[同時ってOK?]ヘアカラーとパーマの正しい順番は?失敗しないやり方まで徹底解説!

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パーマとヘアカラーで新しい自分に出会いたい!そう思っている女性も多いと思います。

でも忙しいとなかなか時間がとれませんから、できればパーマとヘアカラーを同時に済ませたいですよね。

そこで気になるのが、パーマとヘアカラーを同時にする時の順番はどっちが先?

そもそも同時にしても大丈夫?といった疑問。

実際はパーマとヘアカラー一緒もOKで、できれば間隔は空けた方が良いです。

順番はどのパターンでもパーマが先になります。

この記事を読むことで、なぜヘアカラーを後にすべきかが分かって、イメージ通りの新しいあなたが手に入ります。ぜひご参考にしてください。

目次

パーマとヘアカラーはどっちを先にやった方が良い?

ヘアカラーやパーマの種類に関係なく、パーマを先にかけた方が良いです。

先にヘアカラーをすると、せっかくの色が台無しに

パーマはキューティクルを開き、髪の中に浸透していく仕組みです。

それに対して、ヘアカラーはキューティクルの隙間から髪に浸透していき、色を付けます。

つまりカラーを先に行うと、後から行うパーマ液の影響でキューティクルが開いて、カラー剤の色素が流出してしまうのです。

同時は、パーマがある程度緩くなる

ヘアカラーパーマを同時に行って、髪の毛が全くノーダメージということはありません。

カラー剤の影響によって、多少パーマは緩くなってしまいます

しかし、これは美容師がパーマのかけ方を微調整することで、対応できる問題です。

カラー剤の影響でパーマがどれくらい緩くなるかを見定めて、少し強めにパーマをかける。

そうすることで、思い通りのパーマに仕上がります。

このあたりは、美容師の腕の見せ所です。私の担当美容師は、このあたりの腕がピカイチなので、信頼しきっています。

パーマとヘアカラーは同時にできる?

基本的にはNGです。同時OKの例外もありますので、詳しく解説します。

薬機法によって禁止されている

パーマとヘアカラーを同時に行うのは、法律によって禁止されています。
「医薬部外品同士(カラー剤・パーマ剤)の同時施術は禁止」
(引用元)

美容室で「パーマやヘアカラーの同時施術はお断りです」と言われることが多いのは、この法律があるからです。

カラーとパーマの同時施術をしている美容院は、法律違反なの?

結論からいうと、法律違反をしている訳ではありません。禁止されているのは、「医薬部外品同士の同時施術」です。

医薬部外品のカラー剤と「化粧品のパーマ剤」の組み合わせなら法律違反にはならない、という例外があります。

私も以前は同時施術が法律違反ということだけを知って、通っている美容室も法律違反してるじゃん…と思ったことがありました。

例外があることを知り、安心した過去があります。

化粧品と医薬部外品パーマ剤の違いはなに?

化粧品のパーマ剤は「カーリングローション」とも呼ばれ、法律上「化粧品」として登録されている薬剤です。

このパーマ剤を使用すれば、薬事法的に問題がないのでパーマとヘアカラーの同時に行っても法律違反になりません。

ですが、化粧品とはいっても髪のダメージがあることに変わりません。

すでに髪が傷んでいる人は、ヘアカラーとパーマ両方すること自体慎重になりましょう。

パーマとヘアカラーで、期間を置く場合はどれくらい?

髪への負担を考えると、パーマとヘアカラーをバラバラの日にした方が良いです。

ではパーマの後で次にヘアカラーを行うまで、具体的にどのくらいの期間をあけるべきなのでしょうか?

間隔は7日空けましょう

7日間は、薬剤が髪に定着する期間。パーマで不安定なコンディションの髪が安定して、髪内部の状態が落ち着く期間です。

パーマというのは髪の毛の形を、半ば強引に変えています。

そのため、髪の毛に大きな負担がかり、その負担から立ち直ってなじむのにおよそ一週間かかります。

最低でも3日は空ける

忙しくて7日間も空けてられない!という方は、次のヘアカラーを最低でも3日空けましょう。

3日間でも間隔をけられれば、色落ちが極端に早くなることはありません。

よほど急ぎや時間がない時以外は、できれば次のカラーまでに7日間のインターバルをおすすめします。

パーマとヘアカラーをする時の予算はどれくらい?

