化粧崩れしない時短・簡単・非常識なメイク前スキンケアのやり方

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[su_box title=”メイク前のスキンケアのお悩み相談” box_color=”#937e8e”]私はオイリー寄りの混合肌なので、メイクが崩れにくくて、忙しい朝になるべく手間のかからないスキンケアのやり方を教えてください。子供ができる前はスキンケアにもそれなりに手間も時間もかけていました。でも今はなるべく時短で、いろいろベタベタ塗らずに済むならそれが一番だと思ってます。できれば化粧直しの手間も減らしたいです。でも何よりも、素肌をきれいにできるスキンケアの方法があるなら、それを教えてください。[/su_box]

朝のスキンケアの目的は「化粧崩れしないお肌を作ること」です。

夜はできればしっかりと時間をかけてお肌のお手入れをして、忙しい朝は洗顔⇒化粧水⇒美容液⇒乳液⇒下地⇒コントロールカラー…といった「王道の順番」をすっとばしてしまってもオッケーです。

それを叶えるやり方をいくつか解説しますので、あなたに合った方法をぜひ活用してください。

目次

化粧崩れ・ヨレを防ぐために必要なスキンケアに必要な5つのコツ

日中にメイクが崩れたりファンデーションがよれたりすることを防ぐためには、以下の5つのコツを押さえておく必要があります。

  1. 保湿を十分に行う
  2. 化粧水乳液などは肌に馴染んでから次をつける
  3. 化粧下地を使う場合は表面が乾くまで待ってから次をつけること
  4. 肌がベタベタしたままでファンデーションを塗らない
  5. 自分の肌タイプに合ったファンデーションを選ぶ

①保湿を十分に行う

メイク前のスキンケアの基本中の基本中ですが、とても重要なことです。

つまり、化粧ノリが良く、化粧崩れしにくいお肌を作るためには肌の水分量・油分量にムラがない状態でファンデーションをつけること、それが最も重要なことになります。

もしもお肌が乾燥したままでファンデーションを塗ると、化粧ノリ(ファンデーションの伸びとなじみの良さ)が大変悪く、メイクアップ自体がとてもやりにくくなってしまいます。

②化粧水、乳液などは「肌に馴染んでから」次をつける

特に急いでいる時などは、矢継ぎ早にスキンケアアイテムをつけてしまいがちです。

でも、手前のスキンケアアイテムがなじみきっていないまま次のアイテムを使ってしまうと、保湿が不十分になり、メイクが崩れやすくなってしまいます。

そのため、化粧水がしっかりとお肌になじみ切ってから美容液を付ける、美容液がお肌に馴染んだら乳液を付けるといった流れでスキンケアを行いましょう。

③化粧下地を使う場合は、表面が乾くまで待ってから次をつける

肌とファンデーションをフィットさせるための「化粧下地」を使う場合、そのあとにコントロールカラーやファンデーションを塗っていくことになります。

その場合は化粧下地をつけた肌の表面が「ベタつきを感じない程度」まで乾いてから次をつけないと、ファンデーションがよれる原因になります。

④肌がベタベタしたままでファンデーションを塗らない

スキンケアが終わった後に「肌がベタベタした状態」のままでファンデーションを塗ってしまうと、ファンデーションがすぐによれてしまい、早くメイクが崩れる原因になります。

もしも時間が経っても肌の表面がベタベタしそうな場合は、軽くティッシュオフを行いましょう。

⑤自分の肌タイプに合ったファンデーションを選ぶ

リキッドファンデーションはオールマイティーに使えますが、油分の少ない乾燥肌の人にパウダリーファンデーションは基本的に不向きです。

反対に脂性肌の人にクリームファンデーションは油分が多すぎるので、化粧崩れしやすくなる原因になります。

朝のスキンケアを時短したいけど、オールインワンとか化粧水だけ、ニベアだけはダメ?

結論から言うと、それでも全く問題ありません。朝のスキンケアの目的は、夜とは違って「メイクのノリを良くして化粧崩れしない肌を作ること」です。

化粧水と乳液・美容液の効果が一体になったオールインワンでも、仕上がりがベタベタしないものであれば全く問題ありません。

あなたの肌が化粧水だけで充分に潤いを保てる肌なのであれば、それだけでも構いません。

要はお肌の「油分と水分のバランス」が整っている状態になっていれば、「朝のスキンケア」はそれで構わないということです。

「ニベア」は乾燥肌の時短アイテム

最近は「ニベア」のクリーム「だけ」でスキンケアを完結してしまうという方法も流行しています。

ニベアのクリームは保湿力が大変高いので、乾燥肌の方がプチプラでオールインワンのように使うにはもってこいのアイテムだと言えます。

いずれの方法を使う場合でも、夜はしっかりときれいな素肌を作れるスキンケアを行うようにしましょう。

ハンドプレス、コットン、シートマスク…化粧ノリを良くする正解は?

「素肌美」を目指す場合は違うのですが、化粧ノリを良くしてメイク崩れを防止するためには、ある程度肌を引き締めたほうが効果があります。

それに最も効果的なのは「シートマスク」を活用する方法です。

化粧水をたっぷり含ませたコットンでパックするという方法もありますが、シートマスクほど広範囲にパックをすることができませんし、コットンは分厚いため、化粧水もたくさん必要になります。

