クレムドアン×KAMIKA(カミカ)徹底比較。どっちがいいのか答えは一つ。現役美容師が公正ジャッジ

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「泡立たないクリームシャンプー」ジャンルの中で、常に人気ランキングトップを競う「クレムドアン生クリームシャンプー」と「KAMIKA(カミカ)黒髪クリームシャンプー」

どちらの商品も「うるつや髪」という同じ言葉で宣伝されているので、違いがますます分かりにくいですよね。

実際は「クリームシャンプー」とひとくくりにできないほど、2つの製品はかなりの違いがあります。

そこで今回、「クレムドアンのレビュー記事」と「KAMIKAシャンプーのレビュー記事」両方を書いた現役美容師の筆者が、実際はどう違うのか徹底的に比較検証してみました。

あなたの髪質にピッタリと合うのは、クレムドアンとKAMIKA(カミカ)のどっちでしょうか?

目次

クレムドアンとKAMIKA(カミカ)は、何が一番違う?

実際にクリームシャンプーを手の上に出すと、クリームの硬さで決定的な違いを感じます。

KAMIKA(カミカ)のほうが柔らかいテクスチャーで、クレムドアンは例えるなら「軟膏」に近い硬さです。

次からは、全24項目でクレムドアンとKAMIKAの違いを徹底比較検証していきます。

クレムドアン×KAMIKA(カミカ)徹底比較表

クレムドアンKAMIKA(カミカ)
商品画像

(カミカ公式サイトへ)

洗浄力★★★★☆★★★☆☆
パサつきケア★★★★☆★★★★★
くせ毛のうねりケア★★★★★★★★★☆
ハリコシ&ボリュームアップ★★☆☆☆★★★☆☆
くし通りケア★★★★☆★★★★★
保湿の持続性★★★★★★★★★☆
安全性★★★★☆★★★★☆
のツヤ★★★★☆★★★★★
髪のまとまり★★★★☆★★★★★
ダメージケア効果★★★★☆★★★★☆
時短★★★☆☆★★★★☆
価格★☆☆☆☆★★★★☆
返金保証なしあり(20日間)
使いやすさ★☆☆☆☆★★★★☆
解約連絡期限★★☆☆☆★★★★☆
静電気の絡まり防止★★★★★★★★★★
頭皮ケア★★★★☆★★★★★
エイジング毛ケア★★★★☆★★★★☆
「面倒」の解消★☆☆☆☆★★★★☆
黒髪効果★★★★☆★★★★☆
低刺激性★★☆☆☆★★★★☆
香り★★★★★★★★★★
ヘアカラーの色持ち★★★★☆★★★★★
シリコンオイルの有無なしあり

クレムドアン VS KAMIKA比較 洗浄力

クリームシャンプーは、ミルククレンジングのように乳化作用のみで汚れを落とします。

なので泡立つタイプのシャンプーと比較すると、クレムドアンもKAMIKAも穏やかな洗浄力です。

実際に同じ条件で洗い比べをしてみた結果、頭皮に付いたヘアカラーの落としやすさはクレムドアンが若干上でした。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 パサつきケア

クリームシャンプーで洗って、同じ放置時間(3分)で流した場合、KAMIKAシャンプーの方がうるおいます。

放置時間を長め(15分)に置いた場合は、クレムドアンとKAMIKAで保湿効果の違いをあまり感じませんでした。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 くせ毛のうねりケア

使い比べてみた結果、どうやらクリームシャンプーにはクセのうねりを抑える効果があるようです。

(泡立つタイプのシャンプーと比較)

もちろんKAMIKAにもうねりケア効果は認められ、クレムドアンの方がもっとうねり抑制には効果的でした。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 ハリコシ&ボリュームアップ

柔らかい髪で比較してみると、KAMIKAシャンプーの方がふんわり感を出せました。

そもそも、成分がトリートメントに近いクリームシャンプーは、ボリュームアップよりも収まり感アップが得意技です。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 くし通りケア

