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【2019年度最新版】パーマの種類と違いを徹底解説!パーマで失敗しないために重要なポイント!

角谷 滉一
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角谷 滉一
⇑でインスタもやってますので覗いてみてくださいね。 ヘア&頭皮ケアの専門家。都内で独立開業10年の現役美容師◆ヘアケアマイスター、健康管理士1級、色彩検定2級保有。
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  • パーマをかけたいけれど、種類が多すぎて違いがよく分からない!
  • パーマがかかりにくい髪、かかりやすい髪って、何の違い?対策はあるの?
  • 今の自分に向いているパーマはどれ?
  • 縮毛矯正と相性のいいパーマは?傷んでいてもかかる?持ちは?
  • スタイリングは簡単?お値段と所要時間の違いは?

パーマは一般の方からも、まだ経験の浅いプロの美容師でさえも本当に疑問だらけの技術担当美容師にパーマのことを質問しても、明確な答えが返ってこない経験をした事がある人も多いのではないでしょうか?

失敗やトラブルのリスクが大きいため、美容師でも苦手意識の多いパーマ。今回はお客さん目線、美容師目線、どちらが読んでもわかる内容を目指して、パーマの種類とその違いについて解説します。

パーマの失敗はなぜ起こる?

まず、絶対に失敗を回避するためには初めて行く美容室でパーマをオーダーしないことが一番重要。なぜなら、何を使ってパーマをかけるのか以前に、パーマは担当美容師にあなたの髪質を正確に見抜いてもらう必要があるからです。

そもそもの問題として、担当美容師自身のパーマ技術に対する理解の深さがまちまちで、その判断が難しいという問題も。その証拠として、近年では「美容師のパーマ離れ」が美容業界で問題になっています。どういうことかというと、若い美容師が失敗を怖がってパーマをかけたがらないのです。

パーマの失敗に関係してくるものとは?

パーマの仕上がりはその種類に関係なく、髪の傷みに大きく影響されるもの。それぞれが違う前提の髪に対して安定した仕上がりのパーマをかけるためには、多くの要素の理解が必要となります。

正直なところ、ここに書いてある内容を知らない美容師にパーマを任せると失敗されるかもしれません。パーマで失敗しないための条件としてまずは一度目の来店でパーマを任せないことですが、ここで解説されてあることと齟齬のある説明をする美容師にパーマをオーダーしても失敗の確立が上がってしまいます。

あとはあなた自身がそれぞれのパーマの違いについて正確に知っておくことも、やはり必要。美容師は絶対知っておく必要がある内容ですが、顧客としてもお任せできる美容師がいない人は知っておいたほうがいい知識です。

パーマの種類は4種類!それぞれの違いとは?

パーマは大きく分けると「コールドパーマ」「ホット系パーマ」の2種類に大別されます。その違いとは作業工程の中で加温処理をするかしないかの違いであり、パーマ液成分の違いは直接関係しない要素です。

ホット系パーマはさらに3種類に分類できるので、コールドパーマと合わせて合計4種類に分類できます。それぞれの違いについて、グラフ付きで解説していきます。

コールドパーマとは?

コールドパーマとは、いわゆる普通のパーマと呼ばれているパーマのことを指します。髪が濡れている時と髪が乾いた時のウェーブの差(以後ウェーブギャップと言います)が最も大きいパーマです。

コールドパーマは他のパーマ技法に比べると必要な作業工程が少ないため、所要時間、お値段共に他のパーマと比べると短い傾向にあります。誤解のないように補足しますが、ウェーブギャップが大きい=扱いにくいパーマではなく、目的の仕上がりに適しているのであれば扱いやすいパーマ。

コールドパーマでも扱いやすいパーマは作れるので、求める仕上がりに適していればこのパーマでも問題はないということです。コールドパーマの一例として、こんな質感が出しやすいです。

 

ただし注意点として、コールドパーマは乾かした後に一番広がりが出やすいパーマという特性が。そのため、髪が膨張しやすくて悩んでいる人には不向きなパーマになる場合もあります。

クリープパーマとは?