そのため、「手間」と「コスパ」両方で考えると、シートマスクに軍配が上がります。

近年流行の「韓国コスメ」では、プチプラで手に入るシートマスクがたくさん発売されているので、活用するのも良いと思います。

「ハンドプレス」は有効成分を押し込む方法

手のひらで顔を包み込むようにして、化粧水や美容液を肌に押し込むのを「ハンドプレス」と言います。

この方法は、化粧水などに含まれる、乾燥・シミ・しわ・たるみなどに効果がある「有効成分」を肌に浸透させたい場合に効果がある方法です。

先行美容液などを活用した「夜のスキンケア」にはぜひ取り入れたい方法ですが、時間がかかるため、時短を求める方の「朝のスキンケア」には不向きな方法です。

「顔をパチパチ叩く」のは間違いスキンケア

化粧水をつける時に「顔パチパチと叩く」ように馴染ませる方法がありますが、この方法は間違ったスキンケアです。

お肌は「こする・叩く」といった刺激を与えると、その刺激を攻撃とみなし、防御反応として「男性ホルモン」を分泌します。

お肌から男性ホルモンが必要以上に分泌されると、肌のキメが乱れ、毛穴が開き、お肌の状態としてはきれいではなくなってしまいます。

強い力でマッサージをするのも、素肌のきれいさには逆効果

 

顔のリンパは、ごく皮膚の組織の中でもわずか2.2㎜下の表層付近にあるものなので、なでるような軽い力で十分に流すことができます。

流行の「硬いマッサージローラー」や「かっさ」を使ったり、強い力でゴリゴリと顔のマッサージをするのは「表情筋のコリをほぐす」には効果的ですが、きめ細かい素肌を作るのには逆効果になります。

そういった理由があるので、顔に必要以上の刺激を与えるスキンケアはやらないようにしましょう。

意外とアリな、「メイク前のスキンケアをしない」

洗顔料を使った洗顔から始まり、化粧水⇒美容液⇒乳液で終わるのが王道のスキンケア方法です。

しかし、夜に十分なスキンケアをしていて、朝のお肌に十分なうるおいがある場合は「30度程度の水で洗顔をして、乳液だけをつけて終わってしまう」のも悪くない方法です。

なぜなら、時間のない忙しい朝に王道のスキンケアをしようとすると、どうしても一つ一つの工程が荒っぽくなってしまいがちだからです。

そうなってしまっては逆に肌を傷つけているようなものなので、「水洗顔と乳液をつけるだけ」というスキンケアをしないスキンケアの方がメリットが大きいと言えます。

乾燥肌・オイリー肌でも下地なしで化粧崩れしなくなるスキンケア法

本当は朝も夜も、スキンケアに手をかけることができれば一番良いのですが、「朝のスキンケアの時短」を目的とする場合、夜のスキンケアでは手を抜いてはいけません。

そして、毛穴を小さくして化粧崩れしにくい肌づくりをするために最も効果的なのは「天然オイルを使った夜のお肌のマッサージ」です。

夜のお肌のマッサージに使うのは、よくある「お湯で流せるタイプのクレンジングオイル」ではなく、お湯だけでは流せない「純粋な天然オイル」を使って「メイクのクレンジング」と「顔のマッサージ」を同時に行うのがとても効果的です。

毛穴の目立たない肌を作れる、天然オイルクレンジングのやり方

大さじ2杯分ぐらいのたっぷりの量の天然オイルを使って、肌がほとんど動かない位の優しい力でくるくると小さな円を描くように、顔全体を15分程度マッサージします。

おすすめの天然オイルは、皮脂に非常に近いバランスの脂肪酸を多く含む、オリーブオイルやヒマワリシードオイルです。

お湯だけで流せない「天然オイル」のクレンジング力は非常に強力で、時間をかけてマッサージすることで、普通では取れない「頑固な角栓」も少しずつ、自然に無理なく取ることができます。

マッサージの際は、浮き上がってきた角栓や古い皮脂を押し込んでしまわないよう、指の力を抜くことがとても大切なことになります。

その結果として毛穴が小さくなり、皮脂の分泌量が安定し、化粧崩れしにくい肌が出来上がります。

オイルを使ってマッサージをした後は「洗顔料の泡」を顔に乗せて、一切こすらずに30度の水で顔をすすぎます。

こうすることで、肌に必要な潤いを一切奪わないのに、酸化した皮脂やメイク汚れなど、余分なものはきれいに落とすクレンジングをすることができます。

補足になりますが、「毛穴パック」は0.2ミリしかない皮膚の一部を同時に剥がしてしまいますし、「毛穴吸引」も肌に大きな負担をかけます。

「クレイパック」は角栓を取り除くほどのクレンジング力はありませんし、天然オイルクレンジングよりは潤いを奪ってしまいますので、おすすめできません。

あまり重要視されないことですが、「シャワーを直接顔に当てる」のもお肌のキメを荒らしますので厳禁です。

めんどくさくても、毎日の繰り返しの習慣が将来的に大きな差を作ることに繋がるので、首から上を洗う時はお湯の温度を適度に下げるように習慣づけしましょう。

まとめ

  • 化粧崩れしない肌を作るためにはお肌の「水分と油分」のバランスが整った状態でファンデーションを塗ること
  • ファンデーションを塗る前にスキンケアアイテムがなじみきらずにベタベタする場合は、ティッシュオフをする
  • 朝の時短スキンケアをする場合、目的は「化粧ノリの良い肌を作ること」。洗顔料を使った洗顔や化粧水の工程を飛ばしたり、乾燥肌にニベアを使うのもアリ。
  • 夜のスキンケアでお肌が十分に潤っている場合、「30度の水洗顔と乳液だけ」でスキンケアを終えてしまうという方法も使える
  • 化粧崩れしにくい理想的な肌質を作るためには、夜の「天然オイルを使ったクレンジング&マッサージ」が有効
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この記事を監修した専門家

角谷滉一

  • ヘアケアマイスター1級
  • 健康管理士1級

都内の美容室『Re+(リプラス)』を運営する、管理美容師。美容と健康のスペシャリスト。専門知識のくわしさと洞察の深さに、業界内でも定評がある。

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