少量のシリコンが配合されている影響か、くし通りの良さはカミカシャンプーが上でした。

クレムドアンのくし通りも十分なレベルで、ロングヘアでもスルスルと手ぐしが通せます。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 保湿の持続性

クレムドアンは、普通のシャンプーで2~3回洗うまで、しっとり感が持続するのが特徴的です。

それはある意味、髪に「皮膜を作る力」の強さでもあるので、継続使用で髪に必要以上の重さが出てしまう懸念も考えられます。

個人的には、クレムドアンを「毎日使わないほうが良い」という考えです。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 安全性

クレムドアンとKAMIKA、どちらも品質管理が行き届いた国内の工場で製造されており、配合されている成分に危険な成分もありません。

そのため、安全性はどちらも問題がないので引き分けとします。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 髪のツヤ

ここは理屈抜きで仕上がり勝負です。ツヤ・サラサラ感の両方でカミカシャンプーに軍配が上がります。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 髪のまとまり

「まとまり感」については、髪質による個人差も大きい部分です。

色んな髪質の人に試した結果、カミカシャンプーの方がハネ・広がりを収めやすく感じました。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 ダメージケア効果

クレムドアンとカミカは、どちらも保湿効果に優れたクリームシャンプーです。

いずれもパサパサする乾燥毛に向いているので、ダメージケア効果は引き分けとします。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 時短

クリームシャンプーは2回すすぐ必要がないので、一般的なシャンプー&コンディショナーと比較して「すすぐ時間1回分」が時短になります。

ところがクレムドアンは「クリームの硬さ」ゆえ、髪と頭皮へなじませる時間が意外と必要です。

したがってポンプ式で、操作性に優れたKAMIKAシャンプーの勝ちとします。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 価格

KAMIKAシャンプーが400gで柔らかめクリームなのに対し、クレムドアンは300gで軟膏状の硬めテクスチャーです。

クリームが硬い×内容量が少ない=割高になりやすいので、ここは比較の余地なくKAMIKAシャンプーの完勝となります。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 返金保証

現在のところ、クレムドアンには返金保証制度がありませんので、KAMIKAシャンプーの独り勝ちです。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 使いやすさ

クレムドアンで「使いにくい」という悪い評判の原因になっているのが、ポンプ容器がないことです。

実際に私が使ってみても、クレムドアンは追加分を絞り出す時、パウチがヌルヌルと滑って大変使いにくく感じました。

「誰が使っても、カミカシャンプーの方が使いやすく感じる」と言い切れるぐらいなので、ここはKAMIKAの圧勝です。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 解約連絡期限

クレムドアンは次回発送の14日前まで、カミカシャンプーは次回発送の10日前までが電話連絡のリミットです。

単純に日数で比較すると、カミカシャンプーに軍配が上がります。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 静電気の絡まり防止

有効成分の配合量や種類・組み合わせで静電気を抑える効果は変化します。

(そのあたりは企業秘密の部分なので、誰も正確には比較できません)

実際に使用してみた結果では、長時間絡みにくい髪を保てる感じがするのはKAMIKAの方でした。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 頭皮ケア

クレムドアンは「ハチミツ」や「マカダミアナッツオイル」育毛成分の「マンダリンオレンジエキス」などが頭皮ケア成分としてはたらきます。

いっぽうKAMIKAは、「ヘマチン」や9種類の植物エキスからなる「ファルコレックスBX32」などが頭皮ケアを担う成分です。

また、クレムドアン&KAMIKAの共通成分として、白髪抑制効果が期待される「メリタン」が配合されています。

しかしクレムドアンは、配合成分よりも「頭皮へ付けにくいこと」そのものが問題です。

たとえ頭皮に良い成分が入っていても、頭皮へ付けにくくては本末転倒になってしまいます。

したがって頭皮へ付けやすく、頭皮に良い成分を行き渡らせやすいKAMIKAが勝者です。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 エイジング毛ケア

