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一番簡単な「頭皮を潤す方法」とは?

頭皮が突っ張る感じの真犯人は意外な〇〇!かゆいのも痛み・頭痛・フケも解消!

角谷 滉一
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角谷 滉一
株)美テラシー代表取締役の角谷滉一と申します。都内で一人美容室「Re+」を10年経営している39歳の現役美容師です。趣味は「旅行」だと言いたいのに、サロンワークとブログ執筆に労力を捧げ、自由時間や優雅さとは無縁の毎日を送ってます…。甘いものが大好きで、太りやすいです。 保有資格:管理美容師、色彩検定2級、健康管理士一般指導員(健康管理能力検定1級)。
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頭皮の突っ張る感じのお悩み相談
時々頭皮の不快な突っ張る感じや、それと一緒に頭痛を感じたりすることもあるんですが、一体何が原因なんでしょうか?

いつの間にかなくなっていることの多いんですが、原因がわからなくて悩んでます…。

どうすれば頭皮の突っ張る感じは防ぐことができるのか教えてください!

頭皮のつっぱりを起こす直接の原因は、頭皮の乾燥と頭部の筋肉や帽状腱膜(頭皮の筋膜)のこわばりによるもの。実は意外なものが頭皮の突っ張りを助長しており、それはヘアカラーによるものです。

私は現役のオーナー美容師ですが、私自身もヘアカラー後、頭皮のつっぱりで悩んだことがありましたし、お客さんから同様の声をいただいたこともあった中で判明した明確な原因と対策がありますので、順番に詳しく解説していきます。

頭皮が突っ張る2つの原因

頭皮が突っ張る原因は主に2種類あり、一つは頭部の筋肉や帽状腱膜(頭皮の筋膜)のこわばりによるもので、もう一つは頭皮の乾燥によるものです。まずは原因と対処法が単純な筋膜のこわばりから解説していきます。

帽状腱膜(頭皮の筋膜)のこわばりを解消する方法は?

人間の頭部には前頭筋・側頭筋・後頭筋が頭部を一周するように張り巡らされています。なお頭頂部には大きな筋肉が存在せず、代わりに「帽状腱膜」と呼ばれる「筋膜」(骨の上にある膜のようなもの)があるのです

そして頭部を一周している筋肉(表層筋)が様々な原因でこわばることによって、帽状腱膜が下に引っ張られてしまった状態になります。例えるならば水泳キャップをグッとかぶって下に押し下げている時のような状態です。

頭の筋膜は指で揉むのではなく、手のひら全体で掴んでほぐす!

帽状腱膜の突っ張りを和らげるためには、両手全体で大きなボールをつかむような感覚で、頭頂部に向かって頭皮を上に持ち上げるようなマッサージをするのが効果的です。指先で細かくマッサージをしても、筋膜のこわばりをほぐすのにはあまり効果が見込めません。

頭皮の乾燥によるつっぱり感を引き起こす一番の原因と具体的な対処法

頭皮の乾燥を引き起こす原因は様々で、ヘアカラーを除くと以下に挙げた6つです。ただしこれらは予防改善が比較的簡単で、原因となることをやらないだけで状態が改善していきます。

  1. 必要以上に洗浄力の高いシャンプーで洗う
  2. シャンプーをすすぐとき、お湯の温度が高すぎる
  3. 体感で「熱い」と感じるほどの距離でドライヤーを当てる
  4. 日光(主に熱線)による影響
  5. 高温のドライサウナに入る

最も頭皮のつっぱり感や様々な種類の痛みを引きおこす原因であり、なおかつ改善にノウハウが必要なのはやはりヘアカラーが引き起こす頭皮の乾燥です。

ヘアカラーで頭皮が乾燥することによって起こるつっぱり・痛みの改善策は?

まず一番効果的なのはヘアカラー剤を頭皮に塗らないこと。そもそもの問題として、頭皮にヘアカラー剤が触れなければ頭皮の乾燥も起こらないからです。

ところが伸びてきた根元の髪を染める「リタッチ」においては、無意識にカラー剤を塗っていると頭皮にカラー剤がベッタリと付いてしまいます。これを塗り方で解決しようと思ったら、プロの美容師と同レベルのカラー塗布テクニックが必要です。

塗り方で対処しにくいのは「白髪染め」!

特に白髪染めの場合は、なるべく根本まで1ミリも空けずにしっかりと染めたい人が大半です。そうなるとどうしても根本の髪を埋めるようにベッタリとヘアカラーを塗っていく必要があります。

そしてそれが頭皮の突っ張る感じで悩む人を増やす最大の原因になってしまっているのです。頭皮にヘアカラーが付いてしまうのを避けられないのですから、ヘアカラーによって乾燥してしまった頭皮を「潤す」のが現実的な対処法だと言えます。

頭皮の突っ張る感じと同時に、かゆみ・痛み・頭痛・フケが伴う原因は?

