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【完全版】石鹸シャンプーのメリットとデメリット!きしみ・ゴワつき・ベタつき対策も完全網羅!

角谷 滉一
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角谷 滉一
⇑でインスタもやってますので覗いてみてくださいね。 ヘア&頭皮ケアの専門家。都内で独立開業10年の現役美容師◆ヘアケアマイスター、健康管理士1級、色彩検定2級保有。
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「石鹸シャンプー」に関するお悩み相談
最近、「髪と頭皮に優しい」と聞いて、石鹸シャンプーを使い始めたのですが、洗った後は髪の毛がきしきしするし、乾かすとしっとりではなく、ベタベタするので悩んでいます…。ブラッシングをしようとしてもブラシが引っかかってしまいますし、頭皮もかゆいので、自分に合っていないいないのかなと、感じます。でも、ネットで調べると、「3ヶ月は続けて使ってみて」と書かれていますが、このままの髪の毛で3ヶ月は耐えられそうにありません…。石鹸シャンプーを使いだしてから髪と頭皮、両方の調子が悪いような気がするのですが、何が原因なのでしょうか…?洗い方やすすぎ方に問題があるんでしょうか?

石鹸シャンプーは他のシャンプーと性質が大きく異なりますので、使い方にはコツが必要です。

それとは別に、髪や頭皮に合う・合わないがはっきりと分かれるのが石鹸シャンプーの特徴です。

「体に優しい」というイメージを持たれがちな石鹸シャンプーですが、カラーやパーマをしている髪には多くのデメリットもありますので、詳しく解説していきます。

石鹸シャンプーと他のシャンプーとの違いとは

石鹸シャンプー以外のシャンプーにも多くの種類がありますが、CMで宣伝されているシャンプーのほとんどは石油系(高級アルコール系)界面活性剤がメインのシャンプーです。

一方、美容室で売っているシャンプーや、少し値段の高いシャンプーは、コンディショニング効果の高い、アミノ酸系界面活性剤やベタイン系界面活性剤がメインのシャンプーです。

そして石鹸シャンプーには

  • アルカリ石鹸系(オレイン酸Na、ヤシ油脂肪酸K)
  • 酸性石鹸系(ラウレス酢酸Na)

の2種類があります。一般的に「石鹸シャンプー」と呼ばれるものは、アルカリ石鹸系のシャンプーになります。

石鹸シャンプーは他のシャンプーと比べ、配合されている成分が少ないものが多く、大変シンプルな配合成分のシャンプーだという特徴があります。

そのかわり、使用するにあたっては注意点がありますので、石鹸シャンプーのメリットとデメリットを正確に把握しておきましょう。

石鹸シャンプーの5つのメリット

石鹸シャンプーは他のシャンプーと比べ、5つのメリットがあります。

  1. アレルギーを起こしにくい
  2. 洗浄力が高い
  3. ノンシリコンシャンプーの一種
  4. 泡切れが良い
  5. 値段が安い

①アレルギーを起こしにくい

普通のシャンプーには数え切れないほどの成分が配合されていますが、たくさんの成分が配合されていればいるほど、アレルギー体質の人はそのどれかに当たってしまう確率が高くなります。

その観点では配合成分のシンプルな石鹸シャンプーは、アレルギーを起こしにくいシャンプーだと言うことができます。

②洗浄力が高い

石鹸シャンプーは数ある界面活性剤の中でも最も高い洗浄力を持っています。

そのため、脂性肌の方で洗浄力が必要な地肌の方には、大変相性の良いシャンプーです。

③ノンシリコンシャンプーの一種

石鹸シャンプーは「感触」を良くするためのシリコンやその他の皮膜(コーティング)を作るものが配合されていないため、ノンシリコンシャンプーの一種になります。

髪の毛にシリコンが付着しすぎると、髪の毛が必要以上に重い仕上がりになってしまったり、カラーやパーマのかかりに悪影響を及ぼす場合がありますが、それを予防・解消することができます。

④泡切れが良い

大変泡切れが良いのも石鹸シャンプーの特徴です。その泡切れの良さからボディーソープとして使うのにも適しています。

対照的に、アミノ酸系のシャンプーは髪の毛との親和性が高いため、良く言えばなめらか、悪く言えばしっかり流してもぬめりを感じます。

⑤値段が安い

市販の普通のシャンプーとあまり変わらない安い値段で購入することができますので、お財布に優しいシャンプーです。

石鹸シャンプーの6つのデメリット

実際に石鹸シャンプーに切り替えると、次の6つのデメリットに悩まされる方が多いです。

  1. 特有のきしみ、ゴワつきがある
  2. 乾かした後の髪がベタベタする
  3. 頭皮への刺激が最も強い
  4. 石鹸カスが発生する
  5. 乾燥肌に不向き
  6. パーマ、カラーの持ちが悪くなる

