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ヘナがうまく染まらない5つの原因!根元をしっかり染めるコツ、色合いの悩みもこれで解決!

角谷 滉一
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角谷 滉一
⇑でインスタもやってますので覗いてみてくださいね。 ヘア&頭皮ケアの専門家。都内で独立開業10年の現役美容師◆ヘアケアマイスター、健康管理士1級、色彩検定2級保有。
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ヘナの染まりに関するお悩み相談
自然のもので体に優しい毛染めをしたいと思って、普通のヘアカラーからヘナに変えました。でも、なかなか私の仕上げたい色合いに染まりません。

特に、根元がうまく染まらないのが気になります。何度染めても根元の染まりが良くないことが多くて…。

本当は自然なブラウンに染めたいのですが、根元よりも毛先の方が濃く染まっているのも、何だかアンバランスで気になります。ヘナで染める時、なるべく簡単でうまく染めるコツが知りたいです。

髪が傷まない天然原料のヘアカラーとして人気の高いヘナですが、なかなかうまく染められないというお悩みも。自然由来の染料という点は魅力的ですが、ヘナは普通のカラーに比べて塗りにくいという欠点も併せ持ちます。

そのため、根元をしっかりと染めるためには、いくつかのコツがあるのです。私はヘナがカラーメニューの主力だった美容室で2年以上務めた経験もあるので、ヘナにはかなり詳しい部類の美容師。

今回は染めにくい根元をヘナでしっかりと濃く染めるコツと、草木染めにおける色合いのコントロール法を徹底解説していきます!

ヘナがうまく染まらない5つの原因

ヘナは天然原料100%ゆえのデメリットとして、カラー剤のように操作性を考慮した製品になっていないという点が。そのため、以下の5つのいずれかに不備があると、ヘナはうまく染まらなくなってしまいます。

  1. ヘナを塗る量が少なすぎる!
  2. 色素の抽出が不足している!
  3. 染まる前に塗ったヘナが乾燥している!
  4. ヘナを塗ってから置く時間が短すぎる!
  5. ヘナを塗る前の髪が汚れている!

①ヘナを塗る量が少なすぎる!

ヘナでしっかりと色を入れるためには、十分な量のヘナを髪に乗せる必要が。普通のカラーのような浸透力を持たないヘナは、塗る量が少ないと染まりが悪くなります。

②色素の抽出が不足している!

同じ天然100%のヘナと言っても、製品によって染まる色の濃さには結構な差があるもの。しっかりと染まるヘナを選び、しかも十分に色素が抽出できたペーストを使う必要があります。

③染まる前に塗ったヘナが乾燥している!

ペースト状に調合して使うヘナはもともとが粉末のため、同じく粉末から調合するブリーチのように、塗ってもすぐに乾燥しやすいという特徴が。スピーディにたっぷりと塗りつつ、塗布後に乾燥させないようにするのがポイントです。

④ヘナを塗ってから置く時間が短すぎる!

美容院で温める機械を使っても、ヘナがしっかりと染まるまでには最低30分必要。温めない場合は、全て塗り終わってから最低1時間以上の置き時間が必要です。

⑤ヘナを塗る前の髪が汚れている!

普通のヘアカラーには浸透を良くするために界面活性剤が配合されているため、多少髪が汚れていても染まります。一方ヘナの染まりは髪の汚れの影響を強く受けるので、髪が汚れている時は先にシャンプーをしてから染めるようにしましょう。

ヘナで生え際をしっかりと濃く染める、塗り方の2つのコツ

特にしっかりと染めたいにもかかわらず、ヘナで染まりにくいのが生え際やもみあげの根元。そこをしっかりと染めるためには、塗り方において2つのコツがあります。

塗るのではなく、「置く」イメージ!

普通のカラーでも同じですが、ハケを同じ場所に繰り返し当てるだけでも塗る量が減ってしまうもの。ハケをなるべく寝かせて、ヘナを生え際に「置く」感覚で塗るのがたっぷりの量を髪に乗せるコツです。

ハケを使わずに指を使って塗る時も同様で、チョンと生え際にヘナを置くようにすると、たくさんのヘナで根元を埋められます。髪の根元がヘナのペーストで隠れて見えない状態になれば、適切な量です。

生え際専用に、硬めのヘナを別で用意する!

生え際の白髪は実に厄介で、ゆるめのペーストを塗っても弾いてきてしまうことが。対策としておすすめなのが、生え際用に硬めに溶いたヘナを別で用意すること。

全体に塗るにはちょっと硬すぎるかな?と感じるぐらいのヘナを少量用意して、浮き上がろうとしてくる生え際の髪を封じ込めてしまいましょう。

濃く染まるヘナの作り方と、逆効果になるブレンド法

同じヘナを使っても、ペーストの作り方ひとつで染まりやすさが全く違ってしまうのがヘナの難点。通常はグラムベースでヘナ:お湯=1:4前後の割合で作りますが、もっと染まりやすくなる裏技と、更に裏技のブレンド法もあわせて解説します!

