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美容院シャンプーと市販シャンプーのたった一つの決定的な違いとは?もうシャンプー選びに迷わない!

角谷 滉一
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角谷 滉一
⇑でインスタもやってますので覗いてみてくださいね。 ヘア&頭皮ケアの専門家。都内で独立開業10年の現役美容師◆ヘアケアマイスター、健康管理士1級、色彩検定2級保有。
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合わないシャンプーが多いお悩み相談
市販のシャンプーと美容院のシャンプー私はどちらを使ったほうがいいのかわからなくて困っています…。私の場合、髪に合わないシャンプーを使っていると頭皮が痒くなってしまうので、シャンプーは選ばないといけません。

でも頭皮の調子が良くても、使い続けていると髪がベタベタしてきてしまうものも多くて、なかなか自分に合ったシャンプーに巡り会えません。シャンプーはいい感じでも、トリートメントが髪と頭皮のどちらかに合わない場合もありますし、その逆もあります。

今は美容院で買ったシャンプーとトリートメントが合っている感じがするので使い続けてますが、お値段は結構高いです。でも市販の安いシャンプーで合わないものを使ってまた調子が悪くなるのも嫌なので、なかなか他のものに変える勇気が出ません…。

かといって美容院のシャンプーでもベタベタしてしまうものもあったので、その違いが私にはいまいちよく分りません。美容院シャンプーと市販のシャンプーは、お値段以外に何が違うのでしょうか?

意外な答えかもしれませんが、美容院のシャンプーと市販のシャンプーの決定的な違いとは、シャンプーの濃さの違いです。

CMで宣伝をしている市販のシャンプーは「石油系のシャンプーが多い」と言われますが、近年はアミノ酸系がメインの市販シャンプーも増えてきていて、成分の違いだけで見ると美容院シャンプーと市販シャンプーの差がなくなってきています。

あなたのように髪や肌がデリケートだと、自分に合ったシャンプーやトリートメントを探すのは大変なことだと思います。

続けて使ってべたつきが出てしまう原因は、よく言われるシリコン以外にもアミノ酸シャンプーそのものにも原因がありますので、詳しく解説していきます。

美容院のシャンプーと市販のシャンプーの5つの違い

美容院のシャンプーと市販のシャンプーの決定的な違いは「シャンプーの濃さの違い」だとご説明しましたが、それを含めて5つの違いがあります。

  1. シャンプーの濃さの違い
  2. パーマやカラーとの相性の良さの違い
  3. お値段の違い
  4. 成分の違い
  5. 泡立ちや使い心地の違い

①シャンプーの濃さの違い

簡単に言うと、

  • 市販のシャンプーは成分構成の「半分が水」
  • 美容院のシャンプーは成分構成の「3割前後が水」

という違いです。市販のシャンプーでも美容院のシャンプーでも、どちらにも石油系の界面活性剤が配合されている製品はありますし、逆に市販のシャンプーでもアミノ酸系の洗浄成分が配合されていたりしますが、「濃さの違い」だけは明確にあります。

美容院のシャンプーを使ったことがある人ならばわかりますが、市販のシャンプーに比べて美容院のシャンプーの方がきめ細やかな泡が立ちます。

どんなにたくさんの量の市販のシャンプーを使っても、同じような「泡」は作れません。それは成分の違いと同時に、シャンプーの濃さが違うからです。

②パーマやカラーとの相性の良さの違い

市販のシャンプーと比べると、美容院のシャンプーやトリートメントは「パーマのかかり」や「ヘアカラーの染まり方」に悪影響がない成分配合にされています。

「市販のシャンプー・トリートメント」でも「美容院のシャンプー・トリートメント」でもシリコンが配合されているものはあります。でも、美容院のシャンプー・トリートメントに配合されているシリコンは「水溶性のシリコン」がメインになっていて、

  • すすいだ後から次にシャンプーをするまでの間、髪の毛を摩擦から守ってくれる
  • 次に濡らしてシャンプーをしたら、水溶性のシリコンオイルも一緒に流れ落ちて、髪に残留しにくい

といった作りの成分配合にされています。

③お値段の違い

美容院のシャンプーの方がお値段が高い傾向にあります。高いものだと300mlで8,000円以上するシャンプーもありますし、中には市販のシャンプーと大差がないお値段のシャンプーもあります。