パーマとヘアカラーを行う時に、だいたいの金額相場を知りたい方も多いと思います。

ここではパーマとヘアカラーを受けた時の予算を説明します。

予算の目安は1~2万円前後

お店によっても異なりますが、パーマとヘアカラー時の予算相場は1~2万円です。

  • パーマのみ5000~9000円
  • カラーのみ6000~8000円

パーマ時にカットも行うと、9000~13000円かかります。
合計して、11000~22000円になります。

パーマとヘアカラーで間を空けたケースと、同時で料金は変わる?

上記の値段は、パーマとヘアカラーの間隔を置いて、別日に行った場合の予算相場です。

同時の方が若干安くなる

美容室・美容院によりますが、同時の方が美容師の手間が減ったり、施術にかかる時間が短縮されるので安くなる傾向にあります。

パーマとヘアカラーで10,000~15,000円。
(パーマとヘアカラーにカット料金もプラスされるので、14,000~19,000円が相場になってきます。)

セルフカラー後でもパーマは大丈夫?

自分で髪を染めて、パーマだけをかけてもらっても大丈夫なの?と気になる人もいると思います。

あまりおすすめはしませんが、可能です。

セルフカラー直後は絶対にNG

セルフカラーをしてからパーマだけをかけてしてもらうのは、絶対にNGではありません。

しかし、セルフカラー直後のパーマは絶対にNGです。

セルフカラー直後のパーマは、髪の毛先がチリチリになってしまう可能性が非常に高くなります。

私も以前、セルフカラーの翌日に美容院に行って、前日にセルフカラーしたことを伝え忘れたままパーマを施術してもらいました。

その結果、毛先がチリチリになってしまった苦い経験があります。

セルフカラーしたことを、美容師さんに必ず伝えよう

取り返しがつかないチリチリ髪を避けるために「何日前にセルフカラーをした」と、美容師さんに伝えましょう。

美容師さんはその情報を元に、髪のダメージを計算してパーマを施術してくれます。そのため、失敗の可能性がぐっと低くなります。

パーマとヘアカラー後のヘアケアは何をするべき?

最後に、パーマとヘアカラー後のヘアケアについて2つの注意点を解説します。

不要なブラッシングはやめよう

パーマ後のブラッシングは要注意です。頻繁にブラッシングすることで、パーマが取れやすくなってしまいます。パーマ後は手ぐしをする程度にして、髪の毛をあまり引っ張らないようにしましょう。

タオルドライを入念にしよう

パーマやヘアカラーをした髪は、比較的熱に弱いです。特にお風呂の後に当てるドライヤーには注意が必要となってきます。長時間ドライヤーを当てるとヘアカラー・パーマともに早く取れてしまうので、タオルドライは意識的にしっかり行いましょう。

まとめ

  • パーマとヘアカラーを同時に行うときは、パーマを先にかける
  • パーマとヘアカラーは、できれば間隔を明けてからする方がおすすめ。
  • 空ける日数の目安は7日間
  • セルフカラー後のパーマは危ないので、要注意。
  • パーマとヘアカラーの後のヘアケアは、「弱った髪」を守る意識でケアする

せっかく新しい自分に変身できたとしても、その後の髪がぼさぼさにダメージしてしまっては、髪色を変えて、お金をかけてパーマした意味がなくなってしまいます。

「キレイな髪」とオシャレをずっと維持していくためにも、髪への負担はなるべく減らしていきましょう。

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この記事を監修した専門家

角谷滉一

  • ヘアケアマイスター1級
  • 健康管理士1級

都内の美容室『Re+(リプラス)』を運営する、管理美容師。美容と健康のスペシャリスト。専門知識のくわしさと洞察の深さに、業界内でも定評がある。

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