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美容師のマスクは条例で「着用義務」があります。

角谷 滉一
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角谷 滉一
株)美テラシー代表取締役の角谷滉一と申します。都内で一人美容室「Re+」を10年経営している39歳の現役美容師です。趣味は「旅行」だと言いたいところですが、サロンワークとブログ執筆に労力を捧げ、自由時間や優雅さとは無縁の毎日を送ってます…。甘いものが大好きで、太りやすいです。 保有資格:管理美容師、色彩検定2級、健康管理士一般指導員(健康管理能力検定1級)。
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美容室で風邪をうつされたお悩み相談
先日美容室に髪をカットしに行ったところ、担当してくれた美容師の方が風邪をひいていたようで、接客中に咳をしていました。でも、その美容師の方がマスクをしていなかったので私にも風邪をうつされてしまい、大変不快な思いをしました。

その美容師の方は表情が見えなくなると困るからマスクをしないんですよ、とおっしゃっていましたが、私としては風邪をひいているならば仕事を休むか、せめてマスクをつけて欲しかったと思います。

美容師の方は接客中にマスクをつけてはいけないという決まりがあるのでしょうか?体調が悪いなら、普通に仕事を休めばいいと思うのですが、なぜ休まないのでしょうか?

美容師が接客中にマスクをつけてはいけないという決まりはなく、むしろ「顔面作業」をする際には、マスクを着用することが東京都の条例(美容師法第8条第3号・その他都道府県が条例で定める衛生上必要な措置)で義務付けられています。体調不良の時に仕事を休みたい気持ちは、美容師でも普通の人と全く同じ気持ちです。

しかしながら美容師は指名制のある仕事ですので、一般的な会社員のようには欠勤できないのが実情。今回はどのような場面で美容師がマスクを着用する義務があるのか、そして仕事を簡単に休めない業態の内情まで解説していきます。

美容師が法律でマスク着用を義務づけられている「顔面作業」とは?

美容師法に基づく都の条例で、美容師が施術をする際にマスクの着用を義務付けられている顔面作業とは、以下に挙げた3つが該当します。

  1. シャンプー台でのシャンプー
  2. まつげエクステの施術
  3. メイクアップ、眉カット

つまり、カット中などはマスクの着用を義務付けられていませんが、シャンプーをする際にはマスクをすることが法律で義務づけられているのです。

マスクの着用が義務付けられている理由は、もちろん感染症の飛沫感染予防のため。特に、シャンプーやメイクアップなどは至近距離での施術になるため、飛沫感染するリスクが高まります。

シャンプーを一例としてして挙げるのでしたら、美容師がマスクをして、お客さんもフェイスガーゼをしている状態が最も風邪などの感染リスクを低くできる状態です。

法律上は衛生管理の責任者、「管理美容師」というものが存在する

美容師法では、従業員を一人以上雇っている美容室の場合、衛生管理の責任者として「管理美容師」の資格を持っている人が必ず必要です。本来であれば、その管理美容師が美容所の衛生管理やサロンスタッフの健康管理を任されます。

つまり、朝の仕事前に体温を測るなどして体調不良でないかどうか、また、仕事中に使用する道具やタオル・クロスなどの布片類が衛生的な状態で使用されているか?などを管理する役割があるのです。

しかし実際のサロン現場は見た目重視になっているので、スタッフの体調管理や衛星管理対策は後手に回りやすくなっているのが現実。私自身は一人でサロンの経営もしているので、自分自身の健康管理のためにも日ごろからマスクを積極的に活用します。

真夏以外は外出時にマスクを着用しますし、シャンプーを行う際にも必ずマスクを着用しています。

個人的には「鼻息」が気になる

単に個人的に気になることなのですが、(衛生的な事とは別問題で)お客さんに鼻息などがかかってしまったら嫌だなと思います。

まだ私が学生で美容師ではなかった頃、通っていた美容室でシャンプーをしてもらう時に、自分の顔に美容師の人の鼻息がかかってくるのがとても気になったからです。

美容師は体調が悪くても仕事を休めない?

まだ自分一人でお客さんを担当しないアシスタントの場合は、体調不良で仕事を休むこともできます。しかし、スタイリストの場合は仕事の責任が重いため、現実問題として体調不良でも欠勤できない場面が多々あるのです。

美容師は、仕事に穴を空ける=ダイレクトに自分のお客さんが減る(=売り上げも減る)ことを気にします。それにお客さん目線としても、予約を入れていたのに美容師の体調不良で予約を取り消しにされたら、どう感じるでしょうか。

人気がある美容師の場合、振りかえの予約を取れるのもだいぶ先になってしまう場合が多いです。美容師が体調不良から復帰するまで、待ちきれずに浮気して、他の美容室へ髪を切りに行ってしまう人のほうが多いと思います。

それに、もしもその美容師がインフルエンザだった場合、復帰してきて「大丈夫だ」とは言っても、すぐ近くで接客をされるのは嫌だと感じませんか?たとえ美容師がマスクを着用していたとしても。

そういった懸念から、体調が悪くても、無理を押し通して仕事を続けてしまう美容師は非常に多いのです。

(もしも美容師がインフルエンザにかかってしまった場合は、出勤してはいけないので強制欠勤になります)

私のように一人で美容室を経営している場合は、事実上の営業停止になってしまうので一大事です。感染症の予防に徹するしか対策がないので、どうしても自分自身の体調管理には神経質になってしまいます。