クリープパーマとは、コールドパーマの作業工程の途中に湿熱(スチームなど)を加える工程が追加されるパーマのことを指します。この工程が加わることで髪の内部がより自然な形で曲げられるため、コールドパーマの時より薬剤の力を弱めてもパーマをかけられるという利点が。

クリープパーマはコールドパーマと比べた時、髪のダメージを抑えながらウェーブギャップも減らす事が出来ます。ただし、スチームなどで熱と水分を与える工程が加わるため、湿熱加温の時間が余分に必要です。

以下の画像がクリープパーマの仕上がり質感の一例です。コールドパーマと見た目の違いは少ないですが、持ちがよくなるのと、ウエーブギャップを減らせます。そのため、パーマで作ったカールやウエーブを仕上げでそのまま使いたいパーマに適しています。

エアウェーブとは?

エアウェーブとは、(株)タカラベルモント社の専用機材を使ってかけるパーマのことを指します。このパーマ技法は作業工程の途中で薬剤を洗い流した後、チューブから温風を送って髪をドライするのが特徴的です。

クリープパーマとどう違うのか?と混乱する方もおられるかもしれませんが、エアウェーブはクリープパーマの理論にガラス化と呼ばれる新しい理論が加わったパーマです。乾いた状態で髪の形を固定することにより、クリープパーマよりも更にウェーブギャップを減らす事が出来るという、まだ業界内でも新しい理論です。

エアウェーブは、以下の画像のような根元から立ち上がりのある、大きなウェーブやカールを作るのが得意なパーマ。加温を伴うとはいっても体感で熱い!と感じるほどロッドが熱くならないので、根元までロッドを巻きこんでもヤケドする心配はありません。


エアウェーブに使用する薬剤はコールドパーマやクリープパーマと同様、液体のパーマ液を使用します。液体の薬剤を使うパーマはどうしても髪全体にパーマ液が付いてしまいやすいため、リピート時のダメージコントロールがやや難しいというデメリットも。

デジタルパーマとは?

デジタルパーマとは、一般的に加温式のロッドを用いるパーマのことを指しますが、「デジタルパーマ」という名称自体は資生堂が商標登録を取っています。とはいえ他のメーカーの加温式パーマも理論はほぼ同じ。機材によって温度管理のシステムに違いがあったり、ロッドに防水加工が施されていたりといった工夫がなされています。

この4種類のパーマの中で最も高熱を使いますが、熱の力によってパーマの固定力アップさせ、仕上がりのカールにもしっかりとした弾力感が得られます。デジタルパーマは以下の画像のように、コテで巻いた時に近いカールを出すのが得意です。

なおデジタルパーマはクリーム状の薬剤を使用するため、塗り分けによるリピート時のダメージコントロールが出来るのが大きなメリット。そのかわりロッドが熱いため、根元からかけづらいというデメリットもあります。

ちなみに縮毛矯正をかけた髪に最も安定した仕上がりを作りやすいのは、ダントツでこのデジタルパーマ。とはいえ縮毛矯正を繰り返している髪はダメージが深刻な場合も多いので、美容師側にダメージコントロールのノウハウが必要です。

パーマの種類の違いによる値段と所要時間の違いは?

コールドパーマ以外は追加工程や専用機材が必要になってくるので、それによる価格の差が生じます。設備投資として最も高額なのは、一台50万円の設備投資が必要なエアウェーブ。取り扱っている美容室も少ない傾向ですが、このメニューは高額になりやすい傾向が。

パーマをかけるのに必要な所要時間は美容室によってまちまちですが、ノウハウによって時短に成功している美容室もあるので一概には言えません。なお、元々の作業工程が少ないコールドパーマは短時間で施術しやすい傾向にあります。


パーマがかかりやすい髪、かかりにくい髪の違いとは

パーマに向いた髪質の話はとても長くなるので、別の記事で詳しく解説します。ここではざっくりとした説明にとどめますが、直毛は真っ直ぐに戻ろうとする力が強いため、パーマがかかりにくく、取れやすい傾向が。

パーマがかかりにくい髪質の場合、何らかの方法でパーマの固定力をアップさせる必要が出てきます。今回紹介している4種類のパーマのかけ方に絞る場合、コールドパーマ以外のパーマの方が固定力を上げやすいのでおすすめです。

なお、意外かもしれませんが太い髪と細い髪のかかりやすさ(かかりにくさ)は同じという意外な事実がそれについてもまた別の記事で詳しく解説しています。

ストレートパーマでいい髪と、縮毛矯正が必要な髪の違いは?

