手入れ」に関して言えることなのですが、皮肉なことに若い人は手をかけるための無限のモチベーションを持ち合わせており、本来であればやった・やらないで大きな差が出る年齢を重ねてからの方がモチベーションが落ちてしまうという皮肉な相関性があります。

年齢という「抗えないもの」に抗うのは本当に大変なことなのですが、結果が出るけれども疲れない「向き合い方」を模索して行くのも一つの勉強なのではないかと思います。

まとめ

  • 美人・イケメンは外見が良いことで得をすることが多いが、外見の良さゆえに被るデメリットもある
  • 努力を継続していくということは人間力を高めること。それはあなたの人としての魅力を高めることに直結し、全く無駄にならない
  • たとえ天然美人や天然イケメンであっても、今は「劣化」という残酷な他者からの評価がやってくる
  • 美人・イケメン無関係に、最終的にその人の魅力を形作るのは「考え方」や「価値観」。独りよがりな考え方の人は魅力のない人間になる
  • 他人のことを具体性のない「性格が悪い」などと言う言葉で表現するのは、子供以下の幼稚な考え方
  • 「環境の違い」や「本人の意思」という要素を排除するのであれば、美人・イケメンの方がポジティブになりやすく、外見で劣る人の方がネガティブになりやすい傾向がある
  • 「自分を手入れするためのモチベーション」というのは年齢とともに落ちていくが、その時の「向き合い方」が将来の考え方や価値観、外見にも大きく影響する

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