逆に、最近の市販シャンプーはお値段が高めのものが多くなってきているので、美容院シャンプーと市販のシャンプーの「お値段の違い」はだんだんと少なくなってきています。

他にもネット通販で「メーカーが直販しているシャンプー」というものも増えてきています。

④成分の違い

美容院シャンプーと市販のシャンプーの「成分の違い」には2種類あります。

①洗浄成分の違い

美容院シャンプーのメインで使われる洗浄成分は「アミノ酸系界面活性剤」です。市販シャンプーのメインで使われる洗浄成分は「石油系界面活性剤」です。

とはいえ、美容院シャンプーでも汚れをしっかりと落とす目的の「プレシャンプー」に使われるシャンプーは、石油系に分類される「高級アルコール系(食器洗い用の中性洗剤のメイン成分)」の洗浄成分のものがあったりするので、一概に「悪いシャンプー」とは言えませんし、目的に合ったものであればそれが悪いというわけでもありません。

②配合成分の違い

洗浄成分とは別で、「髪や頭皮の状態を良くするために配合されている成分」が美容院のシャンプーと市販のシャンプーでは違います。

美容院のシャンプーには、市販のシャンプーには配合されていない「髪質の悩み」や「髪のダメージ」、「頭皮の悩み」に効果が期待できる有効成分が配合されている場合が多いです。

シリコンが配合されている市販のシャンプーは、初めて使ったときに「洗い上がりのなめらかさ」がわかりやすいように作られています。

反対にシリコンが配合されていない市販のシャンプーは、シリコンが配合されているものに比べると洗い上がりの滑らかさは劣るものが多くなります。

一方、美容院のシャンプーはアミノ酸系の洗浄成分の配合量が多いので、きめ細かな泡が立ち、シリコンが配合されていなくてもすすいだ後のなめらかさが残ります。

そのかわり、アミノ酸系シャンプーで泡立ちを補強する成分配合になっていない製品の場合、泡立ちが悪くなります。

美容院シャンプー・市販シャンプーの7つのメリットと6つのデメリット

美容院シャンプーと市販シャンプーでそれぞれに「配合成分の偏り」がありますが、それがメリットとデメリットを生み出す要因にもなっています。

美容院シャンプーの7つのメリット

美容院シャンプーならではのメリットは7つあります。

  1. 低刺激で、髪や肌への負担が少ないものが多い
  2. パーマの持ちやヘアカラーの色持ちが良くなる
  3. 手触りを良くする成分の偏りが少ない
  4. 市販のシャンプーとは違う、個性的な香りがする
  5. 「髪質」に合わせた製品設計がされている
  6. 洗浄ダメージが少ない

①低刺激で、髪や肌への負担が少ないものが多い

美容院シャンプーは「アミノ酸系界面活性剤」や「ベタイン系界面活性剤」がメインの洗浄成分になるため、髪や頭皮に対する刺激や負担が少ない製品が多いです。

②パーマの持ちや、ヘアカラーの色持ちが良くなる

洗浄力が穏やかなシャンプーを使っていると髪から色素が流出しにくくなるため、ヘアカラーの色持ちが良くなります。

製品のPHがが弱酸性に調整されているシャンプーの場合は、パーマが緩みにくくなるので「パーマの持ち」が良くなります。

③手触りを良くする成分の偏りが少ない

市販のシャンプーは「シリコンの入っているシャンプー」でも「ノンシリコンのシャンプー」でも、手触りを良くするための「何らかの成分」が多めに配合されています。

でも、そういった「成分の偏り」があると、長期間続けて使った場合にベタつきなどを起こすリスクが上がってしまいます。

美容院のシャンプーはそういった「手触りを良くする成分の偏り」が少なく、シリコンを使っているものでも水溶性のシリコンが多いため、長期連用してもべたつきの不具合を起こしにくいという特徴があります。

④市販のシャンプーとは違う、個性的な香りがする

CMで宣伝している市販のシャンプーは市場調査が徹底的に行われていて、「ターゲット層はどんな香りが好みなのか?」ということをよく分析して作られています。

つまり、市販のシャンプーは多くの人が「いい香り」だと思う香りにされている傾向が強いということです。

なので、みんなとは違う「個性的ないい香り」が欲しい場合は、美容院のシャンプーの方が向いているでしょう。例外的に、有名メーカーの「ミルボン」が作るシャンプーは、市販のシャンプーに近い香りに作られていると言われます。