難しい説明を抜きにすると「濡れた髪と乾いた髪で、癖の出方に差がないくせ毛」はアイロンを使わないストレートパーマでも伸ばせます。「濡れた髪と乾いた髪で、癖の出方に大きな差があるくせ毛」にはアイロンを使用するストレートパーマが必要です。

ちなみに近年はストレートパーマでも縮毛矯正でもない「髪質改善」という技術も急速に普及・拡大しています。くせ毛を収まりよくできるのに縮毛矯正ではないという、まったく新しいジャンルの技術です。

パーマはカラーよりも傷む?ブリーチした髪にはかからない?

「髪が傷む」と一言で言っても、パーマとカラーでは「傷み方が違う」もの。正確には髪の内部で傷む場所が違うのですが、そこはちょっと専門的なお話です。

そのため一概にパーマの方が傷むとは言えず、むしろパーマの方が傷みに合わせて薬剤パワーをコントロールしやすい傾向が。薬剤選びを間違わなければブリーチした髪でもパーマをかけることは可能です。

出来ないと断られる事が多いブリーチ毛へのパーマ。でも私から見ると単なる美容師の研究不足ではないのか?と思うこともしばしば。ヘアデザインの副産物として髪の傷みがつきものですが、ケアの技術が高ければその問題は解決できます。

髪の長さによって変わるパーマの種類の向き不向き

パーマの仕上げ方には、ウエーブが見えるパーマと見えないパーマ、2つの仕上げ方を使い分けするもの。長さは無関係で、この求める「仕上がりの見た目」によってパーマの種類・使用する薬剤・選定するロッドの種類を使い分ける必要があるのです。

とはいっても、美容師によってこの部分の理解度合いには大きな個人差があるもの。これがパーマを苦手とする美容師が多い原因の一つになっています。

仕上がりにウェーブが見えるパーマの一例

巻いたままのウェーブをそのまま使って仕上げると、このような仕上がりになります。パーマをかけたというのが目で見て分かるパーマのかけ方ですね。

立ち上がりや流れはあるけれど仕上がりでウェーブが見えないパーマの一例

中間~毛先に動きが感じられますが、濡れている時に見えていたウェーブが仕上がりでは見えないパーマ。つまり、仕上がりでウェーブが伸びて、それがボリュームや動きに変化するのを最初から狙ってかけるパーマです。

次の項目からは、髪の長さによってどのパーマが向いているのか?その理由も交えて解説していきます。

ショートヘアに向いているパーマのかけ方は?

ショートヘアの場合は髪全体の長さが短いので、根元のコントロールがしやすいパーマが好都合。高温のデメリットによって根元まで巻き込みにくいデジタルパーマ以外のほうが向いています。

とはいえ、敢えてショートヘアでデジタルパーマを活用する美容師も。そこは仕上がりデザイン次第なので、ショートヘアだからデジタルパーマがダメというわけではないのです。

ボブ〜セミディに向いているパーマは?

ボブ~セミディは長くもなく、短くもない中途半端な長さの髪とも言えます。しかしパーマでは動かしたり、逆に収まりを良くしたり、かけ方ひとつでいろいろな髪型にイメチェンしやすいという利点が。

どの種類のパーマを用いたとしても、それぞれの強みを活かしやすいです。個人的には収まりの悪い中途半端な長さこそ、パーマの力が活きる場面が多いと感じます。

セミロング〜ロングはどのパーマが向く?

髪の長さが長くなるほどパーマの見栄えもよくなりますが、長い髪にはいつでもダメージとの戦いが。でもパーマをかけるためにはある程度髪の弾力が必要なもの。それを守るためには日頃のヘアケアが重要となってきます。

なおセミロング~ロングヘアの場合、髪の弾力さえあればどのパーマでもOK。もしも仕上がりの髪の広がりが気になる人はエアウェーブかデジタルパーマが向いています。

あとはその長さによる重みゆえ、重力によってパーマが間延びしやすいという特有の弱点も。
それを乗り越えて根元からしっかりとしたウェーブを出すためには、美容師側のノウハウも必要です。

パーマの「巻き方」の違いによって仕上がりはどう変わる?