少なめの熱湯で溶いてから氷を入れる!

ヘナの色素をしっかりと抽出するためには、時間をかけない場合は熱湯を使うのが非常に有効。少なめの熱湯でしっかりとヘナを溶いてから、製氷機の氷を投入して適温に調節します。

もっと裏技!シャンプーを混ぜてしまう!

コーヒーや紅茶など、ヘナに様々なものを混ぜる方法がありますが、どれも染まりの良さへの影響はイマイチ。賛否の分かれる方法ですが、シャンプーをヘナにワンプッシュ混ぜることで、ヘナの染まりは確かに良くなります。おまけに粘りが出て塗りやすくなるメリットも。

赤みが嫌いで、ヘナとインディゴを併用するときの注意点

 

独特のどぎついオレンジ色に染まるのが特徴的な、天然100%のヘナ。天然染料だけでブラウン系に仕上げるにはインディゴを併用しますが、その際は以下の4つの注意点を押さえておきましょう!

  1. 肌の弱い人は、ヘナとインディゴを混ぜたもので染める!
  2. インディゴは発色が早いので、時間を意識して塗る!
  3. ヘナは毎回全体OK、インディゴは様子見で調節する!
  4. インディゴの色が完成するには3~4日かかる!

①肌の弱い人は、ヘナとインディゴを混ぜたもので染める!

インディゴは感作性(アレルギーを起こす可能性)が10%もあるため、肌の弱い人は要注意。「紫紺」と呼ばれる、ヘナ:インディゴ=4:1の割合にブレンドすることで、そのリスクを下げられると言われます。

ヘナで染めた後にインディゴでもう一度染めるのが王道の方法ですが、肌のかぶれが心配な人はこの配合から試してみましょう。

②インディゴは発色が早いので、時間を意識して塗る!

ヘナが発色するには長い時間が必要ですが、インディゴは10分の違いが仕上がりの色合いに影響するもの。時間をかけて塗っていると色ムラの原因になるので、ヘナよりもスピーディーに塗ることを心がけましょう。

③ヘナは毎回全体OK、インディゴは様子見で調節する!

ヘナは何度重ね塗りをしても、濃く深いオレンジに染まっていくのみ。ですが、インディゴで毎回全体染めをすると、繰り返した髪ほど暗く染まってしまいます

インディゴで一度暗く染まってしまった髪は、時間が経ってもなかなか明るくなりにくいもの。よってヘナは毎回全体に塗っても良いですが、インディゴは染める前の色を確認しながら使うようにしましょう。

④インディゴの色が完成するには3~4日かかる!

インディゴ単品で染めた直後の髪は緑っぽく見えますが、時間経過で最終的には青紫に仕上がるもの。大体3~4日かけて完全発色するので、染めたてが変な色でも焦らないようにしましょう。

髪全体の色が揃わない失敗や、暗くなる失敗を回避する3つのポイント

普通のカラーと違い、脱色作用を持たない草木染め。綺麗な茶色に染め続けるためには以下の3つのポイントを意識してみましょう!

①根元のヘナと毛先のヘナを別で用意する!

根元はなるべく濃く染めたいものですが、繰り返しヘナが染まる中間~毛先の髪ばかりが濃く染まってしまいがち。それを回避するには、根元は白髪浮き対策も兼ねて、硬めの濃いヘナを準備して、毛先は塗らないか、もっと薄めたヘナを用意して塗り分ける方法がおすすめです。

②できればヘナもリタッチで染める!

色ムラを防いで好きな色合いに染め続けるためには、伸びてきた根元を正確にリタッチできればそれが一番。それが難しい場合、2回に1回は根元の自分で見える部分だけを染め、もう一回は全体染めをするサイクルが無難です。

③濡れた髪の方が断然塗りやすい!

ヘナで色ムラを作ってしまう要因の一つになる、その塗りにくさ。乾いた髪よりも、タオルドライをしっかりした湿った髪の方が断然塗りやすいので、染める前のシャンプーはやった方が良いでしょう。

まとめ

ヘナで思ったように染まりにくい原因は様々ですが、その塗りにくさが大きく影響していると言えるでしょう。天然原料ゆえ、普通のカラー剤のような滑らかさがないのがヘナの難点です。

どうしても自分でうまく塗れない場合は、美容師に塗ってもらうのが一番確実。特に仕上がりの色合いにもこだわる方は、美容院にお願いする方が良いでしょう。

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