スキンケアアイテムとメイクアップアイテムの選び方は全く違う。

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スキンケアとメイクアップ、どちらも肌をきれいに見せることを目的とする行為。近年では手間のかからないものが好まれるため、BBクリームなどのスキンケアとメイクアップの効果、両方を得られるアイテムが大変多くなりました。

このような状況になると、スキンケアとメイクアップの境目は曖昧になっていく一方です。忙しい人が多い現代では「時短」「簡単」が好まれる風潮ですが、中にはその簡便性と引き換えに失ってしまう効果も。

今回はスキンケアアイテムとメイクアップアイテムで「損をしない選び方」について解説していきます。

目次

スキンケアとメイクアップ、得られるものの違いは?

あなたがスキンケアで得たいものは、素肌の美しさという効果ではないでしょうか?これに必要なものは、肌悩みに効く有効成分とその濃度・安全性、浸透を助けるための温度・動作です。

それに対してメイクアップでは、その場限りでの美しさが求められます。これを叶えるために必要なものは発色の良さ・カバー力・使用感の良さや崩れにくさなど、メイクアップ用品としてのスペックの高さです。

しかし、素肌の美しさとその場限りでの美しさというものを同時に求める場合、微妙な齟齬をきたすもの。混同されがちな素肌美用スキンケアとメイクアップ用スキンケアの違いを解説します。

素肌美を作るスキンケアと、化粧ノリのいい肌を作るスキンケアの違い

素肌の美しさと化粧ノリのいい肌。これらは一見すると似たものに感じますが、実は微妙に違うものなのです。素肌美を得たい場合は血流の良さが最も必要となるため、結果として肌を温めるようなスキンケア法が求められます。

そして素肌美を作ることとほぼ混同されているのが、メイクのノリがいい肌を作ることです。メイクのノリがいい肌とは、ある程度の油分と水分で満たされて、引き締まった肌。その肌を作るために必要なのは、素肌美とは逆に肌を冷やすスキンケアです。

理想的な化粧ノリのいいい肌を作りたい場合、シートパックを使って水分を与えながら肌を冷やして引き締めるのが最も効果的。逆に理想的な素肌美を本気で作ろうとすると、滑りが良すぎるためにメイクはややノリにくく、崩れやすい肌となってしまいます。

つまり、多くの人が素肌美を作ろうとして行っているスキンケアは、実は化粧ノリのいい肌を作るスキンケアだということです。忙しい朝のスキンケアは化粧ノリのいい肌を作る方向で構わないと思いますが、夜は素肌美を作るスキンケアに変える必要があります。

素肌美を叶えるためのスキンケアアイテムの選び方

オールインワンやBBクリームといった、今どき好まれる手間なしスキンケア。かくいう私も以前はそういったアイテムを愛用していました。

理由は至ってシンプルで、効果を感じられるスキンケア製品が見つからなかったからです。「乾燥の突っ張りと皮脂のテカリは嫌。それを感じないならあとは何でもいいから、高い基礎化粧品は要らない。とりあえず日焼けだけはしないように気を付けよう」そんな基準のため、オールインワンと日焼け止めだけの簡単なスキンケアだったのです。

私の経営する美容室に通っているお客様はもうご存知ですが、本当に効果が出るスキンケアを知ってしまったため、今はドモホルンリンクル以上に手をかけたスキンケアへと急転換を余儀なくされました。2か月半継続使用して得られている効果は以下の通りで、現在進行形で肌の状態が良くなり続けています。

  • 頬に目立っていた、目に見える毛穴が明らかに減った。
  • たるみ毛穴が解消された。横に引っ張っても引っ張らなくても、形が変わらなくなった。
  • 38歳の男なのに、油ではなくキメで光る肌に変化。
  • おでこを掌で動かしても、以前ほど動かない。つまり、明確に肌のハリが戻った。
  • 目の下の小じわが殆どなくなった。
  • シミはまだ見える、でも肌全体のトーンは明らかに明るくなった。
  • 朝の顔と夜の顏が変わらなくなった。

それにしても、効果を感じ続ける、つまりやればやるほど肌がきれいになっていくことを実感できるスキンケアはやっていて本当に楽しいもの。オールインワンを使うことすら面倒だった自分自身の豹変ぶりに驚きます

素肌美を叶えるスキンケア製品の基準とは?