巻き方の違いには、上下の方向性の違いで大きく3種類に分類されます。分かりやすく言うと、たて・よこ・ななめの違いです。

平巻き

最もベーシックな巻き方となるのが、この平巻き。平巻きは仕上がりの長さが短くなりにくいというメリットを持ちます。たくさん巻き込んだ場合は平面的なウェーブに仕上がりやすいです。

縦巻き

最も立体感のあるパーマを作れるのが、この縦巻きです。その代わり立体感を出す分、見かけ上の髪の長さが短くなりやすいというデメリットも。一番下の髪に縦巻きを使った場合は「パーマで長さが詰まる」という現象を引き起こします。

斜め(バイアス)巻き

斜め巻きは、平巻きと縦巻き両方の要素を併せ持ちます。平巻きよりは立体感のあるパーマがかかりますが、縦巻きほど長さは詰まらないという中間の仕上がりに。今どきの髪型は顔周りに前上がりのレイヤーが入れられていることが多いですが、そういった場合に違和感なくなじむのはこのバイアス巻きです。

とはいっても大切なのはどんな仕上がりの髪型を求めるのか。バイアス巻きが万能ではないので、やりたい髪型が前提として存在し、それに適した巻き方を選ぶ必要があります。

なおパーマの巻く方向性はコテで巻く時と同じですが、パーマの場合は巻いたままの仕上がりにはならないもの。もしも同じ太さのロッドで同じ巻き方をしても、使う薬剤によって全然違うかかり方になるのがパーマです。そこがパーマの一番難しい部分なのかもしれませんね。

パーマを自分で再現するスタイリング法は?

美容室で仕上がった髪型を自分で再現できないという悩みは頻繁に耳にします。でもパーマをかけた髪はストレートの髪と触り方が違うものなのです

ウェーブを残したいのに、ストレートヘアの時と同じように引っ張って乾かしては失敗してしまいます。毛先〜中間を持ち上げながら乾かすのがパーマドライの基本となる動作です

パーマの種類によって違う、適したスタイリングのやり方

続いて、4種類それぞれのパーマで乾かし方と適したスタイリング剤について解説します。それぞれのパーマによってかかり方が違うので、それによってスタイリングのやり方も変える必要が。

デジタルパーマの場合

もしも適当に乾かしたとしても、ウェーブギャップの少なさのおかげで一番再現しやすいのがデジタルパーマです。そのかわり、高熱を使ったデジタルパーマをした場合は毛先が乾燥しやすくなるので、仕上げには伸びのいいオイルベースのスタイリング剤が適しています。

エアウェーブの場合

かけ方によってデジタルパーマ寄りにも、クリープパーマ寄りにもなるのがエアウエーブの特性。スタイリングのやり方にもかなりの振れ幅が出てしまうものなので、担当美容師の勧めるスタイリング方法にすることをおすすめします。

クリープパーマの場合

クリープパーマはウェーブギャップがそれなりにあるパーマ。こういったパーマは水分の多いスタイリング剤を使用するとウェーブが強く出ます。

ウェーブを出したい場合は水分の多いスタイリング剤。逆にあまりウェーブを出したくない場合はワックスなど、水分の少ないスタイリング剤を使う。つまり求める仕上がりに応じて、スタイリング剤を使い分けるのがおすすめです。

コールドパーマの場合

コールドパーマはクリープパーマに近い仕上げ方をすることが多いです。コールドパーマは乾いた時に最も広がるという性質があります。もしも仕上がりの広がりを抑えたい場合はバーム系など、やや重さのあるスタイリング剤を使いましょう。

逆に広がりを活かしたい場合はやや硬いワックスなど、水分が多くないスタイリング剤がおすすめです。

まとめ

今回はそれぞれのパーマが一体どう違うのか?という部分にフォーカスを当てて解説し、ヘアスタイルの説明は敢えて最小限に抑えた内容としました。

パーマはうまく付き合うことが出来れば、手間をかけずにあなたを24時間オシャレにしてくれる素晴らしい技術。しかし失敗すると、パーマをかけていないとき以上に手がかかってしまいます。

それを踏まえたうえで最低限必要なこととして、

  • 担当美容師に自分の髪質を正確に把握してもらうこと
  • 担当美容師自身がパーマをしっかりと研究しており、使いこなせること

それが最重要事項です。失敗しないパーマをかけてもらうためにも、「この人は、私の髪のことをよく理解してくれている!」と思える美容師にパーマをお願いするようにしましょう。

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角谷 滉一
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