なぜおばさんパーマになる?原因と失敗を阻止する3つの対策・意外なメリット5つまで徹底解説!

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パーマとは思い通りの自分へ一気に近づける、魔法のような技術。

でも、おばさんパーマみたいなパーマは絶対にイヤ!とキレイになりたい人なら誰しも怖がりますよね。

ところがおばさんパーマには現代でも根強いニーズがあり、加齢にともなう悩みをカバーできる優れたヘアスタイルなのです。

失敗しておばさんのようになったパーマと、年配の女性が好んであてるおばさんパーマは、一見似ているようで全くの別物

この記事では、年配の女性がおばさんパーマをかける理由や、美容師からオバサンパーマをかけられない阻止策を徹底解説します。 

目次

そもそも、おばさんパーマとは?         

おばさんパーマとは、よく年配女性があてているくるくるとしたパーマのことです。

ふわっとボリュームのあるものから、細かくカールがかかっている大仏のようなものまで幅広くを指すパーマスタイル。

大阪のおばちゃんや韓国のおばさんのような髪型と言われると、イメージしやすいと思います。

中には「おばさんパーマ」をかけている人でおしゃれに見える人もいますが、実用性重視でおばさんパーマをかける人が大半です。

意図せずおばさんのようなパーマになる原因3つ      

最悪の「失敗おばさんパーマ」になってしまう理由ももちろん存在します。

実際には髪のダメージ・技量・かけ方か大きく関係しているのです。

  • 髪が傷みすぎ
  • 技量の問題
  • 顔周りのパーマが強い

髪が過度なダメージを受けている        

パーマは髪表面のキューティクルを薬剤で開くので、ダメージに配慮したパーマであったとしても、髪へのダメージゼロでは済みません。

そのため、パーマをあてる前から過度なダメージを受けている髪の場合、パーマによってチリチリになってしまう恐れがあります。

美容師の技量が不足している

パーマを綺麗に成功させるためには、美容師の優れた技術は必要不可欠です。

美容師はあなたの理想の髪型の再現を目指して、あなたの髪質に合わせてパーマ液を置く時間やロッドの太さなどを調整します。

そのため、パーマをあててもらう際はパーマ経験の多い美容師選びが重要になってくるのです。

顔回りや前髪に強くパーマをあててしまう  

後ろ髪と同じような強さで顔回りや前髪にパーマををあててしまうと、昔に流行ったようなヘアスタイルを連想させてしまいます。

その結果として、一番なりたくない「おばさん」の印象を周囲に与えてしまうのです。

また、パーマのカールがきつすぎる場合も、老けて見られることが多いため、適切な強さであててもらう必要があります。           

 老け見え阻止!おばさんのようなパーマにされない対策3つ         

おばさんのようなパーマを避けるためには、あなた自身で自衛する対策も必要となってきます。

ここでは、あなたにもできるパーマで失敗しないための対策を3つ紹介していきます。

  • 誰にパーマをお願いするか?を慎重に選ぶ
  • 必ず画像を見せる
  • 髪の傷み具合を、正確に見てもらう

美容師選びを慎重におこなう         

特にパーマは深い専門性が必要なので、値段だけで美容院を選ぶとおばさんパーマにされてしまう可能性がアップ。

なので思い通りのパーマをかけてもらうためには、美容師選びが最も重要です。

美容院や美容師を選ぶ際にはSNSでパーマに関する情報を発信している美容院を選んだり、パーマに関する口コミが良い美容師を選ぶようにしましょう。

美容師に「なりたいイメージ」をきちんと伝える         

「希望を細かく伝えすぎると、美容師さんが困るんしゃないかな…と不安に思って、適当に希望のイメージを伝えるのはやめましょう。

特にパーマでは「カールの大きさ」「ウェーブのくっきり感の強さ」などで完成するヘアスタイルが大きく異なるもの。

希望するヘアスタイルの画像を見せて、なりたいイメージを美容師と共有しましょう。

カウンセリングで髪の状態を確認してもらう        

もともとひどく傷んだ髪にパーマをあてると、さらに傷んでチリチリになってしまいます。

イメージと違うからとパーマの再施術を希望したり、縮毛矯正で伸ばしてもらおうとしたりしても、傷んだ髪をさらに悪化させてしまうだけです。

まずパーマをあててもらう際は、美容師に髪の状態をきちんと確認してもらうこと。

そしてあなたが髪のコンディションで不安に感じていることがあれば、正直に担当美容師へ伝えましょう。       

なぜおばさんパーマはなくならない?加齢特有の髪の悩み3つ       

若く美しくありたいと思う女性が多い中、あえて老けて見えがちなおばさんパーマを選ぶ女性が消えないのはなぜなのでしょうか?