ヘアカラーが頭皮に塗られたことにより、まず頭皮の油分と水分が奪われます。油分と水分を失った頭皮はヘアカラー剤の刺激に対して敏感な状態になるのです。

その影響でヘアカラーをしている時に頭皮がヒリヒリしたり、ジンジンとしみる「痛い」感覚が起こります。その感覚がない人でもヘアカラー後の頭皮は等しく乾燥しますので、眉毛を上げ下げしたときに頭皮がつっぱるような違和感を感じることが多いです。

染めた後日になってから頭皮の突っ張り感が出ることもある!

ヘアカラーをやった直後にその感覚がなくても、その後毎日のシャンプーを繰り返していることでさらに頭皮の乾燥傾向が強まり、時間差で頭皮の突っ張り感が強くなっていくこともあります。そして頭皮の乾燥は「突っ張る」という感覚以外の状態も引き起こすのです。

かゆみやフケも原因は同じく「頭皮の乾燥」!

乾燥が続くと頭皮の角質は剥がれ落ちてしまうので、それが細かいフケとなって現れるのです。そのうえヘアカラーで乾燥して敏感になった頭皮は炎症を起こしやすくなり、かゆみの原因にもなります。

頭皮の突っ張りと頭痛には相関性がある!

ヘアカラーで頭皮が乾燥して突っ張ると、その不快感で頭部周辺の筋肉は緊張を強いられます。頭を取り巻く筋肉が緊張でこわばってしまうことでますます頭痛がひどくなるという悪循環です。

うっとうしい前髪を我慢し続けて、肩こりが悪化してしまうこととよく似ているかもしれません。肩こり持ちの人は頭痛もセットで持っている傾向が強いので、心当たりのある人は見直してみたい部分です。

ヘアカラーで頭皮が突っ張る感じを予防・改善するためには?

美容室では頭皮をヘアカラーの刺激や乾燥から守る「プロテクトオイル」のサービスを行っているお店もあります。とはいえ美容室にとっては手間もコストも余分にかかる内容なので、現状ではこのサービスをやっていない美容室のほうが一般的です。

他にも「ゼロタッチ」「ゼロテク」といったメニュー名で頭皮にヘアカラーが付かない塗り方をやってくれる美容院もありますが、これはとても繊細なサービス内容です。美容師の労働負荷がとても大きく、普通にヘアカラーを塗る時とは全く違うテクニックが求められます。

ゼロタッチは「やらない」のが当たり前

お客さん目線だと「全部の美容院がゼロタッチでヘアカラーをやってくれればいいのに!」と思うかもしれませんが、ゼロタッチをお願いして断る美容室があったとしても仕方がないと思います。

なぜなら一般的な美容室の目線では、手早く簡単に塗れる普通の塗り方でヘアカラーを塗って何も問題がないならそれで良しとしたいというのが本心だからです。「同じ料金をいただくなら余計な手間はかけない」という考えは、サービスを提供するお仕事全般の根底に流れる常識なんだと思います。

冷たく感じるかもしれませんが、世界から見た日本は極端に過剰サービスを要求する不思議な国。これから先は店舗ビジネスにおいて必要以上のサービスを無料で提供しない(過剰サービスの排除)というのが全てのビジネスで徹底されていくのが世の自然な流れです。

要するに美容院とは言っても、頭皮ケアにこだわっていない美容院では「プロテクトオイル」や「ゼロタッチ」をメニューとして提供しない可能性が高いと思われます。

乾燥で突っ張ってしまった頭皮を改善する方法は?

頭皮に潤いを補給するのが一番の改善策ですが、肌と違って頭皮はベタベタしてしまっても困るのが難しいところ。刺激や乾燥を起こさない育毛剤で頭皮ケアをするのが最も有効かつ最速の改善策です。

まとめ

普段何気なく行っていヘアカラーが頭皮の突っ張りや痛みを引き起こしていたというのは、意外な答えだったのではないでしょうか?

特に白髪染めをやっている人は頭皮の乾燥トラブルに陥りやすい傾向です。

頭皮の乾燥トラブルを放置すると未来の薄毛を招いてしまうことも十分に考えられます。手遅れになってしまう前に、早めから頭皮ケア習慣をスタートさせると安心ですね。

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角谷 滉一
株)美テラシー代表取締役の角谷滉一と申します。都内で一人美容室「Re+」を10年経営している39歳の現役美容師です。趣味は「旅行」だと言いたいのに、サロンワークとブログ執筆に労力を捧げ、自由時間や優雅さとは無縁の毎日を送ってます…。甘いものが大好きで、太りやすいです。 保有資格:管理美容師、色彩検定2級、健康管理士一般指導員(健康管理能力検定1級)。
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