①特有のきしみ、ゴワつきがある

石鹸シャンプーは普通のシャンプーと違って、感触を良くしたり、髪の絡まりを防止したりするものがほとんど含まれていません。

そのため、すすいだ後の髪の毛がきしきししたり、ゴワゴワしたりする方が多いです。

そのままではブラシも通らないほどのきしみになるので、必ず専用の酸リンスなどを使ってアルカリを中和する必要があります。

②乾かした後の髪がベタベタする

洗い上がりはキシキシゴワゴワしますが、ドライヤーで乾かした後の髪の毛はしっとりというよりは、ややべたつきを感じる場合が多いです。

③頭皮への刺激が最も強い

石鹸シャンプーはアルカリ性の界面活性剤で、頭皮への刺激性で言えば、石油系の界面活性剤よりも刺激があります。

私が石鹸シャンプーを使っていた時も頭皮がヒリヒリしたことがありましたが、他のシャンプーでそういったことが起きた事はありませんでした。

④石鹸カスが発生する

液体の石鹸シャンプーを使っても、髪の毛に石鹸カスが発生します。これが残ってしまうと、洗い上がりの髪のベタつきを招きます。

⑤乾燥肌に不向き

石鹸シャンプーは洗浄力が高く、脱脂力が非常に強いため、乾燥肌の方には不向きです。

髪の毛のぱさつきだけではなく、頭皮の乾燥によるフケを招くことがあるので注意しましょう。

⑥パーマ、カラーの持ちが悪くなる

石鹸シャンプーはアルカリ性ですが、「髪のキューティクルはアルカリ性で開く」という性質があります。

キューティクルが必要以上に開かれることで、髪の中にある成分が流出やすくなります。

そのため、ヘアカラーの色素が流れ出てしまいやすくなるため、石鹸シャンプーを使い続けた場合、ヘアカラーの色持ちが著しく悪くなりますし、パーマも取れやすくなります。

石鹸シャンプーで髪がベタベタする本当の原因と対策

よく石鹸シャンプーで髪がベタベタする原因が「汚れを落としきれていないから」だとか「すすぎが十分でないから」と言われていますが、実際はそうではありません。

そもそも、石鹸シャンプーは洗浄力が非常に強く、泡切れも極めていいのですから、そんな原因であるはずがありません。

あまり語られないことですが、石鹸シャンプーは水道水の中のカルシウムイオンと結合することで、水に溶けない「スカム」という石のようなものを作ります。

それが髪の毛に吸着して硬くなってしまい、石鹸シャンプー特有のゴワつきや、乾かした後のベタベタ感を生み出しています。

これは髪を洗っただけでは取れないものになるので、必ず酸性のリンスで「中和」を行う必要があります。

髪が短くてもロングヘアでも、石鹸シャンプーで洗って酸リンスをしないというのは絶対にNGです。

お酢を使ってリンスをするという方法もありますが、石鹸シャンプーの場合は根元から毛先まで、全く同じようにこのベタベタ感が出てしまいますし、しっかりと酸リンスをしないとスカムは除去できません。

そのため、手作りの液体の酸リンスだけでは髪にとどまりにくく、不十分です。

石鹸シャンプー専用の、中和作用のある酸リンスを髪の毛の根元から毛先まで、しっかりと馴染ませて2~ 3分の時間を置いてから洗い流す必要があります。

石鹸シャンプーの泡立ちが悪いと言われる理由

どんなシャンプーにも全く同じことが当てはまりますが、髪の汚れがひどい状態ではシャンプーは泡立ちません。泡立ちが悪い場合は、いちど軽くシャンプーを洗い流してからの「2度洗い」が基本です。

では、なぜ石鹸シャンプーが泡立ちが悪いことが問題なのかというと、石けんシャンプーはシャバシャバとした粘性の少ない製品がほとんどだからです。

普通のシャンプーにはとろみがあるため、手のひらで広げて髪にまんべんなくつけることができますが、石鹸シャンプーの場合はほぼ液体なので、髪全体になじませにくいという欠点があります。