それは、おばさんパーマがエイジング世代特有の髪の悩みを解決してくれるからです。

ここでは、だれしもエイジングで直面する髪の悩み5つをお伝えします。

  • ボリューム不足の解消
  • ツヤのなさをごまかしたい
  • エイジング毛のうねりをなじませたい

髪の毛が細くなり、ボリュームが出なくなる

老化に伴って、ほとんどの人の髪の毛は細くなっていきます。

髪の量が大きく変わらなくても、髪の毛が細くなると地肌が透けて見えるようになるのです。

さらには、髪全体のボリュームもなくなり、周囲から見て元気のない印象や寂しい印象を与えてしまいます。

パサついて艶がなくなる

髪の毛は20代をピークとして、髪の量や脂質量が減少します。

それに伴い、艶髪には欠かせないキューティクルがはがれやすくなり、キューティクル自体も薄くなってくるのです。

そのため以前よりも髪の毛がパサパサしたり、手ぐしでひっかかったりしてしまいます。

さらに、年齢でキューティクルが薄くなると、外部からの様々なダメージを簡単に受けるようになり、髪がどんどん傷んでしまうのです。

髪の毛がうねる  

歳を取ると、身体は衰えてきますよね。それは、頭皮も例外ではありません。

若い頃は毛穴の形状が丸く、丸い毛穴からまっすぐに綺麗な髪の毛が生えてきます。

しかし、老化で形が歪んだ毛穴からは、くねくねとした髪の毛が生えるのです。

また、老化により髪内部のたんぱく質や脂質・水分などのバランスが崩れてしまうのも髪がくねくねしてしまう原因です。

おばさんパーマの意外なメリット5つ         

実際に年齢を重ねてみないと、髪の悩みはわかりづらいもの。

誰しも平等に加齢の悩みは訪れますので、今のうちからおばさんパーマのメリットについても知っておきましょう。

  • 頻繁に美容院へ行かなくて済む
  • お財布に優しい
  • セットが簡単
  • 細い髪でもしっかりかかる
  • 少ない髪でも立ち上がる

美容院に行く頻度が減る         

おばさんパーマは通常のパーマよりキツいため、長い間ヘアスタイルを維持することができます。

そのため、美容院に行く頻度を減らすことが可能です。

美容院に行くとなると

  • 予約の手間や美容院の施術までの待ち時間
  • 施術にかかる時間
  • 美容院までの交通時間

など、多くの手間や時間が必要になりますよね。

誰しも年齢を重ねると「億劫」「面倒」と感じることが増えてしまうので、ある意味おばさんパーマは合理的なのです。

経済的な負担が減る         

おばさんパーマは美容院に行く頻度が減るので、それに伴って美容院に支払う代金も減るのです。

例えば、おばさんパーマをあてる間隔を6カ月として、施術にかかる費用をカット代の3,000円とパーマ代の1万円の合計13,000円とします。

それに対し、通常のパーマの場合は美容院に行く間隔が3カ月、施術にかかる費用をカット代の3,000円とパーマ代の5,000円の合計8,000円とします。

 この場合、半年で美容院にかかる費用を比較すると、おばさんパーマのほうが3,000円安く済ませられるのです。

髪のお手入れが楽になる         

おばさんパーマをあてると、毎朝の髪の手入れがかなり楽になります。 

一般的にパーマをあてていない場合、毎朝髪をブローしてから、アイロンで髪を巻いている人が多いでしょう。

おばさんパーマの場合、寝ぐせを直して、必要であればクリームを髪にもみこむだけで簡単に髪型が完成するのです。

毎朝アイロンでセットするのが苦にならないのは、あなたがまだまだ若い証拠。

年齢が上になるほど「手間なし」「楽」「簡単」へ移行するのがごく自然な人間の変化です。

細い髪でも長持ちする       

老化により髪が細くなると、通常のパーマがあたりにくくなったり、すぐにパーマがゆるくなってしまったりします。

おばさんパーマであれば、通常のパーマよりもキツめにあててくれるため、髪が細い人でもしっかりウェーブをつけられるのです。

髪の量が減っても十分なボリュームを出せる

加齢に伴って髪の量が減り、さらに髪の毛が細くなることで髪全体のボリュームがダウンします。

髪のボリュームがないぺちゃんこのヘアスタイルは、鏡を見た時にとても貧相です。

おばさんパーマをあてることでくるくると動きのあるヘアスタイルになるため、一番大事なボリューム感を補えます。

まとめ

第一に、美容師選びを慎重におこなってチリチリパーマを回避しましょう。    

おばさんがあてるパーマは、もともとくるくるになるようにあてられています。

ですが、あなたが意図せずになったおばさんのようなパーマはダメージも酷く、やり直しができないことも。

美容院に行くときはあまり髪を作りこまない方が、美容師に髪の状態を誤解されにくいかもしれませんね。

ご参考になれば幸いです。

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この記事を監修した専門家

角谷滉一

  • ヘアケアマイスター1級
  • 健康管理士1級

都内の美容室『Re+(リプラス)』を運営する、管理美容師。美容と健康のスペシャリスト。専門知識のくわしさと洞察の深さに、業界内でも定評がある。

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