⑤「髪質」に合わせた製品設計がされている

市販のシャンプーはほとんどが「さらさらタイプ」「しっとりタイプ」という種類分けがされていますが、美容院のシャンプーは

  • 柔らかい髪質
  • 硬い髪質
  • ヘアカラーでダメージした髪
  • エイジングで変化した髪質

といったように、「髪質」や「髪のお悩み別」で種類分けされてあるものが多いです。

⑥洗浄ダメージが少ない

どんなシャンプーを使う場合でも、基本的には「洗浄ダメージ」が大なり小なり存在します。洗浄ダメージを引き起こすのは

  • シャワーのお湯の温度設定
  • 洗浄成分の脱脂力
  • シャンプー中やドライする時の「髪の摩擦」

であったりしますが、もともとの洗浄力が穏やかなものが多い美容院のシャンプーは、市販のシャンプーと比べて洗浄ダメージの少ないものが多くなります。

美容院シャンプーの6つのデメリット

一方、美容院シャンプーのデメリットは6つあります。

  1. お値段が高めのものが多い
  2. 洗浄力不足を起こすことがある
  3. アミノ酸系界面活性剤が肌に合わない人がいる
  4. 美容院でしか買えないシャンプーがある
  5. トリートメントとセットで使用しないと、効果が半減するものがある
  6. 一定のダメージを超えた髪の毛には、ヘアケア効果が及ばない

①お値段が高めのものが多い

1ポンプ数百円で購入できてしまう市販のシャンプーと比べると、成分が濃いとはいえ、美容院のシャンプーはお値段が高いです。もしも高い値段で買ったシャンプーが自分の髪や頭皮に合わなかった場合は手痛い出費となってしまいます。

②洗浄力不足を起こすことがある

アミノ酸系界面活性剤は、その「マイルドな洗浄力」が仇となり、洗浄力不足でベタベタした洗い上がりになってしまう場合があります。

市販のシャンプーに比べると感触や手触りを良くするための成分が少ないとはいえ、同じ製品を長期連用して使うとアミノ酸系シャンプーに起因する「妙な髪の重さ・べたつき」が出てしまう場合があります。

その場合は一旦他のシャンプーに切り替えるか、炭酸のシャンプーなどで一度髪を素髪にリセットする必要があります。

③アミノ酸系界面活性剤が肌に合わない人がいる

「地肌にも優しい」とされるアミノ酸系シャンプーですが、アミノ酸系界面活性剤が地肌に合わない人もいます。その場合は使い続けると地肌のかゆみが続くことになるので、シャンプーを変えることになってしまいます。

④美容院でしか買えないシャンプーがある

美容室専売品のシャンプーでも、今はたいていのシャンプーがネットショップなどで購入することができてしまいます。なので、お気に入りの美容院シャンプーが見つかったら、2回目からはネットで購入してしまうことも可能です。

でも、中には本当に美容院でしか買えないシャンプーもあるので、そういったものはシャンプーを買うためにわざわざ美容院へ足を運ぶ必要があります。

⑤トリートメントとセットで使用しないと効果が半減するものがある

美容院シャンプーの中には、基礎化粧品のように「シャンプーとトリートメントをセットで使うこと」を最初から想定した製品設計がされているものがあります。

そういったシャンプーは、ラインナップのトリートメントを使わないと効果が半減してしまう(と、メーカーは言っている)ので、他の製品と一緒に使いたい人には不便です。

⑥一定のダメージを超えた髪の毛には、ヘアケア効果が及ばない

傷んだ髪の毛をまとまりよく洗い上げてくれる美容院シャンプーですが、ドライヤーで乾かすときになかなか髪の毛が乾かないほど傷んでしまった髪の毛には、ヘアケア効果が期待できません。

それはもうシャンプーで何とかできるというレベルのダメージではないので、改善するためには他の方法を探す必要があります。

市販シャンプーの5つのメリットと7つのデメリット

市販のシャンプーのメリットとデメリットは、流通方法の違いや配合成分の偏りによってもたらされることが多くなります。

市販シャンプーの5つのメリット

市販シャンプーのメリットは5つあります。

  1. お値段がとても安い
  2. 種類が豊富
  3. パッケージと香りが魅力的
  4. どこでも買える
  5. 美容院のシャンプーと成分には差が少ないものもある

①お値段がとても安い

市販のシャンプーは、美容院のシャンプーとは比較にならないほど安い値段で買えるのが魅力です。もしも買ったシャンプーが髪や地肌に合わなかったとしても、気軽に買い換えることができます。