現在私が取り扱っている基礎化粧品は、直接私と会って価値を伝えた方以外への販売を禁止されているもの。極めて異例の製品ですが、リアルでもネットでも宣伝してはいけないという契約のある基礎化粧品です。

もちろんここでも何を取り扱っているかは言えませんが、あなたの素肌美を本当に実現してくれるスキンケア製品の基準だけはお伝えできます。以下の3つの基準を満たしているものを探してみてください。

  • 傷口に塗っても、飲んでも大丈夫という安全性グレードを持つ
  • 肌悩みに効果をもたらす有効成分の濃度が、極めて高い
  • 色々な成分が配合されておらず、むしろ悩みにフォーカスした有効成分を徹底的に絞りこんでいる

メイクアップアイテムの基本の選び方は?

スキンケアアイテムの選び方の難しさに比べると、メイクアップアイテムの選び方は簡単です。あなたの肌に合うことは大前提として、ファンデーションを選ぶ基準は5つあります。

  1. 自分の肌色に合っていること、もしくはなりたい肌色に近くなるもの
  2. 自分の好きな質感(マット、セミマット、グロッシー)に仕上がるもの
  3. 自分の求めているカバー力と透明感のバランスがとれているもの
  4. 伸びが良くて、ムラづきしにくいもの
  5. ファンデーションは基本的に水には強いので、皮脂崩れに強いかどうか

マスカラ、アイブロー、アイライナーなどの「ライン系」は以下の3つが主な基準です。

  1. 求めている色と濃さを持つ製品
  2. 崩れにくさとメイクオフのしやすさ、2つのバランスがいいもの
  3. 筆の素材や形状など、使いやすさに配慮された製品か

リップ、アイシャドー、チークなどの「色モノ」は以下のような3つの基準で判断します。

  1. 肌色によって似合わせが大きく分かれるオレンジ系・ピンク系の大別をする
  2. 色の濃さ。色が濃いものは発色がいい代わりに、慣れないうちは失敗しやすい
  3. ツヤやパールの有無、練りやパウダーなど、形状の違い

メイクアップ用品は流行に影響される部分も大きいもの。しかしここで挙げた内容は何十年経ってもあまり変わっていないことなので、メイク用品を選ぶ時の普遍的な基準です。

まとめ

きれいな仕上がりのメイクアップを長持ちさせるためには、素肌美を作るよりも肌を冷やして引き締めた方がいい、という矛盾が存在するものです。

凸凹すぎる素肌はファンデの前に「下地」でならす必要がありますが、ある意味、中途半端にきれいな素肌ぐらいがメイクアップには最も向いている肌。とはいえ、やっぱりファンデーション要らずの美肌も目指したいですよね。

素肌がきれいだから、ファンデーションは使わずにポイントメイクのみで終わらせる。質感を変える目的でお粉を少量だけはたく、なんていうメイクのやり方にも憧れませんか?

私の知っているスキンケア製品は、私が経営する美容室にご来店いただいて、直接お会いした方にしか具体的なことをお伝えすることが出来ません。もしも本気で肌の悩みを何とかしたい!という方はLINEからご相談してみてください。

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この記事を監修した専門家

角谷滉一

  • ヘアケアマイスター1級
  • 健康管理士1級

都内の美容室『Re+(リプラス)』を運営する、管理美容師。美容と健康のスペシャリスト。専門知識のくわしさと洞察の深さに、業界内でも定評がある。

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