単純な話として、風邪をひいている美容師に接客をされるのは、お客さんも嫌だろうと思うからです。

体調不良を生理現象でお客さんに悟らせないのは「プロのたしなみ」

もしも体調が悪かったとしても、それを悟られないようにするのがプロの仕事だと考えています。私自身は最低でも「咳やくしゃみ、咳払いなどを、お客さんが認識できる場所でやらない」という事を徹底しているつもりです。

逆に美容師側の目線で言えば、明らかに発熱していたり、頻繁に咳などをして体調が悪いのもかかわらず、美容室へ来店するお客さんに困ります。だからといって私が露骨に嫌がった態度を取ることはできませんし、基本的にお客さんを不快にさせてはダメです。

とはいえ、無防備なままで行う至近距離での接客は、非常に神経が疲れます。なので大きな咳を遠慮なく出すお客さんを接客しなければいけない場合は、お客さんに一言断りを入れて、自分自身の体調管理のために私自身がマスクを着用させてもらうようにしています。

本来であれば、お客さん自身が風邪をひいているとわかっているのであれば、予約を後日に変更してもらいたいというのが私の本音です。

なぜならお客さんが「風邪を引いた美容師に接客してもらいたくない」と思うのと同じ気持ち以上に、明らかに発熱しているお客さんを接客するのはとても嫌だと感じるからです。美容師の接客は、とにかく至近距離で危険ですから。

(タクシーの運転手さんなどは、この気持ちが分かると思います)

それで私が風邪をうつされて、サロンの仕事が出来なくなっても、誰も私の代わりはしてくれないです。しかし自身の体調管理に無頓着なお客さんは、決してそこまでの想像をしてくれませんからね。

ちょっと神経質に感じるかもしれませんが、私は電車に乗った時、近くで咳をしているのにマスクをしていない人がいた場合は無言で車両を移動するぐらい、体調管理には気をつかっています。一方的に不愉快な思いをするのは嫌なものですが、言い争いをしても無益ですし、自己防衛する以外に方法がないと考えているからです。

「気にする人」の基準に合わせて、美容師が配慮をする必要がある問題

私自身の健康管理の話が多くなってしまいましたが、美容師は可能な限り、お客さんの接客中に咳や咳払いをするべきではないと思っています。人によって他人の咳をどのぐらい不快に感じるかは大きな個人差がありますが、「気にする人の基準」に合わせるのが一番の選択肢だと思うからです。

お客さんに痛い思いや熱さを感じさせたりするのと同じで、不快にさせてしまうと満足度が落ちてしまいますからね。

ちなみに私の特技で「くしゃみの音を完全に消す」というのがありまして、くしゃみが出そうになったら、息を全部吐いて肺から空気を出しておくと、くしゃみの音が完全にしなくなります。

お客さんにはくしゃみをしたと気づかれないぐらいです。鼻炎持ちなので、花粉症の時期の水みたいな鼻水に困ったりしますが…。

薬で収まらない時は、マスクの下で鼻にティッシュを詰めてやり過ごします。風邪だと誤解されないように、お客さんに説明するのが何より大変です。

特にヘアカラーを塗る時など、両手がふさがる時は鼻をふさぐ以外にどうしようもないので、本当に困ります。私は比較的、咳などを気にする部類の人間だと思いますが、それは美容師によって様々です。

私の経験上では、そこまで咳などを気にしていない美容師のほうが圧倒的に多いのではないかな、と。少なくとも「咳エチケット」の概念は、あまり美容師内で浸透していないと感じます。

(美容師は男女問わず、喫煙者が非常に多いので、それも関係ありそうです)

あなた自身はカット中にマスクを着用出来ない(毛だらけになる&大事な耳周りのカットが、マスクの紐が邪魔になって100%は無理)ですから、美容師に配慮をお願いする以外に方法がないかもしれません。担当美容師に風邪か、アレルギー持ちのどちらなのかを確認すると、少しは不安が減らせるのではないでしょうか?

まとめ

美容師がシャンプーの時にマスクを着用するのは美容師法に基づく東京都の条例で義務づけられており、お店の方針で変えて良い決まりごとではないということです。

いずれにせよ、美容業はあくまで衛生業ですので、スタイリッシュな職業イメージと衛生管理は分けて考える必要があります。

現在はコロナウイルス騒動の渦中にあり、各美容室が店内でのマスク着用を徹底したり、マスクを着用していないお客さんの来店を拒否する美容院もあるそうです。

とりわけ従業員と来店するお客さんの数が多い美容室では、スタッフとお客さん双方の安全確保のためにも、厳しい対策を取らざるを得ないのが実情でしょう。美容師は簡単に欠勤できない、重い責任を持ちながら仕事をしていますからね。

特に大きな美容室は空気が乾燥しやすく、冬場は静電気の影響で、切った髪の毛をキレイに掃くのが難しいこともあるほどです。加湿や空気清浄の設備がある美容室だと、お客さん目線での安心感が上がりますね。

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株)美テラシー代表取締役の角谷滉一と申します。都内で一人美容室「Re+」を10年経営している39歳の現役美容師です。趣味は「旅行」だと言いたいところですが、サロンワークとブログ執筆に労力を捧げ、自由時間や優雅さとは無縁の毎日を送ってます…。甘いものが大好きで、太りやすいです。 保有資格:管理美容師、色彩検定2級、健康管理士一般指導員(健康管理能力検定1級)。
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