②種類が豊富

市販のシャンプーはプーはメジャーなものからマイナーなものまで合わせると、数え切れないほどの種類があるのでコスパの良さと同時に「気軽に選ぶ楽しみ」を味わえます。

③パッケージと香りが魅力的

美容院のシャンプーも負けてはいませんが、市販のシャンプーの「パッケージ」「香り」は大変よくできています。

事前に市場調査をしっかりと行って、多くの人が好むパッケージや香りで作られているので、洗浄効果はどうであれ、とても魅力的なパッケージといい香りです。

④どこでも買える

市販のシャンプーは近くのスーパーでも、ドラッグストアでも、アマゾンなどのネットショップでも、どこでも買えるという「利便性の良さ」があります。

⑤美容院のシャンプーと成分には差が少ないものもある

そもそも最近は美容室専売品のシャンプーがドラッグストアやロフトに並んでいることも全く珍しくないので、あなたから見るとどれが美容院のシャンプーでどれが市販のシャンプーなのか、区別がつかないものもあります。

例えば(株)デミコスメティックスの発売している「ミレアムシャンプー」は800mlで1,600円前後という、市販のシャンプーとしては微妙に高い価格帯の製品でロフトなどに並んでいますが、実は「サロン専売品のアミノ酸系シャンプー」です。

人気の「いち髪」「ミノン」は市販のアミノ酸系シャンプーで、mlあたりのお値段はミレアムシャンプーの方が安いですが、色持ち、泡立ちなど、アミノ酸系シャンプーとしての性能はミレアムシャンプーの方が全体的に上です。

市販シャンプーの7つのデメリット

一方、市販シャンプーのデメリットは7つあります。

  • 同じ製品を使い続けるとベタつきが出る
  • カラーが染まりにくくなる
  • パーマがかかりにくくなったり、取れやすくなる
  • 髪のダメージか本当にヤバくなるまで気が付かない
  • 香料で地肌のトラブルが起こりやすい
  • 製品によって洗浄力に極端な差がある
  • CMで宣伝している仕上がりには絶対ならない

①同じ製品を使い続けるとベタつきが出ることがある

石油系の市販シャンプーには、

  • キメの荒い泡が簡単に泡立つ
  • わかりやすい「指通りのなめらかさ」が一度の使用で感じられる

という特徴がありますが、水に溶けにくい「疎水性シリコン」などが蓄積することによって、何度洗っても重くベタついた仕上がりになってしまうというトラブルを引き起こすことがあります。

②カラーが染まりにくくなる

水に溶けにくい疎水性シリコンが髪に蓄積することで、髪の毛の表面には「分厚いコーティング」が作られた状態になります。

その状態だとヘアカラーをしたときに色が入りにくくなってしまう原因になることがあります。特に白髪染めの場合は「白髪に色が入らない」という失敗を招くので、これが大きな問題となります。

③パーマがかかりにくくなったり、取れやすくなる

市販シャンプーの連用でパーマがかかりにくくなってしまう原因は、カラーと同じく疎水性シリコンのコーティングの影響で、水溶性のものが多いパーマの薬剤が浸透しにくくなるので、パーマがかかりにくくなることがあります。

もしも洗浄力が高いタイプの市販シャンプーを使った場合は、その影響でパーマが取れやすくなります。特に石鹸シャンプーを使った場合は、その悪影響が顕著に出ます。

④髪のダメージか本当にヤバくなるまで気が付かない

髪の表面に疎水性シリコンによる分厚いコーティングができていると、かなりダメージの進んだ髪の毛でも「手触り」はなんとなく良くなってしまいます。

でも、そのままの状態で明るくするヘアカラーをしたりパーマをかけたりすると、髪の毛が切れてしまったり、バサバサになってしまって戻らないといった取り返しのつかない髪のダメージをを引き起こす原因になります。

⑤香料で地肌のトラブルが起こりやすい

市販のシャンプーは香りが非常に強いものが多いですが、肌や地肌のトラブルの一番の原因になっているのはその「香料」です。

香料はその科学構造がとても複雑で、一つの香料を作るためには数え切れないほどの種類の化学成分を使います。

シャンプーへの配合成分が多ければ多いほど、肌の弱い人はその「どれかに当たってしまう確率」が高くなるため、地肌のトラブルを引き起こしやすくなります。

⑥製品によって洗浄力に極端な差がある

一般的には「市販の石油系シャンプーは洗浄力が高い」と言われますが、近年のシャンプーは基本的に「毎日シャンプーすること」を想定して作られているので、洗浄力もマイルドなものが増えています。