石鹸よりも石油系の界面活性剤の方が起泡性は高いとされていますが、製品に「どれだけの量」の界面活性剤が配合されているかは、メーカーにしか分からないことです。

それによって同じ石油系、アミノ酸系という括りでも全く別の性能のシャンプーに変わってしまうため、石油系のシャンプーの方が絶対に泡立ちがいい、とは言い切れません。

石鹸シャンプーでくせ毛が治った・毛が生えた・白髪が減ったは本当か

石鹸シャンプーを使う前にシリコンの多い製品を多用していた場合は、蓄積されていたシリコンがなくなることで髪質が変わったように感じることがありますが、それ以外の理由で、基本的にシャンプーで髪の癖が治るという事はありません。

「毛が生えた」という内容に関しては、脂性肌の人が頭皮を十分に洗えていなかった場合、石鹸シャンプーの高い洗浄力によって余分な皮脂が取り除かれ、育毛に対して良い効果が出る場合があります。

「白髪が減った」ということについては、今のところ科学的な根拠がありませんので原因不明の情報です。

石鹸シャンプーがパーマやカラーをした髪に与える影響

髪の毛は酸には強く、アルカリには弱いという性質を持ちます。最近の一般的なシャンプーは、髪の毛に負担が少ない弱酸性に調整されています。

特にパーマやカラーをした髪は、石鹸シャンプーの「アルカリ性」と「高い洗浄力」による悪影響を強く受けてしまいます。

つまり、パーマやカラーで傷んだ髪の毛がさらに傷む原因になるので、基本的にパーマやヘアカラーをした髪に石鹸シャンプーはおすすめできません。

たとえ使用感の悪さを我慢して、3ヶ月続けて石鹸シャンプーを使っても、その状況が改善される事はありません。

石鹸シャンプーと専用のリンスには、既に傷んでしまっている髪のダメージケア効果は全く期待できませんので、すでに髪が傷んでいる場合は他のシャンプーに変えましょう。

例外的に「弱酸性の石鹸シャンプー」がありますが、それ単品のものでは、やはり洗浄力が強すぎます。

シャンプーの洗浄力を上げるために、補助的に石鹸成分が含まれているシャンプーもありますが、そういったものならばパーマやヘアカラーをした髪にも適しています。

石鹸シャンプーが合う髪と合わない髪

石鹸シャンプーには色々と尖った特徴があるので、石鹸シャンプーが「合う髪の毛」「合わない髪の毛」がはっきりと分かれます。

石鹸シャンプーが合っている髪の毛は、

  • ヘアカラーやパーマをしていない髪
  • 健康毛の人
  • 脂性肌で、汚れをしっかりと落としたい人
  • アレルギー体質で、たくさんの成分が配合されているシャンプーが合わない人

一方、石鹸シャンプーが合わない髪の毛は

  • ヘアカラーやパーマをしている人
  • 髪の毛のぱさつきなど、髪の毛の傷みが気になる人
  • 乾燥肌、石鹸の刺激に弱い肌の人

になります。石鹸シャンプーはすすいだ後の「きしみ」が問題になります。「長い時間洗ってはいけない」とか、「早くすすがなけれはいけない」といった情報もありますが、決してそういうわけではありません。

洗った後で専用の酸リンスを十分に行い、石鹸カス(スカム)を残さないようにするのが石鹸シャンプーの使い方の一番のコツです。

まとめ

  • 石鹸シャンプーは配合成分がシンプルなので、アレルギーを起こしにくい
  • 石鹸シャンプーはアルカリ性で洗浄力も高いので、傷んでいる髪には向いていない
  • 石鹸シャンプーの泡立ちが悪く感じるのは、シャンプー自体の粘性が少ないから
  • 石鹸シャンプーは頭皮に対して最も刺激がある界面活性剤。刺激に敏感な頭皮や乾燥肌には不向き
  • 石鹸シャンプーにダメージケア効果はない。無理して続けずに、ほかのシャンプーに切り替えた方が良い
  • 石鹸シャンプー特有のべたつきは、石鹸シャンプーと水道水のカルシウムによって作られる「スカム」が原因。対策としては、お酢やクエン酸ではなく、「専用の酸リンス」を根元から毛先までしっかりと付けてなじませること
  • 石鹸シャンプーはシリコンの蓄積で重くなってしまった髪や、脂性肌の頭皮には向いている

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