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【決定盤】シャンプークロスやタオルの嫌な臭いが一発でなくなる方法!

角谷 滉一
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角谷 滉一
⇑でインスタもやってますので覗いてみてくださいね。 ヘア&頭皮ケアの専門家。都内で独立開業10年の現役美容師◆ヘアケアマイスター、健康管理士1級、色彩検定2級保有。
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美容室オーナーからの「クロスやタオルの嫌な臭い」についてのお悩み相談
シャンプークロスやタオルの「嫌なニオイ」がなかなか取れなくて困っています。ちゃんと洗っているつもりなのですが、特にシャンプークロスの「襟」は自分でも臭いが分かる位です。お客様に衛生的でないと思われてしまうと困るので、アルコールで拭いてみたりしたのですが、いまいち効果を感じません…。しかも消毒用エタノールは高価なので、コストは結構かかってしまっています。パーマ液のついたタオルの臭いもなかなか取れなくて、悩んでいます。毎日行うことなので、消毒の手間やコストのことも無視できません。良い対処法があったら教えて下さい。

クロス類やタオルは、「お客さん一人ごとに取り替えること」が美容師法で決められています。でも、その通りにやっていてもクロスやタオルのにおいが出てしまう場合は、やり方を考える必要があります。

いろいろ検証した結果、最も現実的でコスパも良い方法は「塩素系漂白剤」を活用する方法です。

臭いの出る原因や、他の対処法で得られる結果との違いも詳しく解説していきます。

シャンプークロスの嫌な臭いの原因と対策

シャンプークロスから臭いが出る場合、特に臭いが気になるのは首に当たる「襟元の部分」です。

パーマ液などの臭いが染み付いてしまう場合もありますが、圧倒的に多いのは「生乾きのような嫌な臭い」です。この臭いは雑菌によるものなので、いちどこの臭いが染み付くと、なかなか取れません。

単純な予防策としては「クロスをすぐに洗ってすぐに乾かすこと」なのですが、毎日シャンプークロスを洗っていてもこの悪臭を予防することは難しいです。

その対処法としてオススメできない方法と、私のオススメの方法を順番に解説していきます。

嫌な臭いを完全に消臭できない一般的な対処法

一般的には以下の6つの対処法を使われる場合が多いですが、それぞれにデメリットが存在します。

  1. 毎日普通に洗濯用洗剤で洗って干す
  2. 消毒用エタノールでクロスの襟元を拭く
  3. なるべくすぐにクロスを乾かす
  4. 手でこすり洗いをする
  5. ファブリーズを活用する
  6. ワイドハイターを活用する

①毎日普通に洗濯用洗剤で洗って干す

クロスが乾くまでに時間がかかりすぎるため、嫌なにおいが発生しやすくなります。

いちど臭くなってしまったクロスは普通に洗うだけでは臭いが落ちません。

②消毒用エタノールでクロスの襟元を拭く

一見効果的なようですが、私の経験上、クロスの襟元の臭いにはあまり効果がありません。

それに消毒用エタノールは、美容室で使う消毒法の中では最もコストがかかります。

③なるべくすぐにクロスを乾かす

クロスの臭いが発生してしまう前の「予防」には効果があるのですが、一度シャンプークロスが臭くなってしまった後ではあまり意味がありません。

④手でこすり洗いをする

ピンポイントでしっかり洗えるので普通に洗うよりは効果がありますが、とにかく手間がかかってしまいます。毎日のことなので、仕事量が増えてしまって大変です。

⑤ファブリーズを活用する

もともと消臭専用の製品なので、ある程度の効果は見込めます。ですが最近では、ファブリーズの除菌成分である「Quat」(第4級アンモニウム塩)という成分に毒性があるのではないかという疑いが持たれているので、注意が必要です。