そのかわり、市販シャンプーは製品によって洗浄力に極端な差があり、洗浄力の強すぎるものは毎日使うと髪の毛がパサパサしますし、しっとりタイプで洗浄力のなさすぎるものは使い続けると髪が重くなって、ベタベタとします。

⑦CMで宣伝している仕上がりには絶対ならない

最近見かけた某TSUBAKIという市販シャンプーのCMでは、「美容室帰りの髪型に!」という大変魅力的なキャッチフレーズが使われていましたが、もちろんそうなるわけがありません。

どんなに良いシャンプーを使ったとしても、スタイリングをやらないズボラな人は、ズボラな仕上がりになるのが当たり前です。CMを打てるような大手の化粧品メーカーはしっかりとマーケティングを行っていて、「今、消費者はどんな悩みを抱えていて、どんな言葉が消費者の心に刺さるのか」ということを熟知したうえで心を鷲掴みにするキャッチフレーズを打ち出してきます。

この場合は「美容室から帰るときはきれいな髪型だけど、家で自分でスタイリングすると同じようにできない」といった悩みに刺さる、クリティカルなキャッチフレーズでしょうね。つまり商売上手に踊らされないように、判断力を磨きましょうねということです。

CMではプロのヘアメイクの人が、モデルさんをしっかりときれいにスタイリングした状態で、その「最もきれいな瞬間」を切り取って一つの動画にされているので、CMのイメージ通りの仕上がりにはまずなりえません。

シリコン配合の有無と、シャンプーの良し悪しの関係性

以前に比べると随分誤解が減ったとは思いますが、シリコン自体は大変安定した成分で、アレルギーも引き起こさないため、危険な成分ではなく安全です。

髪の毛の表面に膜を張るような成分になるので、こういったものは肌から浸透していかないので、肌から浸透して悪さをするということもありません。

ノンシリコンシャンプーのメリットとデメリット

もともと髪の毛のコンディショニング効果の高い「アミノ酸系」や「ベタイン系」がメインの洗浄成分になっているノンシリコンシャンプーの場合は、シリコンが配合されていなくてもなめらかな洗い上がりになります。

「なめらかな洗い上がり」と言うこともできますが、「泡切れが悪くて、いつまでもぬるぬるするのが嫌い」だと言う人もいますので、好みは人それぞれです。

一方でアミノ酸系やベタイン系がメインの洗浄成分ではないノンシリコンシャンプーは、きしんだりする「悪い使用感」にしないために、「シリコン以外のもので手触りを良くする何らかの成分」を配合する必要があります。

その「何らかの成分」がポリマー成分であったり、他の何らか油分であったりするのですが、いずれにしてもシリコンシャンプーに比べると手触りのなめらかさでは劣ります。

シリコンの配合された市販シャンプーを使い続けていて、髪のベタつきや重さが出てしまっている人は、ノンシリコンシャンプーに切り替えることでそれがリセットされて、サラサラとした髪質に戻せるというメリットがあります。

でも、もともと髪のダメージがある人は、アミノ酸系やベタイン系の成分が少ないノンシリコンシャンプーの仕上がり感を、物足りなく感じるかもしれません。

手触りよく洗い上がるノンシリコンシャンプーの見分け方

パッケージの裏側の成分表示の項目で、「水」の次に来ている成分がアミノ酸系やベタイン系の洗浄成分の場合は、その配合量が多い目安になります。

「アミノ酸系界面活性剤」とひとことに言っても、大きく分けて

  • グルタミン酸系
  • アラニン系
  • グリシン系

の3つに分類され、そこからさらに多くの種類のアミノ酸系界面活性剤が派生しています。

見分け方としては、成分の名前の頭に

  • ココイル〜
  • ラウロイル〜

と書かれているものがアミノ酸系界面活性剤です。

ちなみに石油系(高級アルコール系)の界面活性剤は、

  • ラウリル〜
  • ラウレス〜

から始まる成分ですが、ラウロイル〜と似ているので混同しないように気をつけましょう。

他にも、「コカミド〜」から始まる界面活性剤は、アミノ酸系ではなく、肌への刺激が少なくベビーシャンプーにも使われる「両性界面活性剤」のベタイン系に分類される界面活性剤です。

アミノ酸同様、ベタイン系も適度な洗浄力と肌への優しさを併せ持つ洗浄成分です。

ノンシリコンシャンプーと一言にいっても、アミノ酸系以外にも「タウリン系」や「スルコハク酸系」、「アミドエーテル硫酸系」など、低刺激の洗浄成分は他にもたくさんあるので、予備知識として知っておくといいと思います。

無添加やオーガニック成分配合のシャンプーの方が髪や頭皮に優しい?

