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ヘアカラーの色が抜けると髪色がオレンジになるのはなぜ?3つの原因と対策を解説!

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株)美テラシー代表取締役の角谷滉一と申します。都内で一人美容室「Re+」を10年経営している39歳の現役美容師です。趣味は「旅行」だと言いたいところですが、サロンワークとブログ執筆に労力を捧げ、自由時間や優雅さとは無縁の毎日を送ってます…。甘いものが大好きで、太りやすいです。 保有資格:管理美容師、色彩検定2級、健康管理士一般指導員(健康管理能力検定1級)。
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アーシー
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こんにちは!美テラシー編集部のアーシーです。
髪をどんな色に染めていても、色が抜けるとギラギラした嫌なオレンジが出てしまう・・・。

一体どうすれば、髪が余計に傷んで見えるオレンジ色を出ないようにできるのでしょうか?

解決策は2つあり、オレンジ色を反対色で「打ち消す」か「なくす」方法です。

そもそもこのオレンジ色は、あなたの髪がもともと持っているメラニン色素に由来するもの。

今回は何色に染めてもオレンジ色に戻ってしまう原因と、オレンジ色になりにくくする具体的な対策を解説します。

(※この記事は、現役美容師の監修記事です)

髪色が抜けるとオレンジになる3つの原因

実のところ、暗すぎず・明るすぎずの髪色に染めているあなたの「地毛」は、常にオレンジ色です。

まずはオレンジ色の髪に戻ってしまう3つの原因を、わかりやすくお伝えします。

ヘアカラーは「中程度の脱色」と「染色」を同時に行っている

髪を染めるヘアカラーというのは、髪に色を入れる「染色」だけでなく、髪のメラニン色素を抜く「中程度の脱色」のプロセスも同時に行っています。

そして、黒い髪色を作っているメラニン色素は「赤系」「青系」「黄系」3種類のメラニン色素によるもの。

ほとんどの日本人はこのうちの「赤系」を多く含んでいる髪質なので、真っ黒に見えるものの実際は「濃い赤褐色」です。

濃い赤褐色は「中程度の脱色」により「赤茶色」→「オレンジ」に色が変化します。

つまり染まりあがりの色とは無関係で、明るくも・暗くもない髪色の地毛は、ほぼオレンジ色なのです。

寒色系の色は、性質的に長持ちしない

オレンジ系や赤茶系のヘアカラーは色持ちしやすいのですが、アッシュ系やマット系などの寒色系カラーは長持ちしません。

なぜなら寒色系カラーの色素には、髪の奥まで入りにくいという共通の性質があるからです。

その影響で寒色系のヘアカラーは早く色が抜けるため、地毛のギラギラするオレンジ色が出てきやすくなります。

白髪染め特有の染料が影響している

白髪染めの中には、白髪がキラキラと光ってしまうのを抑える目的で、くすんだ赤茶色の染料が多めに配合されています。

よく似た仕上がりのおしゃれ染めの髪色と比べて、白髪染めがオレンジ色になりやすいのは、配合されている染料のバランスが全く違うからです。

髪色が抜けてもオレンジ色が出にくい染め方は?