⑥ワイドハイターを活用する

一見効果的なように思いますが、実際にやってみるとシャンプークロスの嫌な臭いにはほとんど効果を感じません。

シャンプークロスの嫌なニオイを簡単・完全に消臭する方法

シャンプークロスについてしまった嫌なニオイを最も簡単に消臭することができて、手間のかからない方法は以下の手順です。

  1. シャンプークロスを洗濯用ネットに入れる
  2. 洗濯したい「白タオルと一緒」に洗濯機に入れる
  3. 通常の使用量の洗剤と塩素系漂白剤を入れて洗濯
  4. クロスを「高速脱水機」にかける
  5. クロスを干して乾かす

①シャンプークロスを洗濯用ネットに入れる

撥水性のあるシャンプークロスを普通に洗濯してしまうと、脱水の際に洗濯機が故障してしまう場合があります。でも「洗濯用ネット」に入れてあれば、全く問題ありません。

②洗濯したい「白タオルと一緒」に洗濯機に入れる

白タオルの洗濯・消毒も兼ねて、使用済みの洗濯したい白タオルと一緒にシャンプークロスを洗ってしまいます。二度手間が省けるので、一石二鳥です。

③通常の使用量の洗剤と塩素系漂白剤を入れて洗濯

つまり、「ハイターを入れて、普通に洗濯機で洗濯する」ということです。

単純ですが、クロスの襟元に染み付いて取れない臭いも、確実にしっかりと消臭してくれます。

④クロスを「高速脱水機」にかける

「ソメラ 高速脱水機」という脱水専用の機械があります。簡単に言うと、プールの脱衣所に置かれている「水着の脱水機」の大型版のようなものです。

これを使うと、タオルは半日ぐらい陰干ししたレベルまで脱水することができますし、クロス類は水が一切滴らないぐらいまで水を切ることができます。

そのため、乾かすのに時間がかかってしまってまた臭くなるという、悪臭発生の原因を断つことができます。

⑤クロスを干して乾かす

高速脱水機を使用した場合、洗濯し終わったクロスを、あまり間隔をあけずに干しても十分に早く乾いてくれます。

そのため、たくさんのクロスを干す場合でも比較的「場所」を占拠せずに乾かせるので、場所の節約にもなります。

熱に弱いナイロン製のシャンプークロスでも、とくに問題が起こりません。

カットクロス、カラークロスについた嫌な臭いへの対処法

これに「ファブリーズ」を活用する美容室も多いと思われますが、前述したように殺菌消臭成分への毒性の懸念があるため、あまりお勧めできない方法です。

シャンプークロスと全く同じ方法で対処できるので、塩素系漂白剤を用いて洗濯してしまうことをお勧めします。

色柄物のクロスの色が抜けてしまうのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、私の経験上、それはありませんでした。

それでも心配な方は、「洗濯機の中に水が溜まった後」から漂白剤を投入すると良いでしょう。

その後、シャンプークロスのときと同様に「高速脱水機」を活用することで、干して乾かす時も全く水が滴らないので、高速脱水機を美容室の洗濯業務で活用する恩恵は大きいです。

「タオル」に洗っても嫌なにおいが残る原因と対処法

タオルの素材はシャンプークロスなどと比べて乾きやすいものなので、原因はまた別になります。

一番の原因になるのは、ヘアカラー剤とパーマ剤による臭いの染み付きです。

ヘアカラー剤によるタオルの臭いの染み付きは、「タオルにヘアカラー剤がたくさんついたままの状態で洗濯しないこと」が予防策です。

最も厄介なのは、システアミンの配合されたパーマ液がタオルに付いたことによって発生する残臭です。

髪の毛の場合もシステアミンの残臭は問題になりますが、髪と同じく、タオルも「繊維」なので、全く同じ問題が起こります。

私の経験上、レンタルサービスの黒タオルは、質の良いものでもやはりシステアミンの臭いが残っているものが多かったです。

システアミンの臭いがタオルから取れない場合の2つの対処法

システアミンの残臭よる対処法には、以下の2つがあります。

  1. 多めの水量、多めの洗剤で洗濯する
  2. 塩素系漂白剤使用OKのカラータオルを活用する

①多めの水量、多めの洗剤で洗濯する

ちゃんと洗濯しているつもりでも、タオルの汚れやニオイがひどくて落ち切らなさそうだと思う場合は、洗濯するものの量に対して多めの水量、多めの洗剤で洗濯するのがコツです。