「無添加」とは、他の成分に比べて比較的アレルギーを引き起こしやすいと言われている102種類の「旧表示指定成分が含まれていないもの」をいいます。

「オーガニック」にはたくさんの認証規格が乱立していて、まだ現在では統一基準がありません。そのため、オーガニックシャンプーの定義はないので、少しでもオーガニック認証成分が含まれていれば「オーガニックシャンプー」と名乗れます。

いずれにしても言えることは、シャンプーに配合されている成分の種類が多ければ多いほど、肌が敏感な人はそのどれかに当たってしまい、「肌に合わないリスクが高くなる」ということです。

その基準で言えば、「成分構成のシンプルなシャンプーほど安全」ということもできます。いろいろな有効成分が含まれているから安全だというのは、間違った基準です。

シャンプーの頭皮に合う・合わないが分かれる人は、無添加やオーガニックに固執せず、成分構成の複雑な「香料」が含まれていないシャンプーや、配合成分が少ないシャンプーを選ぶ方が安全です。

市販シャンプー・美容院シャンプーに共通する選び方

シャンプー選びに迷わないための基準はとても明確で、自分の髪や地肌の悩みに合ったものを選ぶということです。

髪や地肌にトラブルがない人は、「香りの好み」や「製品のパッケージの好み」でシャンプーを選んでも構わないと思います。

個人的には「ちゃんと洗えること」が一番大事な役割のシャンプーに、シリコンは必要ないと考えています。でも、シリコンは「手触りの良さ」では他の成分を圧倒しているので、トリートメントにはシリコンが配合されていたほうがいいと思います。

実際にシャンプーもトリートメントもノンシリコンの製品を使うと、手触りの面では物足りなさを感じやすいはずです。

なので私の個人的なおすすめは、

  • ノンシリコンのアミノ酸系やベタイン系がメインの洗浄成分になっているシャンプーを日常的に使う
  • 水溶性シリコンがメインになっているトリートメントを一緒に使う

この組み合わせで使うと髪の毛がベタベタしたり、カラーやパーマの際にシリコンが悪影響を及ぼす心配が少なくなります。

まとめ

いずれのシャンプーの場合でも、「どの成分が、どれだけの量配合されているのか」というのが一番大事なことなのですが、それについてはメーカーが絶対に明記しません。

なので正直なところ、実際に使ってみないとあなたの髪に合っているか、良いシャンプーなのかどうかというのはわからないことになります。

  • 美容院のシャンプーと市販のシャンプーの決定的な違いは「成分の濃さ」
  • 美容院のシャンプーと市販のシャンプーの「成分構成の違い」は年々少なくなってきている
  • 市販のシャンプーの香りは多くの人が「いい香り」と感じる香り。美容院シャンプーの香りは個性的なものが多い
  • 市販のシリコンが入っているシャンプーを使い続けると、水に溶けないシリコンの蓄積による悪影響で、カラーが染まりにくくなったり、パーマのかかりが悪くなることがある
  • 現在では市販のシャンプーと同じ場所で美容院のシャンプーも売られていることがあるので、判別がしにくい
  • アミノ酸系シャンプーの方が良いと言われることが多いが、それが肌に合わない人もいる
  • コンディショニング効果の高い成分が入っていない飲んシリコンシャンプーは、物足りない使用感になることが多い
  • アミノ酸系シャンプーなのかどうかは「水」の後に表示されている成分で見分けることができるが、石油系と混同しやすい成分名があるので注意すること
  • 地肌が敏感な人は、配合成分のシンプルなシャンプーを選ぶようにすること。特に「香料」には要注意
  • 「ノンシリコンのシャンプー」と「水溶性のシリコンが配合されたトリートメント」の組み合わせが、トラブルを引き起こし起こしにくく、使い心地も良好な組み合わせ

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