どうしても安っぽくて、品がなく見えやすいぎらついた色味の「退色オレンジ」

オレンジ色を出にくくするには、オレンジを「打ち消す」か「なくす」ほかにも「明るさを落とす」という3種類の方法があります。

オレンジの反対色「ブルー(アッシュ)」をたくさん使う

カラー剤に青の色素、ヘアカラーでいう「アッシュ」(青っぽいグレー)を多めに使うことで、オレンジ色を打ち消すことができます。

青みが多いほどよいのですが、ヘアカラーのプロセスに詳しく、カラー剤の微妙なバランス調整のできる美容師でしたら、最適な濃さのアッシュを選んでくれます。

さらに、ブルー(アッシュ)系をベースに継続して何度も染めることで、より長期間オレンジ色を消しやすくなります。

オレンジが消えるレベルまでブリーチする

カラー剤による脱色だけでなく、髪の色素を抜くブリーチをすることでもオレンジ色をなくせます。

オレンジ色が見えなくなる明るさまでブリーチをすることで、地毛から完全に「赤み」をなくしてしまうのです。

こうすることで、色落ちしてもオレンジではなく、さらに明るいライトベージュになります。

特にアッシュ系は透明感があってこそ見栄えする髪色なので、1今時のアッシュカラーにブリーチは必須かもしれません。

これは色が抜けた後、かなり明るい髪色に戻ってもOKな人に適した対処法です。

希望の明るさよりも暗い寒色系に染める

理想の仕上がりの「明るさ」よりもわざと1レベル落として、ブルー(アッシュ)系に染めるやり方です。

同じブルーでも明るい色のほうが早く抜けてしまうので、色を暗めにするとその分色素が多くなり、色が抜けるのをゆっくりにできます。

例えば、サロンで希望通りの明るさに仕上げてもらうと、1週間も経つとすぐに色が抜けたように感じませんか?

希望の明るさよりも1レベル暗い寒色系に染めて、ちょっと暗いかなと感じる程度にしてもらうと、色持ちの悩みは改善します。

オレンジ色からベージュの髪色をかなえる方法

柔らかなベージュの髪色を作るためには、オレンジ色が出てしまった髪に「青」と「緑」2種類の色素が必要です。

ヘアカラーの色味では「アッシュ系」「マット系」の両方を混ぜるか、「モノトーン系(グレージュ)」を入れることで実現できます。

これは髪がもともと持っているメラニン色素の「赤」と「黄色」両方を打ち消す行為。

色味を打ち消す分だけ暗く仕上がりやすいので、ブリーチ前提で染めるか、美容師の専門的な染色テクニックが必要です。

 髪のオレンジ色を消せるシャンプーとは?

オレンジの色を消すことができる、「青」や「青紫」の色素が入ったシャンプーです。

カラーシャンプーに配合された色素には、カラー剤とは違う特徴が4つあります。

  1. 新しく生えてきた黒髪よりもカラー剤で染まっている部分、つまり傷んでいる部分が染まりやすい
  2. ヘアカラー剤よりも短時間で髪に色を入れることができる
  3. 色持ちの期間は1週間~2週間と短い
  4. 頻繁に使用すると、髪の色が緑色っぽくなる

カラーシャンプーといっても、メーカーや種類により「赤に近い紫」や「青」「青に近い紫」などさまざまです。

オレンジを消すには青色の色素成分が多く配合された、濃い青色のシャンプーを使いましょう。

 髪のオレンジを消す「カラートリートメント」とは?

オレンジを消す「青や」「青紫」の色素が配合された色付きのトリートメントで、色素成分はカラーシャンプーと同じです。

主な特徴についてもカラーシャンプーと同じですが、カラーシャンプーよりも色がもっと濃い製品がたくさん発売されています。

なのでカラートリートメントは、淡くオレンジを打ち消すよりも、全く別の色に染め直す方が得意です。

また、カラートリートメントはベースの成分がトリートメントと一緒なので、色素とうるおい成分を同時に補給できます。

そのかわり、カラーシャンプーと比較して、髪全体にムラなくつけるのは慣れが必要かもしれません。

自宅で髪色のオレンジを消せる製品としてはダメージレスなので優秀ですが、肌や浴室を汚さないように注意して使いましょう。

まとめ

カラー後に色が抜けてオレンジになるのは、脱色された地毛のオレンジ色がむき出しになるのが原因です。

このオレンジ色は、オレンジ色に「染まっている」わけではなく、髪のメラニン色素そのものに由来します。

それに対して白髪染めで出るオレンジは、染料そのものに配合された赤茶の染料由来です。

いずれの原因にせよ、今回ご紹介した方法で「品」と「透明感」のある、きれいな寒色系カラーを長く保つことができます。

カラーシャンプーは使用頻度に注意して、美容院で染める1週間ぐらい前までに使用をやめるのがおすすめです。

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