②塩素系漂白剤使用OKのカラータオルを活用する

最近では「塩素系漂白剤を使用しても色が抜けない黒タオル」が発売されています。

発売当初は大変高価なものでしたが、現在はかなりお手頃な価格になっているので、タオルを新調する予定のある方は検討してみる価値が大いにあります。

そうなれば白いタオル、色付きのタオルの区別なく一緒に洗濯することができるので、クロス類も全部一緒に塩素系漂白剤を入れて洗ってしまうことも可能で、業務の効率化にもなって一石三鳥です。

消毒法、消臭法の違いによる手間とコストパフォーマンスの違い

「臭いの原因菌」を殺菌・除菌するためにはいろいろな方法がありますが、サロンワークの業務を大変にしないためにも「手間とコストパフォーマンス」という面で違いを見ていきます。

消毒用エタノールによる消毒

最もコストがかかりますが、毎回クロスの襟元を拭き取る手間の割には「消臭」の効果が得られません。

逆性石けんによる消毒

嫌なニオイの「予防」のために使うのは悪くありませんが、すでに染み付いてしまった嫌な臭いには全く効果がありません。

部分的に塩素系漂白剤をつけて洗う

確実に消臭できますが、こすり洗いと同様、毎日のことなので手間がかかります。なので私はお勧めしません。

安いシャンプークロスを「使い捨て」する

コストはかかりますが、安いものであれば一枚200円前後のシャンプークロスも売られています。

資金的に余裕があるのであれば、お客さんからは大変喜ばれるので検討してみるのもアリです。

コストはかかりますが、これが最も衛生的で、手間もかからない対処法になります。

セスキ酸ソーダ(アルカリウォッシュ)の活用

厄介なシステアミンの臭いにも効果がある方法です。問題点は「3時間以上のつけ置き」をしてから洗濯する必要がある点です。

タオルやクロスの洗濯・消毒は毎日の業務になるので、時間が必要なこの方法はおすすめしません。

失敗すると酸っぱいにおいが出てしまう、というデメリットもあります。

まとめ

私はめんどくさがりなので、臭い対策に時間を取られるのが嫌いです。

試行錯誤を繰り返した中で、最もコストパフォーマンスもよく確実に効果があった方法が「塩素系漂白剤を活用して選択し、高速脱水機を活用する方法」でした。

「洗う頻度」は法律を遵守するのであれば「毎日」のことになると思うので、クロスの枚数をそろえるのは大前提として、なるべく手間のかからない方法としてこの方法をお勧めできます。

クロスの撥水性が落ちることを心配する方もいると思いますが、、塩素系漂白剤を使っても使わなくても、毎日洗濯していれば、クロスの撥水性はいずれ落ちていくものです。

クロスの枚数が沢山あると、一枚のクロスがシャンプーで使われる頻度自体は少なくなります。

そのため、素材の劣化は結果として遅くなり、クロスの買い替えまでの期間はそれほど差が出ません。

衛生面とお客さんの不満の予防、満足度アップのためにも、「クロスの枚数を十分にそろえて、塩素系漂剤&高速脱水機の活用」をおすすめします。

  • クロス類は「洗濯用ネット」に入れてしまえば洗濯機でも全く問題なく洗濯できる
  • 美容室で「高速脱水機」を活用するメリットはとても大きい
  • 塩素系漂白剤を活用するのが、手間とコストパフォーマンスの面でも最も優れている
  • カラータオルに残る厄介なシステアミンの臭いは、「塩素系漂白剤の使用OKの色付きタオル」を活用すると最も手間がかからない

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