白髪ができる原因と自分で出来る3つの対処法!老け見えを避けるためには?現役美容師の解説。

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年齢を重ねるごとにいつの間にか出てきて、どんどん増えてくるのが憎き白髪

肌のシミやシワを気にする人は多いですが、白髪も老け見えの原因となる大きな要素です。「白髪がある」というだけで、実年齢より高く見られてしまう可能性も。

そこで、この記事では白髪が出来る原因と、白髪が増えないように自分で出来る対処法についてご紹介します。

目次

髪の毛の色は、もともと白!?

意外かもしれませんが、実は髪の毛の色はもともと白いのです。

毛髪が頭皮のなかで成長していく過程で、色素細胞からメラニン色素を取り込み、髪に色がついていく仕組みになっています。

ちなみにメラニンの総量が多いと黒髪、少なければブロンドとなり、人種によって髪の毛の色が違うのはメラニンの量と種類の違いが大きく関係しているからです。

通常ならば、色のついた髪の毛が頭皮から生えてきます。ところが、何らかの理由でメラニン色素が正常に作られなくなると髪に色がつけられず、白髪となってしまうのです。

なぜ黒髪から白髪が出来てしまうの?

メラニン色素が作られなくなる、つまり白髪になる原因の一つとしてまず加齢が挙げられます。

そもそも、色素細胞がメラニン色素を作る時には、チロシナーゼという酵素が働くシステム。

年齢を重ねていくと色素細胞の機能が低下して、かつチロシナーゼの働きも弱くなっていきます。

そのため、髪の毛に色がつく事なく、白髪のまま頭皮から生えてくるといったことが起こりるのです。

加齢による白髪が出てくる時期は人によってバラバラですが、一般的に35歳以上になると白髪で悩む人が増える傾向にあります。

食事&ストレス&睡眠管理は白髪予防に必須

普段のなにげない生活習慣も、白髪を作り出す原因になっている可能性があります。例えば、食事は健康な髪の毛を維持するためにも大切な要素。

乱れた食生活が続き、栄養バランスが崩れることで頭皮が栄養不足になってしまいます。

特に、メラニンを作り出すための酵素(チロシナーゼ)の量が少なければ、髪に十分な色をつける事が出来ません。そして、ストレスも白髪増加の大きな原因となる要素です。

ストレスが溜まると体の中で活性酸素が増えて、血流が悪くなって細胞まで栄養が行き届かなくなるため、白と黒が混じったようなシマシマの髪が生えてきます。

さらにストレスは睡眠不足にも直結するため、質の良い睡眠を取らなければ色素細胞が活性化されず、ますますに白髪の数を増やすという悪循環に陥ります。

これ以上白髪を増やさない!3つの対処法

知らない間にどんどん増えていくのが白髪の特徴です。放置していてケアされる事はないため、早めに白髪になっている原因を突き止め、対策を考えていく必要があります。

ストレスをためない生活ケア

まずは普段の自分の行動を見直し、バランスの良い食事と十分な睡眠、適度にストレスを発散させる事を心がけましょう。これは白髪予防だけではなく、体の健康維持にも大切なことです。

白髪の予防効果がある栄養素をとる

食事面を見直す場合、メラニン色素を活性化させる「チロシン」を多く含むのがチーズや納豆で、チロシンの働きを助けるミネラルや亜鉛を含むのが魚介類や海藻類です。

「髪に良いから」と集中的に食べても意味はないですが、毎日の献立の中で意識して少しずつ取り入れるようにすることで、体の内側から白髪をケアしていく効果が期待できます。

頭皮にもUVケアを

肌のために紫外線対策を徹底している人は多いですが、紫外線は髪にも大敵です。紫外線からの刺激によって活性酸素が発生するため、毛母細胞の働きを悪くしてしまいます。

紫外線から髪や頭皮を守るために、日傘や帽子は有効です。

その他にも、市販のヘアスプレーやヘアセラム、オイルの中に紫外線予防効果がある製品も多く出ています。外へ出る前にそれらを使って、髪を保護しておくのも対策法の一つです。

白髪用のヘアカラーやシャンプーもおすすめ

「白髪を増やさないように」と対策を考えて実行しても、満足できる結果が得られるまでには時間を要します。

その間にも着々と白髪が目立つようになり、余計なストレスとなって更に状況を悪化させるかもしれません。

自分の姿を鏡で見てガッカリしないように、やせ我慢でストレスを溜めないようにするためにも、白髪用のヘアカラーやシャンプーを使用するのがおすすめです。

「白髪用カラー」と「普通のカラー」は全くの別もの

ヘアカラーを使う上で注意したいのが、必ず「白髪用」と表示されたものを選ぶことです。

黒髪を明るい色に変えるヘアカラーと、白髪と黒髪の差が出ないように仕上げる白髪用ヘアカラーでは、根本的に色の作り方が違います。

そのため、白髪の人が普通のヘアカラーを使うと、パッケージの写真のような色味になりません。

白髪染めをする時は頭皮トラブルにも注意

また、ヘアカラーは髪へのダメージが強くなるため、必ず保湿成分が配合されているものを選び、部分的な白髪にはパウダータイプで隠すのも上手な使い方のコツです。

もし頭皮に痒みや赤みが生じた場合は、無理をせずに美容院で白髪染めをお願いした方が良いでしょう。

出始めの白髪には「ガチ染めしない」方法も

さらに、ヘアカラーより手軽に使えるのが白髪染め効果のあるシャンプーやヘアカラートリートメントです。

普段のシャンプー&コンディショナーと同じ要領で使うことができるうえに、特別細かい作業は必要ありません。

使えば使うほど白髪が黒や茶色に染められていき、白髪との境界線が無くなっていきます。使用場所はお風呂場ですから、部屋が汚れずに短時間で済ませられるといった点が人気の理由です。

まだ白髪が生え始めで、髪が傷む白髪染めをするのにも抵抗感が強い…という方におすすめできます。

地肌への安全性と、白髪の染まりの良さで評判が良かったのは、『マイナチュレヘアカラートリートメント』です。

ご興味ある方は、マイナチュレ公式サイトをぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

若さをキープするために、肌のスキンケアやメイクにこだわる女性は多いですが、どれだけ肌を綺麗に見せても白髪が目立つようでは台無しです。

白髪が少し目立ち始めた頃が分岐点で、適切な対策法によって白髪も目立たなくなります。

加齢による細胞機能の低下は仕方がない面もありますが、普段の生活習慣など十分にケアの余地はあります。

そして、上手に白髪用ヘアカラーなども取り入れながら黒髪を維持する事で、若さを保ちましょう。

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この記事を監修した専門家

角谷滉一

  • ヘアケアマイスター1級
  • 健康管理士1級

都内の美容室『Re+(リプラス)』を運営する、管理美容師。美容と健康のスペシャリスト。専門知識のくわしさと洞察の深さに、業界内でも定評がある。

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