エイジング毛とは、加齢の影響でキレイに見えにくい髪質へと変化した髪のことを意味します。

髪型が台形に広がってまとまりにくいのに、トップはボリュームが出にくくなるなど、厄介な問題です。

クリームシャンプーはエイジング毛特有の「パサつき」「ツヤの出にくさ」をケアしやすいので、ここでは引き分けとします。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 「面倒」の解消

クレムドアンはパウチ容器のままで使うタイプなので、出しにくさによる手間がかかります。

特に、残りわずかになったクレムドアンを、パウチから絞り出すのは一苦労です。

ここは余計な手間とストレスを感じさせないKAMIKAが完勝します。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 黒髪効果

最近よく見かける「白髪ケア」という言葉は、具体的に何を指す言葉なのかがとても抽象的です。

実際の意味合いは「白髪染めで傷んだ髪の傷みをケアしつつ、年齢と白髪染めの負担で、ハリやうるおいが失われた頭皮をケアすること」だと推察されます。

つまり、頻繁なヘアカラーで受けた「髪のダメージケア」×「頭皮ケア」というのが、「白髪ケア」に当てはまる効果です。

そしてクレムドアンとカミカシャンプーには、どちらも白髪ケア効果が期待される注目成分「メリタン」が配合されています。

とはいえ、髪は2~6年という長いヘアサイクル(毛周期)のなかで、抜けて・生えてを繰り返すものです。

なので白髪ケアの効果は、たとえ効果が見込めたとしても、薄毛ケアと同じぐらいの長期目線で構える必要があります。

クレムドアンとKAMIKAは、いずれも頭皮環境にプラスの効果が期待できるシャンプーなので、この勝負は引き分けです。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 低刺激性

クレムドアンとKAMIKAいずれにも危険性の高い成分は配合されておらず、清涼感を与えるメントールが配合されています。

KAMIKAシャンプーの清涼感は、冬に使っても平気なくらいです。

いっぽうクレムドアンのスースー感は、メントールの刺激が大好きな、メンズの好みそうな強い清涼感です。

男性の私が使って「強い」と感じるぐらいの清涼感なので、ヘアパックする時間が耐えられない女性もいると思います。

(背中までヒンヤリします)

クレムドアンは「女の人が使うケア製品」として刺激が強い方だと思うので、ここはKAMIKAシャンプーの勝ちです。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 香り

クレムドアンはエレガントなローズ系の香り、KAMIKAは清潔感があって爽やかなマリンノートの香りです。

どちらも程よい残り香があって香りのバランスも良く、あとはもう個人の好み次第なので引き分けとします。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 ヘアカラーの色持ち

ヘアカラーの色持ちに、最も影響するのは洗浄力です。

極論、1か月間全くシャンプーをしなければ、ヘアカラーの色落ちはほとんど起こりません。

ここではよりマイルドな洗浄力で色落ちを遅くできる、KAMIKAシャンプーを勝者に選びます。

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クレムドアン VS KAMIKA比較 シリコンオイルの有無

カミカシャンプーには少量のシリコン(成分表示で16番目)が配合されており、クレムドアンはノンシリコン

とはいえ、シリコン(正確にはシリコーンオイル)は無害な成分なので、シリコン配合の有無が製品の質を悪くするわけではなく、配合の「さじ加減」が本質的な論点です。

要するにシリコンオイル配合の有無は、品質の良し悪しに直結しないので、ここでは引き分けとします。

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クレムドアンが向く人と、カミカが向く人の違いは?

どちらも髪へのうるおい感が、長時間続くクリームシャンプーです。

特にクレムドアンは、泡立つシャンプーで2~3回洗った後でもサラサラ感が持続します。

その反面、クレムドアンは「使いにくさ」と「コスパ」が問題点。

なのでクレムドアンは、2~3日に一回のスペシャルケアとして使うのが現実的な活用法です。

いっぽうKAMIKA(カミカ)は使いやすさとコスパに問題がないので、毎回クリームシャンプーで洗いたい人に向いています。

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クレムドアンとKAMIKA(カミカ)の価格&定期購入システムはどう違う?

スクロールできます
クレムドアンKAMIKA(カミカ)
通常価格(単品税別)8,0005,800
定期コース(毎月1本)初回1980(76%OFF)、2回目~3,980(49&OFF)なし
定期コース(3本が3か月おきに届く)なし 初回は1本1,980(65%OFF)、2回目~は3本11,780(32%OFF)
全額返金保証期間なし20日間(初回の1本が対象)
定期縛り(回数縛り)なし(14日前連絡)なし(10日前連絡)

定期購入の初回価格は、クレムドアンとKAMIKAどちらも1,980円です。

内容量はKAMIKAの方が100g多いので、初回の1g単価はクレムドアンが6.6円、KAMIKAは4.9円になります。

なおクレムドアンに返金保証はなく、KAMIKAは1本使い切ってもOKの全額返金保証があるシステムです。

また、定期縛りはクレムドアン・KAMIKAいずれもありません。

ただし解約の連絡期限には差があって、クレムドアンは14日前まで、KAMIKAは10日前までに連絡すると次回分から届かなくなります。

解約しやすいのはクレムドアンとKAMIKA(カミカ)のどっち?

面倒な「解約の引き留め」はなかったので、どちらも解約しにくいシャンプーではないなと思いました。

ただし電話受付のシステムには両者で違いがあり、クレムドアンは回線が込み合っている時だと「話し中になるタイプ」のコールセンターです。

いっぽうKAMIKA(カミカ)は回線の混雑時に「保留で待つタイプ」なので、一番イライラが募る「かけ直し」が必要ありませんでした。

よって、面倒やイライラを感じずに解約しやすいのは、クレムドアンよりもKAMIKAシャンプーの方ではないでしょうか。

まとめ

今回は「クレムドアン」と「KAMIKAシャンプー」で購入前の比較検討をされている方のために、なるべく公正な目線で、たくさんの情報を提供するように心がけました。

それを踏まえた上で、クレムドアンの「コスパ」と「使い勝手」「清涼感の強さ」は、人によってはデメリットと感じるかもしれません

クレムドアンは「クリームの硬さ」と「内容量の少なさ」が相まって、ロングヘアはほぼ1週間で使い切ってしまうと思ったからです。

いっぽうカミカシャンプーは、もしもあなたが気に入れば、毎日使い続けられるコストバランスになっています。

率直に言って、クレムドアンは

  1. 使いにくさのケア
  2. 平均的な髪の長さで、1か月は持つコスト設定にすること

この2点を最低限、見直したほうが、もっと良くなる商品だと思います。

そしてクリームシャンプーは、洗い流す前に長めの放置時間を置くことで、トリートメント効果が飛躍的にアップします。

ところがクレムドアンは、清涼感の苦手な人は、耐えられずに洗い流したくなってしまうかもしれません。

(もちろん清涼感の許容範囲は、人それぞれで違うと思います)

クレムドアンは良くも悪くも、全体的にマニアックなバランスのクリームシャンプーに仕上がっていました。

もしもクレムドアンを使うのでしたら、1週間に1回の集中ケア専用として使うのが、最も現実的な運用法ではないでしょうか。

あくまで僕個人の意見として、万人向けのバランスに仕上がっているのは、忖度ゼロで考えてカミカシャンプーだと思いました。

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この記事を監修した専門家

角谷滉一

  • ヘアケアマイスター1級
  • 健康管理士1級

都内の美容室『Re+(リプラス)』を運営する、管理美容師。美容と健康のスペシャリスト。専門知識のくわしさと洞察の深さに、業界内でも定評がある。

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